情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
─中央ビル・一階モニタールーム─
[一通り、対峙の様子を見直した後、零れ落ちたのは嘆息]
……やっぱ、飛んでもね。
[口をつくのは素の感想。
漆黒なる流星を束ねし者、その超越ぶりは幾度となく繰り返し聞かされた。
十四になるまでの十年間、『飼われて』いた場所で]
……あんなもん、ツクリモノで越えられるかってーの。
[呟きは、場にいた二人に届いたか、否か。
その事はさして気にした様子もなく]
さて、お目当てのものも見れたし。
俺は、これで。
[二人にひら、と手を振り、モニタールームを離れる。
何やら呟いているエルザには、一瞬だけ探るような視線を向けたりもしたのだが]
……さて。
どーしたもんか。
[廊下に出た所で、がじ、と頭を掻く]
贅沢言える内は、絶対と言っていいくらい当たりたくないっつーか、関わり持ちたくないのを除けば。
誰とやりあうのも、問題ないんだが。
[誰の事やら]
……死神も、スタイル的にはって感じだし。
ま、まだ全員と顔あわせた訳じゃねーし、焦らず考えるか。
[などと呑気に呟きながら、向かうのはビルの外。
建屋の中にこもっているのは、何気に好きではなかった]
[外に出て、軽く、身体を伸ばす。
広がる片翼、その動きに合わせるように、何もない右肩の辺りでも大気が動いた]
……さて、と……お?
[とりあえず上に、と思って上げた視線の先。
僅かに捉える、人の影]
……あの姐さん、よっぽどあの場所好きなんかね……。
[ぽつり、と口をつくのはこんな呟き。
脚線の方は、あんまり気にしていないらしい]
─中央ビル・屋上─
[鶸色は遥か先を見詰めたり、周囲に視線を転じてみたりと、変化を探るように動く。眼下に、ビルから出て来た姿を見つけると、微笑んでひらりと手を振った]
───どう言う原理なのかしらねぇ、片翼で羽ばたくと言うのは。
あの眼……キメラか何か、別のものを移植されたようにも見えるけれど。
[自分とは部署が違うために、漆黒流星で手を加えられたことなどの詳細は知らない。仮に聞いていたとしても、興味が無ければ覚えていることも少なかった]
[とりあえず、ここでぼーっとしていても仕方がない、と。
考えていた矢先、手を振るのが見えた。
こてり、と傾ぐ首。
手を振り返す変わりに一つ羽ばたき、大気を捉えて一気に上へと翔け上がる。
翼が生み出す揚力だけで飛行している訳ではなく、何らかの因子で気流を制してもいるのは、敏い者であれば気取れるか]
や、どーも、と。
周辺観察か何か、ってとこですかね。
[投げかけるのは、ごく何気ない言葉]
─中央ビル・屋上─
あら、会いに来て頂けるとは思いませんでしたわ。
[宙を翔け目の前に現れたライヒアルトに笑みを向けた。翼の無い空間に鶸色を向けるも、原理を悟るには己が能力では分野が違いすぎる]
そうですわね、様子見とも言えますけれど。
どちらかへお出かけになるのでは無かったのかしら?
─中央ビル・屋上─
[オクタヴィアからやや離れた位置にふわり、と降り立つ。
黒の片翼は、そこに開いたまま]
狭い所が嫌いなんで、外に出ただけ、とも。
ま、自分の陣地にできそうな場所を見繕うつもりもありますが、ね。
[返す言葉は軽いものの。
左右の瞳に宿るいろは陰陽分かれたアンバランスだが]
─中央ビル・屋上─
地形を味方につけるのは常套手段ですものね。
あまり出向きたくない場所もありますけれど。
[湿地帯を思い出して軽く肩を竦めた。離れた場所に降り立ったライヒアルトに視線を向けようと、やや振り返るような体勢になる]
貴方ですと空も得意フィールドになるのかしら?
大概の人は飛べませんものね。
(最後の1人にまで勝ち残るためには…最も合理的な選択は、他が潰しあうのを待つことだ)
[参加者と突発的に出くわさぬよう、狭い路地を伝って街を駆ける]
(しかし、同時に…)
(誰がどう戦い、勝ち残っているかも、把握しておくべきだな)
─中央ビル・屋上─
そういう事。
ま、贅沢いえない時もあるでしょうけど、出来る限りは得意フィールドで、ってのは基本ですし。
[湿地帯の事は知らぬから、肩を竦める様子にはやや首を傾げるのみ]
空は……さて、どうでしょねぇ?
それは、機会があればのお楽しみ、ってコトで。
[続く問いには、冗談めかした口調で返す。
空中戦に如何ほど対応できるか、は、晒さぬ手の内の一つ。
これまでにそれについて知った者は、例外なく闇に葬っている、とも言うが]
[まずは参加者達の居場所を把握すべく、中央ビルに向かう途中、空に巨大な隻翼の鳥を見た]
(『烏』か…屋上で誰かと会っているのか…?)
─中央ビル・一階モニタールーム─
[ライヒアルトの言葉に返す言葉は無く、
もれ出た言葉にライヒアルトの視線を受けたが、それにもさして気にした様子はなかった]
はい、それではまたいずれ。
[ライヒアルトの言葉には笑顔で、立ち去るのを見送った後]
私もこの辺で、一旦外の様子も見て周りたいですしね。
[ロミにそう告げて、ライヒアルトが出て行った後に、自分も部屋を出て行く。
ライヒアルトの姿はすでになく携帯端末を弄りながら入り口へと歩を進めた]
─中央ビル・屋上─
勝つためには───ですものね。
[同意の言葉にはクスリと笑みを返す]
あら、教えては頂けないのですわね。
残念ですわ。
[問いの答えが得られぬことに、頬に指先を当てて残念そうに首を傾いだ。チリリ、とイヤリングが揺れて音を奏でる]
詳細を教えて頂けずとも、飛べると言う時点で利点のように思えますけれどね。
――中央ビル・1階モニタールーム――
[総帥の戦闘映像が一通り流れ終わり。
『再生終了』を表す黒い画面が現れた後も、しばらく動けずにいた]
はー。凄い人だとは聞いていたけども……。
[画面上で繰り広げられた戦いが現実のものだとは、未だに信じられない。
決着後の場面に居合わせた自分ですら]
[部屋を出て行くライヒアルトに頷き見送る。
『ツクリモノ』の単語が気になりはしたが、聞き返す時間はなかった。
それに続くように、エルザもその場を去り]
オラはどうすっかなー……。
ああ、そういえば『会場』の様子も、ここから見えるんだったかいね。
[操作を一つ一つ思い出しながら、端末のボタンを押していく。
映し出される会場各所の映像。
次の戦いはまだ、始まってはいない様子**]
─中央ビル・屋上─
[きょと。そんな感じで、右の瞳が一瞬、動く。
さすがに千里眼とはいかないものの、龍の呼び名を関する瞳は視界も通常より広い。
それらは全て、『在り得ぬもの』を求める者によって与えられたものだが。
今の鴉にとっては、それは生き抜くために必要な力の一つ。
ともあれ、『龍眼』は移動する人の影を僅かに捉えていた]
そりゃま、負けるためにここに来てるわけじゃないし。
教えないのも、ある意味当然、ってコトで。
[残念そうに首を傾ぐ様子に、返すのは愉しげな笑み]
ま、空間的な優位はあるでしょうねぇ。
それを生かせるかどうかは、状況次第……で、陣地取りが重要になるわけですが。
なんにせよ、使えるモノは、使わないと、ね。
どんな経緯で持ったモノでも。
─中央ビル・屋上─
全く以ってその通りですわ。
何もせぬうちに手の内を明かし切ってしまうのも……ですもの。
[ビルから離れた場所に手の内を出し尽くした人物が居るのを知ってか知らずか、そんなことを言い。屋上の縁で組んでいた脚を戻す]
妨げになるものがあるのでは意味がありませんものね。
どんなものを持っているのかは教えて頂けませんけれど、手に入れた経緯はお教え頂けるのかしら?
[それは返答を期待していない問い。聞いたところでどうこうするわけではないが、多少の興味はある]
―中央ビル外・入り口前→中心部のどこか―
[ビルの外に出ると、一度気配を探るように遠くまで周囲を見回してから]
不意打ちされましたらその時ですかね。
[そう呟き、くすりと笑みを浮かべて当ても無くゴーストタウンの中を歩きはじめる。
今は人のいないその町並みを興味部下層に眺めながら、片手で端末を操作して記録をしている]
廃墟というわけではなさそうですね。
[時折その壁などを手で触れてなでたり]
─中央ビル・屋上─
俺の場合は、今後の仕事にも関わりますし、ねぇ。
[冗談めかした言葉と共に、肩を竦める。
右の瞳は、やはり、周囲を伺う様子のまま]
飛び上がった弾みに天井激突とか。
さすがに、カッコつきませんし……って。
[軽口めいた言葉は、投げられた問いに途切れる。
常磐緑は不思議そうに瞬いて]
……コレ……この翼は、生まれつきのモンですよ。
それ以外のは、『獣神』……馬鹿ばかしい思想で、ヒト改造しまくる変人集団に押し付けられたシロモノですが。
[『獣神』。漆黒なる流星と対立する組織の一つ。
表向きは独自の神を崇める宗教組織。
その実態は、『新種』を素体にした生体兵器の研究に力を入れている事で知られる集団。
その名は、裏の世界では有名なものの一つと言えるか]
[屋上の会話はさすがに聞こえない、しかし上っていってまで、そこに居る者を確かめるべきとも思えない]
[他にも参加者はいる]
[静かに身を隠していると、案の定、1人がビルから出てきた]
(…エルザ、か)
[つかず離れずの距離を保って尾行しながら、様子を伺う]
(仕掛けるか…?)
[潰しあうに任せるが合理的とはいえ、参加者の数が減るのは早い方がよく、そして奇襲の一撃で済むならそれは選択肢に入る]
[しかし]
(…無理だな)
[今は気づいた様子は無いが、攻撃を仕掛ければ違うだろう]
[彼女の能力は詳しくは知らない。が、戦闘能力は知っている]
[少なくとも、先制の一撃で沈められそうな気はしない]
─中央ビル・屋上─
天井に激突。
[言葉を繰り返し、想像してしまったのかクスクスと笑い始めた。口許の朱が手に隠れる。けれどその笑いも続く言葉に直ぐに途切れた]
───そう、『獣神』に。
彼らのやりそうなことね。
[口許の朱は手に隠されたまま。鶸色は異眸を見詰め細められる]
貴方は、彼らを憎んでますの?
[何気ない問い。自分には無かった感情。今まで見て来た同じような者達が抱いていた感情。単純な興味がそこにあった]
―中心部のどこか―
[視線を向ける先は中央ビルに続く道]
ここまで平坦に地面がしっかりならされていますね。
高低の誤差……数mmくらい……測定器があれば正確な値が……。
[端末に打ち込む手の動きはすばやく、呟きながら口の端に笑みが浮かんでいる]
これだけの技術もなかなか……
[少しの間そうして端末の操作をしてから、再度中央ビルから離れるように歩を進める]
……まぁこれでいっかぁ。
[中央ビル二階の自分に宛がわれた部屋。
持ってきていた荷物の中から包帯を取り出して巻いていたわけだが、巻き方が非常に適当であったためかなり不恰好かつ今にも解けそう。
だが、そんなの気にした様子もなく、んーと伸びをすると、]
さて、情報収集でもしてきますかぁ。
[そう呟くと、十字架を背負って鼻唄交じりに部屋を出た。]
─中央ビル・屋上─
[激突は、実は自分的には、笑い話でもないのだが。
さすがに、それは言うまでもない事、と口にはせず]
……んー。
さて、どうなのやら。
[向けられた問い。
常磐緑は細められる鶸色からゆるりと逸れ、空へと向いた]
いじられ尽くした十年間は、そんな感情もあったかもしれないけど。
……もう、忘れちまいましたよ。
泣こうが喚こうが、今の俺は、『片翼鴉』以外のモノにはなれない。
なら、あるモノをあるがままに使うだけ。
[淡々と語る声には、感情の色はない]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新