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─ 宿屋・個室 ─
…あ。
そ、っか。
おうちじゃ、ないんだ。
[何回か瞬きをしながら、ゆっくりと思い出す。
村の皆の怖い目や、お父さんの悲しそう顔も思い出して、またじんわり涙がたまって。
いっしょにいた青い服の人形をぎゅうっと抱っこして、堪える。
テーブルの上にある、昨日ブリジットからもらったキャンディを一つ口にしてから、お部屋を出た。]
─ →宿屋 ─
あ、あら。
[エミリーがゲルダに答えるのを聞いて、自分のことではないと気がつき顔が赤くなり、俯いた。その一瞬だけは恐怖も全て飛んでいた]
止まって、ほしーなぁ。
[希望を乗せる声は、緩く。
能力者の事には、僅か、声が止まった。
が、すぐに続けられる]
――したら、そいつを殺せば良い。
俺らを見抜く奴らは。
[何を思ったかは、声に表れなかった]
[ミリィと、ノーラが同時に返事をくれたから、
もう一度、言葉を重ねて謝った。
それから赤くなって俯くノーラを見て、ミリィへも視線を移して。
おずおずと、口を開いた]
あ、あの、。
…じ、実は、か、髪が、…ほ、欲しくて。
い、一本、も、貰えマセン、か。
[昨日のことについて、白状めいた言葉]
─ 宿屋 ─
[部屋を出ると、何だかざわざわしていて。
どうしたんだろうと、不安げに周りを見た。
人形を抱っこする力が強まって、形を少し歪ませる。]
ね、ゲルダさん、気にしすぎ。
[小さく頭を振るノーラに同意するように頷く。
彼女が顔を赤らめ俯けば、理由を知らないので
不思議そうに首を傾げる]
……髪の毛。なんだろう?
それって、昨日言ってた伝承とやらに関係するのかな。
[ノーラに、そして自分に視線を廻らせて
髪の毛が欲しいと口にするゲルダに、不思議そうに瞬いた]
本当に。
[緩く響く声に、こちらも希望を篭めて短く囁く。
僅かに間が空いたことには気付かないまま]
そうね、生きるのに必要なら殺さなければ。
団長さんのように。
それらしき人っているかしら。
無闇に命を散らすよりは、ずっといいように思うの。
[幼い子を狙うつもりになっていたけれど。
誰か別の者を選ぼうかと、俯いたまま考える]
―宿屋―
ありがとう。
[小さく御礼を言って、彼から離れました。
見上げると小さな笑み>>189があって、少しだけの安堵が僕の顔にも浮かんだはずです]
……。えっと、洗面所って、どこかな。
[盥があるのは分かっていましたが、この場から離れたかったので場所を尋ねます。
それに洗いたいのは手だけではありません。
そうして背中の感触に促されるようにして歩き出しました]
………お前、夜更かしでもしたの?
[まさかねー、と思いながら、
ぐっでーーーとしているウェンデル>>184に訊ねる。]
うん結構、値が張るよー。
[少々乾いた笑みを浮かべながら頷く。
全部飲まれたら、割と大打撃だ。]
滅多に買えないけど、それよりもヨハナの婆ちゃんの方が大事。
[そこは譲れなかった。]
あ、洗面所?
それなら、カウンター近くの角曲がって突き当たり。
お風呂もそこにある。
使いたい時に使っていいよ。
[ブリスの問い>>195に、素直に告げた。]
みんな、殺してしまえば。
[自分でも繰り返して囁く。
いつかのように。後腐れなく]
生き残るのに必要なら。
[それも悪くないのかもしれないと心が揺れる。
止めるものは近くになく。幼子へと視線が動く]
んー?
あー…
部屋貸して。
代金はー、自衛団持ちで。
ライヒアルトと同じ。
[アーベルに話しかけられて、少しぼうっとしたまま告げる]
荷物、纏めてたんだよ
んで、本は置いてきた、んだけど
整理してると、つい、読むんだよなぁ…
[ミリィの問いに、こくり、頷いてみせる]
そ、ソウな、の。
ああアナタたちに、ハ、害は、
お、及ばないかラ、ダイジョブ…
[だがそんな言葉だけで何になるというのだろうとも思う。
けれど、わかってはいるが告げてみる]
[俯いたまま、エミリーにもう一度頷いた。
ゲルダが髪の毛を欲しがることを不思議に思って顔を上げ、何か気にしているようなので視線を追いかけ、ロミを見た]
……おはようございます。
[小さい子供にはどう伝えればよいのか。
迷って挨拶だけをまず口にした]
……ん、ああ。
[盥とお茶を運ぶ少し前。
ウェンデルから向けられる視線と問い>>182に、そちらを振り返り]
……お前、大丈夫か?
[かくり、となる様子に、先にこんな突っ込みが飛んだのは已む無しか。
とはいえ、どう見ても事態が伝わっていない様子に、は、と息を吐いてそちらに歩み寄り]
……団長が、亡くなったんだよ。
人狼に、やられた、らしい。
[短く、それだけを告げておいた]
いっそ、三人だけになったら
――いや、丸め込める奴だけになったら。
狼なんて居ないっつー風に
言えるんだけどな。
―― 一人ずつ、殺せって、
まだ言い出したら、腹を括ろう。
― 宿屋 ―
[空いている椅子に腰掛ければ落ちる肩。
集まる者の姿を蒼は映しては、揺れて。
口許に手を宛がえば悩ましげな吐息が漏れた]
─宿屋─
[じっと椅子に座っていれば、少し気も落ち着いてきたようで。
>>188茶の温かな香りに背を押されるように、ライヒアルトの声に顔を上げた。]
ぁ…。
[手、と言われて。改めて自分の手を見つめる。
手も赤ければ、服も所々、夫の欠片で染まっていて。]
そう ねぇ…。
こんな格好じゃ、あちこち汚してしまうわ…。
[どこかぼんやりと呟いて、出入りで汚してしまってやしないかと、一度入り口の方を見る。服についた血はだいぶ乾いていたので、周囲を汚してしまう事はなかったろうが。
ライヒアルトが水の入った盥と、タオルを差し出してくれていた。先ほどから彼の手は借りっ放しだ。]
ありがとう、ライヒくん。
手を拭くだけなら…。
[一人でも出来るだろうと、タオルを受け取ると盥に浸し、手を拭き始めた。
赤い色のついたタオルを盥に浸せば、鮮やかな赤が盥に薄く広まって。一瞬眩暈がしたが、何とか手の色は落とす事が出来た。
一度洗い絞った薄色に染まったタオルは、自分のが汚してしまったライヒアルトへと渡す。]
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