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―回想/一階・広間―
[オトフリートの笑み>>136に向ける表情は、少し、はにかんだものだった。
すり寄って来た黒猫にちょっとびくつきはしたものの、餌を欲しがっているのではない、というくらいは理解出来るようになっていて、ありがとう、と小さく口にする。
ダーヴィッドの返答>>121には、実感した、とばかり二、三度頷き、はい、と今までの少年に比べればはっきりとした声を返してから席に着いた]
嬉しい、んですか?
[勢いのよいウェンデル>>119に若干気圧されつつ、鸚鵡返しに言う。
理解していない様子だったが、続く問いかけとヘルミーネに向ける笑顔に、ああ、と頷いて、その素振りは消える]
……そう、ですね。
怖がって……話さずにいるより、ずっと、良いと思いました。
[表情を和らげる。
運の良い様子は見ていないので、彼の発言>>129には、首を振りまでせずとも疑惑の眼差しを向けたのだが]
[人狼、の単語が聞こえると表情を曇らせたが、食事の場は和やかに過ぎていった。
片付けを手伝い、体を清め、しっかりと薬を飲み、その日は、*眠りについた*]
―回想―
[ウェンデルの確信した一言にがっくりして、反論したら更にすごい反撃(ヘルミーネ至上論)が返ってきたりして返事に困ったり。
薪を運びおえる間のそんなやり取りが終わると、風呂を借りて温まってから部屋へと戻った。
そして何事もないよう朝を迎えて―――>>41>>42>>44>>45一連の流れを辿る。]
―広間―
うーん、うーん……
赤い、赤いのが……
[広間で魘され夢を見る。
何の夢かは、本人もわからない。
ただ嫌な、苦しい夢で。それはここに来る前に見たものに少し似ているような気がすると、苦しんでる頭の一部の冷静なところが告げていた。そんな所があるんだなと自分でも思ったりしたが。]
はっ………うわぁ!
[がばっといつも通りに起き上がる。顔色は悪い。青いまま回復してはいなかった。
飛び起きた自分に、まず真っ先に団員が駆け寄った。開口一言、一体何があったと、問い詰めるように尋ねてくる。]
なに、が?
なに………
[どこかぼんやりしていると、向こうはやや苛ついたようにしっかりしろと肩を揺すった。]
―二階個室―
七回死んでも、ご飯があれば八回起きてきそうだわ。
[そんな会話をしたからだろうか。
一番最初の夢はユリアンだるまが雪原を転がりまわる夢だった。
食事の後片付けをして、まだ起きているとお菓子を作り始めるローザに後を任せ、個室に戻って寝台の中で微睡む]
……ンッ。
[しかし明け方の夢は映像として記憶に残らない。
痛みのするほど強い光だけが焼きついた。
眩暈のするほど強い声を伴って]
[苦しくて寝返りを打ったとき、悲鳴が外で響いた。
孔雀色を開くと今度は扉を開閉する音が聞こえる。
何かあったのだろうか。スッキリしない頭を振りながら、身支度を整えてから部屋を出た]
ユリアン。
…イレーネちゃん?
[人の声がする方に足を向ける。
何があったのかを簡潔に説明されて顔色が真白になった。
頬だけが僅かに紅潮している]
…毛布か何か取ってくるわ。
[見には行かない方がいいと言われて頷いた。
イレーネ達がどれだけ外にいたのかは分からないが、あって困ることもないだろう。確か浴室の隣には倉庫があったはずだと、数枚の毛布を取りに広間を出た]
―回想・昨夜―
[コエがかかった気がした]
ああ、大丈夫だ…。
[返すのはそんな返答、向こうには届いたかどうか。
その日はもう、普通の食事は取る気にならなくなった。
それでもまだ、抑えられている今は、積極的にそれを食す気にもなれなかった]
気を使ってもらって悪いな。
[その日は、部屋に戻ってからしばらくは本を読んで過ごした。
主に経済学について書かれた本。
いつしかそのまま眠りに落ち、次の日の朝になり……]
―自室―
[昨夜は本を読みながら自室で過ごし、そのまま眠りに落ちた。
ダーヴィッドの悲鳴で目を覚ます。
平時ならいつものことかと思い過ごすその声も、今は事情が違う。
聞こえてきたのは悲鳴と共に団長を呼ぶ声、ベッドから飛び上がり]
はぁ……
[ため息混じりに、ベッドから起き上がり]
[イレーネの様子が変なことに気付き]
イレーネ…?
あんま無理はするなよ…。
[とりあえず、そうコエをかけてから]
今そっちにいるのか?俺も行く。
[そう告げて部屋を後にした]
あ…、ああ…そうだ団長が…俺が、朝納屋に行こうとしたら…集会場の壁の向こうに足が見えて……誰か倒れてるのかと思って、向こう側に回ったら……団長が血まみれになって倒れて……。
[犯人は見たのかとの問いには首を振る。何時も通り、見た瞬間に倒れたので人影を探す事も出来ず現場には手も触れていない事を告げると、向こうは落胆したように肩を落としたのだった。
謝ることも出来ず、青い顔のまま広間の方を見渡すと。]
っ!
[広間に居たイレーネの方を見て、一瞬驚いたような表情を見せ視線を逸らした。それについてどうしたと聞かれても、何でもないと誤魔化すだろう。]
―未明/二階・自室―
――――――……ッ、
[からだが、あつい。
寝台に横たわる少年は、己の胸を、その上にあるブローチを掴み、足を折り曲げ身を縮こまらせる。額に張り付いていた髪が落ちた。浅い呼吸の合間には咳が混ざり、時おり、ひゅ と喉が鳴る。
眠りの淵から呼び起こされて睫毛が震え、覗いた眼は苦痛に濡れていた]
エー……………ファ?
[微かに動いた唇は、生まれて来なかった片割れの名を紡ぐ。
虚空を見つめる眼差しが移ろい、少年自身の胸元に向いた。ブローチから手を離すと、普段、瞳によく似た蘇芳色を抱いている石が、微細に色を変えている]
な、に……、
[何かを掴もうとするよう、頭上に手を伸ばして、握り、開くけれど、手の内には何も残りはしない。
やがて、その手はぱたりと落ちた]
[意識が鮮明になったときには、日は既に昇っていた。
少年の体は、もう熱くない。逆に、冷えた汗が体温を下げている。
遠く、誰かの悲鳴が聞こえた気がして、気のせいではなく部屋の外が騒がしくなったのが分かったが、すぐには動けない。
緩慢に寝台の上に手を突いて身を起こして頭を振り、張り付く衣服を引っ張る。首元のブローチは、元の赤い色に戻っていた]
……なに、が、
[あったんだろう、との独り言すら言葉になり切らない。
身支度もろくに整えず、ストールを羽織っただけで、部屋を出て階下に向かう]
―自室→広間―
[部屋を出て、向かおうとしたのは悲鳴のした方、確か外だったはず。
階下に下りると広間の先、そちらの方で外が騒がしいのに気付く。
台所に向かい、そこから外に出ようと納屋の前では自衛団員達が何名かいた。
赤い物がそちらの方に見える。それが示す事実はおそらく一つだけだろうが
すぐに団員達が自分に気付くと、広間にいるように言われた。
説明もちゃんと聞けるはずだと、付け加えられ。先日のこともあったので大人しく従った]
おはよう
なにかったあった…んだな…?
[広間に着くと何人かの姿がすでに見えて、少し言葉を選んでからそう尋ねた。
ダーヴィッドの説明を聞けると静かに頷いて呟いた]
そうか……。
―広間―
[毛布を抱えて広間の中へ。
丁度ダーヴィッドが目を覚ましたところらしい。
ソファの上に置くと一枚を手に取ってイレーネの所へ]
寒くはない?
女の子が身体を冷やしちゃダメよ。
[振り払われなければ肩にそっと掛ける。
驚いたようなダーヴィッドは見えてどうしたのだろうと思ったが、自衛団員もまだいたので問い詰めるまでは至らなかった]
よぉ、エルザちゃん。
[エルザが毛布をもって広間に戻ってきて、軽く挨拶をする。
ダーヴィッドがイレーネに驚くような様子は、団長の孫が相手だからだろうと思った。]
あ、手伝うわ。
[オトフリートがお茶の準備するのを手伝い、皆に配っていく]
暖かいもの飲めば少しは落ち着くだろう。
[エルザと視線は合わなかったものの、何となく見られている気配は感じた。イレーネも同様だろうか。
団の同僚にもどうしたと問われたが。]
いや、何でも…。
……水、飲んでくる。
[そう言って起き上がると、まだふらつく足取りで台所の方へと向かっていった。]
―一階:廊下―
[階下に至ると、行き交う自衛団員の姿が見えた。
広間に行く前に、少年は、そのうちの一人を引きとめて、何があったのかと問いかける。初めのうちは、ただ、広間にいるようにと言っていた団員も、仮にも村長の息子が相手だからか問答が面倒と思ったのか、端的に事実を告げる。
即ち、自衛団長が死んだのだと]
……ぇ、 どこで。
[納屋の、と単語が聞こえたところで、動き出していた。
台所へと続く扉を開け、中へ、半ば飛び込むようにして入る]
─台所─
[茶の準備して気を紛らわせていた所にエーリッヒに手伝いを申し出られ。
は、と一つ息を吐いた]
ああ……ありがとうございます。
お菓子もあるようですし、もし、食べたい人がいるなら用意しましょうか。
[この状況で、食欲がある者がいるとは思い難かったが。
それでも、なるべく常と変わらぬ口調を心がけて、言った]
―広間―
おはようございます。
[毛布を抱えたままエーリッヒには挨拶を返し。
ふらふらと台所へ向かうダーヴィッドを見送った]
大丈夫なのかしら。
よりによってダーヴィッドさんが何度も。
[心配するような言葉と裏腹に、視線はどこか冷めてもいた。
イレーネの傍から身体を捻って見ていたので、近くでなら襟元から異色が少しだけ覗いてみれるだろう]
ありがとう。
[オトフリートやエーリッヒがお茶を配り始めれば、イレーネの様子を窺いながら自分も一つ受け取った]
そうだな、軽く摘む程度でもできるなら…だな。
[オトフリートの提案に頷いて台所に向かおうとして]
無理すんなよ。
[ダーヴィッドを支えるようにして、台所に一緒に向かった]
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