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集会場は不信と不安がない交ぜになった奇妙な空気に満たされていた。
人狼なんて本当にいるのだろうか。
もしいるとすれば、あの旅のよそ者か。まさか、以前からの住人であるあいつが……
どうやらこの中には、村人が8人、人狼が2人、占い師が1人、霊能者が1人、守護者が1人、囁き狂人が1人含まれているようだ。
あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。
当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。
とにかく十分に注意してくれ。
[カミーラに手招きして]
元気になったようだね。
フフン、どうだ衰えちゃいまい。街医者の若造なんかより婆の看立てが確かさ。
ほら、お入り。そこは寒いだろう。
―宿屋―
ふわあ…あぁ。
[大きく伸びをして寝床から起き上がる]
あれ、ユージーン…。
[半分寝ぼけたまま辺りを見回して瞬きする]
ああ、図書館に行くって言ってたな…。
[頭をかいてしばしぼうっとする。ずいぶん眠っていたようだが、今何時だろう?]
…だあれ?
こんな外れの襤褸小屋に、あたし以外に誰かが来るなんて。世捨て人同然のあんたが生き方変えるとは思えないんだけど。寧ろ、何かやらかしたんじゃないでしょうねえ。
[どう見ても堅気では無い深過ぎるスリットのドレス。女の顔はやや面長で声はハスキーだ。
老人はずけずけと言う女に顰めた顔のまま、うるせえ売女みたいな恰好しやがってと吐き捨て、扉の鍵を開いた。]
「と、自警団かい。
アリバイ?
昨日は珍しくローズマリーの店で飲んだ。なんだ、ローズマリーのヤツ、途中から妙にふさぎ込んじまってたやね。
俺じゃなく、この碌で無しのアリバイが無いだと。」
[老人は自警団の存在をあまり快く思っていないらしく、扉を細く開いたまま問答を繰り返す。室内に入れたくは無い様だ。表の犬も吠えたまま。ただ、老人は足が悪い。自警団が数人、無理矢理に力で扉を押し開くと、老人の力では塞ぎきれずあっさりと大開になった。]
─集会場・会議室─
[「お前たち」に引っかかりは感じたけれど。
もしかしたら、モーガンは息子が居たのだろうか?何も聞いていなかったし、何も言わなかった。何も言わずに拾ってくれた。彼は、それだけで感謝していたから。]
墓守になる事は、私が決めた事です。
あ、はい。
行きます。
[デボラの声に押し出されるように、立ち上がった。]
[こくりと小さく頷くと、遠慮がちに室内へ入ってくる。
男物のずいぶん大きな外套の中に、白い木綿の夜着を着て、あちこちに包帯が巻かれているだろうことが見て取れる。]
[カミーラが部屋に入ってくるのを見て、微笑う。
なんだかおびえているようだと思った。
それならば、それを取り除いてやらなければと思うのは、
やはり職人魂からだろうか。
知らずバッグの中を手が探る。
芸の道具は何があっただろう。]
[勢いに押されてふらつく老人を、慌てて立ち上がって支える。]
ちょっと、あんた達!
年寄り相手に何しやがんのよ!
人狼?…アリバイ?
久しぶりに帰って来たと思ったら、相変わらず陰気で湿気った田舎だわね。
この人が飲みに行ったら、あたしはここで1人。アリバイなんてある訳ないでしょ。
…きゃ!
[支えたはずの老人が彼女に殴り掛かる。]
[老婆に促されるように立ち上がり、こちらへ歩いてくる青年を見上げる。]
…こレ……。
[外套の襟元を掴んで、脱ごうかどうか迷っている様子。
目の前の男はこの外套と、同じ香りを纏っていたから。]
/PL/
人が揃っていないのでまずは名乗りだけですが…。
狼です、宜しくお願いします。
本編中にPL会話を使うつもりはあまり無いですが…今の内に役割とか相談出来れば。
設定なんかは追々演っていきます。
…。
[後にカミーラと名前が知れるであろう、今は少し異様な格好の女の挙動を見ている。
ハーヴェイがバッグの中を手探るのを見たネリーは、昨日の事を思い出して、己の手にある、空になった皿を指差して見せた。]
─集会場・会議室─
[彼は、女性が裸足なのを見て、体が冷たくなっている事を予想した。怪我も随分ひどかったみたいだ。]
暖炉の前が暖かいです。
[躊躇うようにぎこちない動きだったが、手を降ろして、暖炉の方を一度振り向いて、女性に声をかけた。]
寒いから、着ていていいです。
[女性が襟首を掴んだの見ると、断り、一度デボラを振り返って、それから暖炉へ誘導しようとした。]
−小屋−
[暗い小屋の中で何もせずただ座っている子供の元に現れた自警団に驚きだけは取り敢えず隠し精一杯強がって口を開く]
なんだよおっちゃん。
ぼ、俺みたいな子供が此処に居ちゃいけないってわざわざ文句良いに探しに来たの?
誰も探してくれる人なんて居ないんだ。
なんのようなのさ。
なに?何言ってるの?
別に良いよ。
これ書けば良いんでしょ?それで。どこに行けばいいの?学校は行かないからね。
[言われていることは殆ど耳に入っていないが、自分が何処へ行けと言われているかだけは頭に入れ、適当に調書を書きながら集会場へ向かう]
[奇妙な話だった。
...はこうしてドアの前に立っている今でも信じられていない。
聞く耳持たないといった様相で、自分たちの言いたい事だけを押し付けて去って行った男たちのことを思い返すと、なんだか無性に腹が立った。
もしかすると、そうでもして腹を立ててでもいなければ、不安に狩られてたまらなくなってしまいそうだと判っていたからかもしれない。
指示された建物は普段から見慣れた集会場だった。
日常の中に設けられた、非現実感。
この扉を開けたら、もうこちら側へは戻ってこられないような、そんな錯覚が...をその場から動けなくさせていた。
中からは、誰かの気配がしている。]
―会議室―
[ネリーの指差しに、口元ににっこりと、鮮やかな笑みを浮かべる]
お気に召しましたようで至極幸い。
[とても嬉しそうな顔でそう告げると、バッグの中から棒を取り出す。]
それじゃ、今回は長くしてみましょうか?
本当はお客様と話してはいけませんけれど、今はかまいませんよね
[悪戯っぽく微笑った]
[宿屋で一人、昨日からのことを思い出す]
…そうだ、集会所に…
[来い、と言われたのなら、引きずり出されていくまで黙殺していたっていいのだが。
逃げも隠れもしない、と宣言した以上、こちらから出向かなくてはいけない気がする。
それはこの男の奇妙な誠実で]
…逃げたと思われたら、癪に障るからな。
[身支度を簡単に整え、集会所に向かうことにした]
─集会場・会議室─
[彼は少し考えた後、そう言えばお腹が鳴るような音が聞こえていたように思ったけれど、と暖炉の傍に座った女性を見る。]
なにすんのよ、糞ジジイ。
殴る相手間違ってるんじゃないの…あぁん?
まさか、あたしが人殺しだとでも思ってんの。
…やっだ、ちょっと。
いきなり真っ青な顔になって泣かないでよ。昔、昔の人狼事件を思い出した──ですって?
[老人を殴り返し掛けて止めた、彼女が差し出した香水の匂いがするハンカチを、老人は拒む。老人は今度は自警団員に殴り掛かろうとして、逆に取り押さえられた。]
……ちょっと、あぁ、ちょっと。
昔のあんたじゃないんだから無茶しないで……。
ていうか、てめえら。
年寄りの骨が折れたらどうしてくれるんだ。
あぁ、あたしがその集会所とやらに行けば良いんでしょ?
行くわよ、行くからその人を離して──。
[暖炉の側によるカミーラのほうを見て、席を立ちながら]
誰か火をくべな。この子の身体は冷えている。
……なんだ、誰も手が空いてないのか。仕方ないね。
今夜は嵐になるよ。モーガンの小倅、気が済んだら鍋をもう一度温めな。
きっとまだ必要になるからね。
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