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そうね。
ヨハナさんのように怯えさせるくらいなら。
それもありなのかもしれないわ。
[憔悴している様子がありありと窺える老婆を見て、平坦に囁く]
[ブリジットの言葉が微かに聞こえへなりと眉が下がる。
無残なあの現場をみれば取り乱しても不思議でないのに
歳の割にしっかりしていると、そんな印象を受けた]
………ん。
[零れたのは吐息にも似た応え。
沈む空気を払いきれぬまま宿屋の敷居を潜る]
─ 宿屋 ─
…………。
この状況でも寝れるっていうのは。
ある意味、感心に値するな……。
[落ち着いた宿の中をぐるりと見回し、最初に口をついたのはこんな一言。
それが向けられた先は、言うまでもなくウェンデルだが]
っと、アーベル、悪い。
水と、タオル用意してもらえるか?
……いろいろ着いちまってるの、落とさないと……。
[色々が何かは直接口にはしないで、こう頼む]
あと、何か飲み物。
……できるだけ、赤っぽくないやつ。
―宿屋―
……。ロミ?
……えっと、部屋……かな……
[聞こえた声>>161に、ゆっくりと顔を上げます。特徴のある声は刺繍師さんのものでした。
今日はまだ見ていない気がする幼い姿を探して、辺りを見渡します]
えっと、……
[だけどきちんと確認する前に、もう一つ声>>169が掛かりました。
顔が歪んでしまったのが、自分でも分かりました]
……、エーリィ。
[僕は自分の手が汚れている事も忘れて、彼に抱きつく為に両腕を伸ばしました]
――だとしたら
見せしめだろう、やめろなんて聞きゃしねぇな。
厄介だ。
[腕に隠れた顔が、声の調子に合わせて苦い表情に変わっていた]
婆さんは、爺さんの妻なのに
選ばれたって事は何かあったんじゃね、って
言おうとしてたけど、――無駄に終わりそうだなァ
[ちらと見た様子を思い、声は続く]
まー、
ここで終わんのが、一番だけどなぁ
― 宿屋 ―
[ライヒアルトの視線と言葉にも、反応は無かった。
そもそも事態を理解していない男にとって、
現在は通常時と大して変わらない]
[ウェンデルの様子>>167には、深いため息を一つ吐いて。
今日の日替わりは野菜メインです。]
わかった。
茶も、すげー珍しいのがあるからソレ出すわ。
[高級品の茉莉花茶と共に、
タオルと水を張った盥などを持ってきて。
ウェンデルの食事が出たのは、それが終わった後になった。]
─ 回想・昨日 ─
[地底湖から家へと戻る間も、やっぱり周りの人の目はいつもと違って。
手を繋いでくれたままのブリジットが何度かしてくれた囁き>>99に、その都度こくこく頷いた。
ブリジットの顔もどこかぎこちなくて、怖がってるみたいに見えたから、怖いのは私だけじゃないって思えてほっとした。
家に帰って、宿に泊まるのは反対だという父に口添えしてくれた時、もう一つの理由を内緒にしてくれた>>100のも嬉しかった。
帰りたくないなんて、お父さんが聞いたらきっともっと悲しませたから。
リュックの中には着替えとちっちゃいお財布、それとお父さんがいつも使ってるパレットナイフ。
刃先は丸いから刺したりはできないけど、ぎんの細工がしてあるからお守り代わりにって渡してくれた。
昨日ゲルダお姉さんからもらったハンカチは雨で濡れてしまったからまだしっとりしてるけど、ポケットの中に入れて。
青い服の人形を抱っこして、ブリジットと一緒に家を出る時、もう一度お父さんがぎゅってしてくれた。]
へ、部屋に。
あ、ありが、トウ。
[ブリジットに礼を述べてから
落ち着きなく視線を廊下と其々の顔へと行き来させ。
足を向けるか悩む風にウロウロと、辺りを歩く。
あ、と視線止めたのは交易商人の上。
歩み寄り、顎を引いた上目で彼女を見て頭を下げた]
あ、あの、昨日はゴメンな、なさサイ。
─ 回想・昨日 ─
[ブリジットのおうちでも、ブリジットのお父さんとお母さんが彼女をぎゅって抱きしめてて。
それから、さっき湖から帰る時よりもしっかりと手を繋いで宿へ向かった。
女将さんは私も泊まると聞いてすぐ部屋を用意してくれて。
案内してくれると言われたけど、>>102ブリジットが待っててとどこかへ行ってしまった。
少し待って、すぐ戻ってきた彼女は何かを持っていて。]
ブリジット、何もってきたの?
…あ、お菓子だ!
これ、くれるの?ありがとう!!
[袋の中から出てきたのはキャンディやマカロン。
手のひらの上に乗せてもらったお菓子をみて、笑顔でお礼を言った。
それから、案内してもらったお部屋に入るとお菓子を机の上に置いて、マカロンを一つだけ食べて。
甘くて美味しいそれが心の疲れも癒してくれたのか、ゆったりとした眠気にそのまま意識を奪われた。**]
[頭はしっかり両腕にある物の、薄く時折目が開いては
琥珀色に情景を映してゆく。
何かがあったのか、まではそれだけでも伝わるが、
頭はやっぱり重かった。
視線を何とか一度は持ち上げて、
先程いなかった、ヨハナと一緒にやってきたようなライヒアルトへと向ける]
なに、あった?
[眠そうな声だった。聞くだけ聞いて、すぐにかくり、と頭を腕に落とす。
一応起きている証拠に、琥珀の目が薄く開いていた]
[アーベルが野菜メインの食事を持ってきてくれる時にも、
まだ頭は半分くらい、寝ていたりもする。
礼を言うのは、それでも忘れはしないが]
―宿屋―
……。違うよ。
僕が、怪我したんじゃないんだ。
[抱きついたままで、頭を撫でてくれる彼の声>>176に首を振ります。
ごく近い位置の人にしか聞こえないくらい、くぐもった声になりました]
……。あのね、エーリィ。
三つ編み、上手く結べないんだ。
手伝ってもらえない、かな。
[僕は未だ、団長さんの死が彼に伝わっている事を知りません。
奥さんのいる場所でそれを口にするのも憚られて、できれば場所を移したくて、別の事を言いました]
[落ち着かない様子で面々に視線を廻らせ、
うろつくゲルダの足が、女の前で止まった]
……大丈夫。別に気にしてないよ。
ゲルダさんが謝る必要なんてないって。
[女を見上げ頭を下げるゲルダを手で制し、
安心させるよう、笑顔を作って見せた。
確かに昨晩の彼女の行動には面食らったが、
異常事態に神経が昂ぶっていたのだろう]
─ 宿屋 ─
[赤っぽくないの、とわざわざ指定したのは、団長の亡骸を喚起させる要素は避けたいから、という思いから。
そんな無茶な注文に返されたのは、予想外と言えば予想外のもので。>>177]
……いや、注文しといてなんだけどこれ、結構、値がいいだろ……。
[茉莉花茶は亡き父も好んでいたし、自分も好きなもの。
しかし、中々手に入るものでもないから、つい、こんな言葉が口をついた]
え、と。
とりあえず、手、洗いません、か?
[ともあれ、ブリジットがエーリッヒの所に行っている事もあり、用意された盥は最初にヨハナの元へ。
必要ならば、介助もする心算はあった]
そう見える、とだけ言っておきましょうか。
あまり期待できなくても、一番いいのは止まってくれることだから。
[ヨハナに関しては、そういう持っていき方もあったのかと感心するように]
でも、ここに能力者が揃っているのだとしたら。
違うと分かってしまう人もいるのよね。
[困ったように囁く]
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