情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
―― 広場 篝火そば ――
……ん。
[イヴァンの拳握る様子に、少し、俯く顔は口端あげて。
じんわりと染み込むアルコールのせいで感情を殺せない。
だけれどアルコールのせいにしてしまうそれが嫌いでは無いから、
ロランは割と、呑む事が好きだった]
――多分、行く、と、思う、か、も
[それでも語尾は蚊の鳴くような声だったが]
―― 篝火そば ――
ははは
[ロランの小さな小さな声。
別に酒にそう弱くはないつもりだけれど、色々あって少し回りやすい状態だった]
[鬱屈した気分を飛ばすみたいに、笑う]
[ユーリーのワインに話が及べば]
そうだな。あるなら嬉しいね。
ただ、動くのが面倒なら別に構わないさ。
ユーリーは今日一日何してたんだ?
[幼馴染の肩が揺れるをみて男はふっと笑みを浮かべた。
マクシームの反応はあえて窺わない。
長い付き合いだからこそ見なくても分かるといった風情]
相変わらずの腕みたいだな。
メインは鹿料理か、なかなか豪勢だ。
[ユーリー自身は肉を口にはしないが
妹は時折ミハイルに獲物をわけてもらっていた。
他者の食事に関しては特に口を出すわけでもない]
酸味――、か。
これくらいの方が女性受けはいいと思うけど?
可愛い恋人に贈るなら今回のをすすめるね。
[口の端をもちあげてイヴァンに返した瓶を指差す。
修行と言われればクツと喉を鳴らした]
何ならうちの樽を一つ持ってくか?
重みをもたせる手伝いくらいにはなるだろ。
それじゃ、これを直して…っと。
ええと。道具お借りしまーす…。
[誰もいない空間に断り入れて、道具を拝借。
カチューシャが戻ってきたのは、丁度作業を終えた頃合だった]
ええと…こうやって切って?
へええ!ボク、そんなの全部一緒に入れていたよ。
順番に意味があるなんて知らなかったな。
ああー…、薬を飲む順番みたいなものかな。
[カチューシャは物知りだ。
ぽろぽろと話される豆知識を必死に聞きながら、手を動かす。
口をへの字に曲げて唸っていたら、色々ばれた。
宥める口調に、思わず情けなく横を見る>>188]
う、ん…。
ただ、見た目も料理のうちって聞くからね……。
[それでも見よう見まねで、料理は完成に近づいていく。
ボクの料理は不器用で、そしてちょっと格好が悪い。
それでも確かに、味は、ちょっと嬉しくなるくらいに良かった]
人が増えたら、持ってこよう。
[ロランの言に同意するように頷いた。
小さな村だから広場と自宅を往復するのには
さほど時間はかからない。
差し出されたもう一つの酒瓶。
車椅子が啼くを聞き、自らも軽く腰を折り手を伸ばした]
こっちは……
[ロランから瓶を受け取り香りを確かめてから
先ほどと同じように呷り口腔で味を確かめてから嚥下する]
洋梨か。
デザートにも良さそうだ。
[甘い香が鼻に抜けるを楽しむかのように
顔を綻ばせたまま、ありがとうの言葉と共にロランに瓶を返す]
ん。
甘くて、美味しい。
[ユーリーに渡した瓶を返してもらい、ひとくち飲んで。
イヴァンへと向けて感想を述べる。
気に入った、と添える前、
くる、と、ひとつお腹が鳴って、慌ててそっと抑えた。
聞こえていないといい、と思うが、無理かもしれない]
[イヴァンがユーリに一日を問うのを火が爆ぜる音の向こう
イヴァンへと視線を向け、それからユーリへと向ける。
一日、何をしていたのか、自身を振り返って見て、
視線を膝の上へとそっと、落とした]
―― 篝火そば ――
なぁ。俺は、女の人たちがさくさく肉を作るのを見ると割と感動する。
楽しみだな。
[楽しみなことは鹿肉だけじゃない、料理人の方もなのだ。カチューシャの家の方へとちらりと目をやった]
なっ……
あー、……うん。
いやいや。キリルにはもっと甘くて口当たりが軽いのを贈るさ。うん。もっとね。
[可愛い恋人、と言われて口ごもった。酒の勢いもあって少し朱に染まっていた頬がさらに赤くなる。言葉はかなり噛むし、視線はうろうろ。それでも嬉しくてたまらない感じ]
[のろけなら今のところノンストップで出るのだが、まあ、それはともかく。樽と聞いて、少し真顔になるとしばし逡巡]
もらえるなら助かるが……。いいのか?
ただ、今年はまだしばらくそっちまで手がまわせそうにないから、秋ごろに貰いにいくかもしれない。
―篝火そば―
[既に広場に火は上がっていて、]
悪ぃ…、遅くなっちまった。
全く手伝えなかったな。
[篝火に目を細めつつ、頭を掻いた。
どうやら飲んでいるらしいのに気付いては、]
もっと早く来りゃよかった…。
[篝火の準備に遅れてしまったことに対するよりも暗い表情になったかもしれない。]
─ カチューシャの家:台所 ─
おお。で…、っきた……!
[そうして遂に、目の前に素敵な料理が並んだ>>197
ちょっとボクの方のは見栄えが悪いけれども、仕方ない。
これだって今は充分の、精一杯だ。それに味はいい。
大半がカチューシャの力には思えたけれども、でも嬉しい。
ちらと幼馴染を見遣る。
うんと頷く顔は、我ながらきっと随分と綻んでいた]
うーんと…、ううん。ボクは持って帰ろうかな。
ええと少し…せっかくだから、イヴァンにも渡したいし。
ほら、この野菜とかイヴァンのだから。
喜ぶかもなあって。
[少し早口で言って、照れ隠しに笑う。
今度は、誤魔化せている自信はあまりなかった]
それかさ。
これいっそ、その土鍋で広場に持ってくとか…どうかな。
何となく、みんな集まってる気がするんだよね。
ほら、広場で焚き火するって言ってたろ?
だからちょっと、お祭りっぽくなってるんじゃないかと思って。
……結構みんな、単純だからさ。
[ボクは悪戯を仕掛けるみたいに声を潜める。
にやりとカチューシャに笑いかけた]
いっそ楽しくすれば、みんなの気分も変わるだろ?
[どう?と、首を傾げてみる]
[一日何をしていたか。
イヴァンに問われて少しだけ間が空いた]
両親に会ってきた。
[小さな村だ。
ユーリーの両親が他界している事も周知の事実。
墓参りというとどうも重くなりそうな気がして
男は決まってそう言うのだった]
あの旅人の所にも寄ってきた。
手伝えなくて済まなかったな。
――…ありがと、 ……イヴァン
[愛称を紡ぎかけて、ふと思い直し名を紡いだ]
あら、ちゃんと一緒にいてくれてるじゃない。
それで十分。
[騎士といわれた時の表情を見て、笑ってしまうのは、先も今も同じ。
誘いに乗ってくれたのには、満足そうに頷いて]
紅茶とハーブティー、どちらが良い?
それと、今度は妹も一緒にいらっしゃいな。
[化粧品をあげようかと、そんな言葉もつなげて。
自宅に招いて、お茶を用意して。ついでにつまみで、甘くないクッキーも。
過去に一度だけ言った言葉は、それ以上はない。
「あなたのせいじゃない」
気にしているかもしれないけれど、恐らくもう、二度と口には出さないだろう。
楽しく一時を過ごした後は、レイスを見送ることだろう]
―― 篝火そば ――
[ユーリーが洋梨の果実酒を飲むところはじっと観察する。
彼の喉仏が動いて、頬が綻べばうっしと喜び酒を呷る。
ロランの腹の虫が聞こえてしまって]
そろそろじゃないかな。
[そんな風に喋っているころ、ミハイルの姿が見えた。
だいぶ軽くなった瓶を振る]
いやー、いいってことで。
お先にはじめてます。おつかれさん。
[顔を赤くしてもにもにしているイヴァンへ向ける視線は少し、
見ていいものか迷う風に彷徨った。
その向こうから現れたミハイルを見て、目を瞬く。
暗い表情を作るのに少しだけ表情和らげ]
…まだ此れだけ。
今から、くらい。
[告げてユーリーへと視線向ける様子は、
葡萄酒を無言で強請る心算の視線だけ]
[声を潜めて告げられる言葉に、ちらりと返ってくる途中に見えた広場の光景が脳裏に浮かぶ]
あー、そうだね、たしかにあの時ロランと、イヴァンさんと、ユーリーさん見かけたし。
他にも集まってそう……
そうだね、せっかくだし。
料理も美味しくできたから皆で食べたほうが楽しいしね。
[にやりとしたキリルにくすっと笑い返して、頷いた]
じゃあ、鍋ごともっていこう。
あとは器とかだね。
[そういってちょっと深めの皿とかスプーンとか、ひつような食器を取り出してワゴンの下の段に乗せる。
その間にキリルがサラダとかを上の段に置いて]
じゃあいこっかー。
[準備ができればそのまま広場に向かうつもり。
エプロンをつけたままなのを忘れてるのはいつものことだった]
ああ、同感だ。
手際の良さに見惚れてしまうね。
[イヴァンの言にクツクツと笑う。
マクシームは如何だ、と緩く其方に視線を向けるが
イヴァンの視線は意味ありげに別の場所へと向けられていた。
何言うでもなく表情を緩めそれを見遣り]
――…く、はは。
もっと、か。
随分甘いなぁ。
[幼馴染の目元に朱が混じるをみてそんな感想を漏らした。
樽の話となれば、頷いて]
それくらいならお安い御用だよ。
ああ、分かった……、秋には用意しておこう。
[広場にやってきたミハイルの表情の暗さには
不思議そうに首を傾げるもひら、と手を掲げて歓迎する]
―― 篝火近く ――
[ユーリーの今日を聞いた]
あぁ、なるほど。お疲れさん。
[少し真顔になって瓶を地に置く。ゆらっと指で弄んだ]
[彼の両親がどこにいるかはよく知っているし、今日の自分の予定がすぐ近くにあったことも思い出した]
いや、構わない。かさもそんなになかったし、俺は大して話もしていなかった。そもそも、俺の畑に埋まってたからなあ。
[それから、自分への呼びかけに間が開いたことに気がついて、手を膝にかけながら友人を見上げた]
……どうした?
ロランにイヴァンに、ユーリー?
ああ、やっぱり集まってるんだ…うん。
それじゃあ他にも来るかも知れないな。
[話が逸れて、ほっとした。
うんうんと頷いて、また話題が戻らないように、
さっさと動いてサラダや鍋をワゴンへと乗せていく。
ついでにエプロンを外すのは、ボクも忘れた。
正直それどころの話じゃない]
あ、これはボクが押すよ。
カチューシャ、ドア開けて支えてて。
[重い台を押すのを買って出るのは、いつもの通り。
自然とそんな風にして、ボクらは広場へと足を向けた]
[ロランの視線が此方に向く。
話の流れから何を求めるかは察せられた]
何本持ってけば足りるんだろうな。
[軽く肩を竦めて男は笑った。
イヴァンの労いにはゆると目を細める]
嗚呼、畑の方の被害は……、と。
実際見た方がはやいか。
今度寄らせてもらうよ。
[畑に埋まっていた旅人の姿はみていない。
伝え聞いたのみの男はそう言いおくも
見上げて尋ねるそれには何でもないと首を振るう]
さて、と、行ってくるか。
[一応の断りを入れて、男は広場から自宅へと足を運んだ]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新