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治癒術師 ミリィ に 1人が投票した。
研究生 エーリッヒ に 3人が投票した。
研究生 エーリッヒ は村人達の手により処刑された。
今日は犠牲者がいないようだ。何かの介入か、それとも……?
訪れたのは、夜明け。差し込む光に、人は何を思うのか。
言うだけタダだって、言うだけだろ……っ
昔は知らなかったんだ、そんなの、全部!
毎日、楽しいことだらけだと思ってた。
なのに――
[教えたのは、旅人であった女。
狭い場所から、広い世界へと連れ出したひと。
共に居ると約束を交わしたのに]
嬉しいことが強くなったって、悲しいことなんて要らない!
ばっかだなー。
[思いっきり言った]
言うだけでも言えばいいんだよ
エーリ君は子供なんでしょう?
子供は、いくらでも言えばいいんだよ。
[青の瞳が、乳白色の月を映した。]
悲しい事はいらない、ですか。
……ほんとに、ちっちゃな子供ですねぇ……。
[呟きはどこか、呆れたような響きを帯びて。
直後、何か感じたのか。
肩の鳥が、ばさり、と一つ羽ばたいた]
哀しいことはないほうが嬉しいけど。
でもね、エーリ君。
今、別々にしたって、エーリ君は本当にかなしくないの? さみしくないの?
人間も、妖精も、感情はみんなおんなじだよ。
……で。
ところでなんであれ光ってるの?
そんなこと言ったら、林檎(お前さん)の森番さん達が哀しむさね。
[エーリッヒの嘆きに、婆が言えたのはそれだけ。
皺だらけの手から落ちた天使は、虹の光と石の七色を混じらせた。
守護妖精の力を模した妖精王の光と、月から魔力を得た環の光が混じり合い揺れる]
別れが寂しいくせに、別れたがるんじゃないよ!
――…妖精王! 三つ目だ!! 坊を止めとくれ!!!
[やっぱり三つ言うのかという突っ込みと共に、何処からか現れたずんぐりむっくりな影が金色の光を生み出す。
月よりも満月に近い色の光は、ふわりふわりとエーッリヒへ向かう]
[だから。
これからは、もう、なければ良いと思った。
その言葉は口に出来ていたかどうか、ふわりと舞う光に気付く]
これって、妖精王の ―― 婆、騙したなっ!!
[繰ろうとした力は逆に高まり過ぎて暴走しかけ、手に追えないと悟るのは遅い。仮にも妖精の長、虹の輝きを押し込めて奪い取り、以前見たときと同じく――それよりも速く、そして強い煌きを持って、彼に向かった]
[かける煌めきは色鮮やかで。
力の奔流に、思わずぽかん、としてしまう。
手を出す事などは当然叶わず、ただ、その流れを見るのみで]
悪戯が妖精だけのものなんて、だァれが決めたのさ?
わたしゃ一度だって本物なんて言って無いさね。
[金色の光は三度目にして犯人を捕え、ふわふわと結界へ向かう]
――…別れが怖いと誰も寄せなけりゃ、ずゥっと一人ぼっちさ。
ちィと頭冷やしといで。
ほんっとうに……、
お前らなんて、きらいだっ!!
[ひどくひどく、幼いことば。
きらいと思うのは、それだけ、想いが強いから。
人の姿をしたかれを包み込む光。
対照的に環の色彩は落ち着きを取り戻す。
淡い光を宿した月は静かに人々を見下ろして。
祭りの後の、妖精の宴が終わりを告げるのも、間もなく。
旧い林檎の樹から一つの果実が落ちて、地面に転がった**]
エーリ君はまったく
[苦笑した]
ちゃんと出てこないと怒るからね。
[転がる林檎を、身を屈めて拾い上げて、ぽんと放って受け止める**]
みんなきっと怒るよ、エーリ君。
嫌いとか言われても、好きなんだからね
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