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あー、廊下に書かれてたやつか。
それは見てきたよ。
[晴美から簡単な状況説明を聞いて頷いた。
村であっても最初は混乱するものだし、そんなものかと思った。
溜息をつく晴美を見ると、同情するかのように肩を叩いた]
あれも面倒そうな相手だな。
[出て行く玲が残した言葉に、小さくため息ついて]
……ほんとに、占い師なら、いいけど。
[裕樹の言葉に、ぽつりと呟いた。
占いの結果、それが正しい事は、自分は知っているけれど。
誰が書いたかもわからないメッセージだけでは、それは証明しきれない]
……なんか、頭、いたい。
[初回占で白だし。
確定したら、一番狙われやすいのはゲーム・セオリー。
そう考えると、どうしても不安は尽きなくて。
周りの話をぼんやり聞きながら、*目を伏せた*]
―廊下―
…馬鹿らし。
固まって話し合って何になるっての。
[吐き捨てるように1人呟いて。
辺りを警戒しながら、ゆっくりと歩き出した。**]
[玲の『皆殺し』の言葉に>>156、思わず目を見張る。
驚く反面、そういう考えも出るのもやむなし、とは思うものの。それを口にするのはどうか、と思っていれば、突然掛けられた声>>157にきょとん、とした]
あ…お姉さんってあたしのこと?いやあねえ。照れるじゃないの。
[思わず少し赤くなって、返事を返す。しかし、普段は自分も、村の中ではよく使う言い方なのだが。
少年の方を向いた。そういえば彼の名前を知らなかったな、と思い至った]
あたしはどっちでもいいんだけど、ただ、あたしは誰も名前を知らないから、IDの方がわかりやすいかもね。
あ、あたしは「Sapphire」。「蒼」と呼ばれることも多いから、そっちで呼んでもらえるとうれしいかも。
[自分の名を名乗り、晴美の名前も聞いただろうか。同村したことは無くても、多分名前は*知っているだろう*]
そう、だな。
邪魔になったら始末しよう。
[少しだけ躊躇があったのは、村の記憶に意識を寄せていたから。
すぐに赤猫の方を見て頷いた]
もちろん、赤猫の方が大切だよ。
[口元に浮かんだ笑みは微かで、コエの届かない者達には気がつかれなかっただろう]
[涼にも説明をもらえば、ありがとうと頷いて]
ナタリーには俺は会ってない。
アート、様子を見に行ったんだったよな。
[裕樹の方を見て尋ねるように首を傾げた]
─資材置き場─
[舞い戻った形となった資材置き場では、彼の匂いはだいぶ薄れていた。
ただ単に鼻が慣れてしまったのかも知れないが、今はそんなことはどうでも良い。
気にせず中へと入り、わざと、その扉を閉める。
まず目を付けたのは、最初に来た時に見つけた工具セット。
床に置いてその中身を物色する]
ペンチは役に立たないな…。
使えてスパナとハンマー……っと、これはテグスか?
[薄暗い中、ぼんやりとした輪郭と手触りだけで物体の当たりをつける。
意外なものを見つけて、ふぅん、と小さく声を漏らした]
まぁ、使いようによっては、だな。
[テグスの束はカーゴパンツの右横のポケットへと突っ込み。
スパナやハンマーは落ちないようにベルトへと挟んだ]
だから結局堂々巡りなのは分かってるって。
[はぁと息をつき涼へと返し。]
…駄目だな。
どうにも埒が明かねぇ。
…言えるのは、七重は違うんじゃねって事くらいか?
あの荒れっぷりと焦燥っぷりを見たから言えるわけだが。
…ゲームじゃないから。
身内を襲うってのは有り得ない、かと。
[と言い、聖に声をかけられると。]
ナタリーは、管理人の…遺体がある場所まで連れてった。
暫くそこから動きそうもなかったから、置いてきたぜ。
色々、干渉しない方がよかったろうし。
[ゆっくり、悲しむ時間も必要かと。]
[物色の最中、資材置き場の前に人の気配を感じたなら、物影に身を潜め息を殺す。
やり過ごせそうならそのままに。
見つかったとしても、相手が何もして来ないのであれば、こちらも手を出さずに警戒だけを強める*ことだろう*]
[アートの見解を聞きながら自分なりにも考える]
確かに身内を襲うのは考え難い。
けれど、人狼がいるっていうのがそもそもだな。
ゲームじゃなかったら、普通ありえないだろう。
…アレを見てしまった以上、存在を否定出来ないわけだが。
[言いながら口元を押さえた。思い出せば眉が寄る。
眉間の皺が定着してしまいそうな勢いだった]
ああ、そうだな。死を悼む時間は間違いなく必要だろう。
それこそ身内なら特にね。
誰が何を言っても、慰めにもならない。
[視線を外して、重い溜息を落とした。
最後の言葉は何かを思い出すような言い方になった]
……まぁ、あんまり一人で動くな。
[瑠衣の頭に軽く手を置いた。
胸中は何となく察せて。
その原因を主に作り上げた身としては、少し申し訳なく。
とはいえ、元気付ける事が言える程、器用な性格ではなかった。
無言で手を離すと、聖の声に。]
…さぁな。
もしかしたら、人狼に見せかけた人の手の可能性、はなくはない。
[細かく遺体を調べたわけではないので、断定できないが。
私的にできなくはない、とは踏んでいた。
言えば聖はまた眉を潜めるだろうか。
自分でもあまり、思い出したくはない所だが。]
…だとしても、いいや、だからこそか。
何考えて人殺してるとか、俺にはさっぱり分からんが。
[誰が何を言っても慰めにもならないと、言う聖の様子は、何か思う所でもあるのかと眺めてはいたが。]
[感じられた少しの躊躇に疑問を感じながら]
無理はしないでね、私レンのためならがんばるから。
[対峙していればきっと精一杯の笑顔をむけていたであろうか、
表向きはなんともない風にしながらコエを続ける]
ありがとう…。
[短く告げただけのコエは、
少しばかりの照れと深い親愛の感情を込めて。
昨日HALに言われたツンデレという言葉が脳裏によぎり、
気恥ずかしさは強くなった]
俺は行くと逆効果になりかねないし。
様子見に行ってくれるのなら任せますよ。
[あの時怒鳴ってしまったのはどう考えても失敗だった]
ただ、ire-naみたいなことを言い出すのもいるので。
十分に気をつけて下さい。
[インプットのされ方で、どうにも涼には丁寧口調になる。
本当はついていけばいいのだろうけれど、と悩む]
[聖と裕樹の会話には、自分は死体を見ていないので]
なにか…普通じゃない状態でしたの…?
[言葉を選ぶようにして聞きながら話を聞いていた]
[瑠衣と裕樹のやりとりは、遠くを見ていたので気がつかず]
ああ、それはそうだ。
どうもLiGメンバーが揃っているというのに毒されてるかな。
[あまり思い出したくはないので、手段を深く考えるところまではいかなかった]
教育心理学は習っても、犯罪心理学は範囲外だ。
[どこか遠くを見るようにしたまま、首を振る]
そうだな。もう暫くしたら…俺も行こう。
[涼に同意し頷いて。
状態については、少し考えた後。]
…凄惨だった、な。まるで人狼が傷つけたように。
[細かい詳細を言う気にはなれず。
大分暈した内容を告げた。]
ええ、ナタリーさんは大丈夫だって信じたいですけど…。
[それでも普通じゃない様子だったのは向こうの部屋から聞こえた七重の声からわかり裕樹の申し出>>181に頷いて]
アートさんと一緒なら大丈夫かしら?
[裕樹が七重を介抱したらしきことから一番適任かなと思った。
裕樹と一緒にであることにはちょっとばかり心配なところもあったが、自分と裕樹が二人きりになることを皆が知っていれば大丈夫かなとも思った]
まるで……そう………普通じゃなかったんですのね……。
[あまり想像はしたくなかったが普通ではないそうとしか思えなかった。
今自分たちがいる場所事態が普通ではないのだから。]
無理じゃないさ。
必要になったらする、それだけだから。
赤猫の協力はとても心強いけどね。
[顔は誰もいない方に向けていたが、安心させるようなコエを返す]
赤猫もHALも、俺の大切な仲間。
他の誰より大事だよ。
[HALはどんな反応をしただろうか。
等分に向けられる意識は凪のように穏やかだった]
まぁそういう事。
[教育心理学、にはへぇと感心したり。]
分かるのは当人だけ…かね。
[ひょっとしたら当人にも分からないのかもしれないが。
そんな事を言い出せばキリがないので止めておいた。]
それがいいだろうね。
[裕樹と涼が一緒に行くというのに賛成をしておいて]
そう表現したくなる傷でしたね。
あまり見るべきものじゃないと思います。
[思い出せば気分のよくなるものではなかったから。
ここでその傷を分析したから何が変わるとも思わなかったから。見ないほうがいいという意味も籠めて裕樹の説明に添えた]
憶測をすることはできるだろうが、確認のしようもないからな。
…判断材料にはなるかもしれないが。
[LiGに毒されているかもという考えが、次の手を相談することを躊躇わせる。
殺人者と共に閉じ込められているのならどういう手段を講じればいいのか。自衛以外のそれを考えるのは、やはりまだ気が*進まなかった*]
うん、私…。
二人のためなら…私はなんだってできる。
きっと、なんだってできるから。
[どこか遠くにいるかのようなコエ、
そこに混じって感じられる心は陶酔であろうか?]
私にとって一番大事なのは二人だから。
[一番が二人というのは矛盾していたかもしれないが]
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