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シスター ナターリエ に 1人が投票した
貴族 ミハエル に 3人が投票した
研究生 エーリッヒ に 5人が投票した
神父 クレメンス に 1人が投票した
探偵 ハインリヒ に 1人が投票した
研究生 エーリッヒ は村人の手により処刑された……
次の日の朝、学生 リディ が無残な姿で発見された。
現在の生存者は、青年 アーベル、職人見習い ユリアン、シスター ナターリエ、傭兵 マテウス、貴族 ミハエル、神父 クレメンス、探偵 ハインリヒ、ランプ屋 イレーネ、小説家 ブリジットの9名。
[...はちょうど闇が一番深い場所に座り込んでいた。だから神父からは彼が見えなかったのだろう。
しかし、彼からははっきりと神父の顔が見えた]
……何か……ようですか?
[彼が人狼でないとはいえない。
だから警戒を緩める事無く、それでいて相手が油断するように鉈だけは体の後ろに隠して、ぽつりと問いかけた]
[しばしエーリッヒを見ていたが、起きる様子もなく]
アーベルとかまだ戻ってきてねえのかよ
[と、扉のほうへ木箱を背負って歩きだし]
[声が聞こえ]
[はっと驚いたようにそちらを見る]
あ、なんだ。ミハエル君ですか。
こんばんは。
食事、食べました?
[にこと笑って尋ねる]
[この手を離してもいいものか、と男は考えた。けれど、青年の言葉は昨夜のエーリッヒと違い冷静に見える。間違えてしまう、という神父の言葉も頭に残っていたかもしれない]
…冷めちまってるかもな。
[そして、結局、躊躇いながらも、男は手を離した]
誰が何を知っていて、誰が嘘をついているか。
[自分にはわからない]
[自分を人間といった彼ならばわかるのだろうか]
[この流れに組み込まれたものならばわかるのだろうか]
[ハインリヒを振り返らず、キッチンへと、再び足を向ける。
立ち上がる灰色が見えた。
何気なく、彼のいた方向を見た。
――人工的な灯りの元に煌めく、陽のひかり。
卓上では、皿の前に置かれたシルバーが、輝いていた]
[リディの言葉に、彼女に次いで尋ねようとしたら。][胡桃色の少女はごちそうさまと、食器をおいたまま二階へと戻っていった。]
[残された皿に、リゾットはまだ半分以上残っていて。][食事の邪魔をしてしまったかと、申し訳なく思いながら。]
[少女の代わりに、淡々とした言葉は耳に残った。]
…………止められるの?
[それは彼女へ向けた言葉か。]
[見送った瞳は。][遠い。]
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