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[少年の言葉に思わず噴出しそうになった。
どうにかこうにか衝動を押さえ込んで]
…そ、そうですね…
[震える声はきっと衝動を殺していた所為。
此方に気付いてしまっているユリアンとミリィには会釈だけして。
広場の方に立ち去ろうと、して。
取り残された鼠を発見]
[…すっかり聞こえなくなった声。
まぁ、落ち込んでいるのだろう、と、特に気にすることもなく…]
…金の光が王様…で。
銀の光が…
[………と………?
その手を止め…軽く頭を振る]
…もし、王様の檻とか言うのに…
入れに行こうとしたとして、その理由が分からないわ…
[髪の毛をくしゃり、とかき、そのイメージを頭の中から追いやる。
…銀の光はどんな形にしようか…]
う……。
[思わず上げた声に素で返されて。困った]
いやその、なんでそこでそういう言葉が出てくるのかとか。
[逢瀬とか……という部分は、ややかすれたか。
その一方で、相棒は呑気に騎士に向かって尻尾をゆらゆら。
挨拶しているらしい]
ああ…そうか。
彼女と『話せて』いたから思わず失念していたよ。
[困ったように溜息のような息を吐いて]
一位後継者、か。
となると、話は簡単には済まないか…
……………
[顎元に軽く握った手を当て。
ミリィを助け起こしたユリアンの姿。それに、少女の反応]
……見た儘を、簡潔に述べたまでだが。
[仔細な説明が必要なのか、と言わんばかり。]
[少女が心配だったから、施設のほうを訪ねてみようかと思った]
[そして広場を通り掛かり]
…あら。
[見慣れた数人を見掛け、更に逢瀬という言葉が聞こえ]
[思わず隠れて様子を伺ってみたり。丁度さっきダーヴィッドがいた辺りだったりする]
[店の戸が叩かれる音がして…顔を上げると]
…ぇぇ、開いてるわ…
入ってきてもらって良いわよ?
[…その声の主…話とは珍しい、と軽く首を傾げつつも、机の上に出していた羊皮紙を片づける]
『しかも、夫婦喧嘩のノリと勢いと売り言葉と買い言葉が決めた一位指名だもんねぇ』
[凄まじくとんでもない事を、さらりと言って]
『……そんなに気にしなくても、何とかなるとは思うんだけど。
考えすぎちゃうんだねよねー、なんでか』
…あの、私…これで、失礼します…
[消え入るような声で呟いて、少女は、なんとかその場を立ち去ろうと試みる。手足が一緒に前に出たりしているが]
[尻尾をゆらゆらさせている鼠を両手で掬い上げる]
雪の上では寒いだろう?
とはいえユリアンはあの状況だし…
暫く私の肩で我慢して貰えるかな?
……みたまんまって……。
[きっぱり言い切られ、反論のしようがない状態。
どうしたものか、と考えていると消え入りそうな呟きが耳に届き]
って、ちょ、待った!
そんな歩き方してたら、また転ぶだろっ!
[そういう問題でもないような]
……仕事中すまない…時間は大丈夫か?
[青年はそう言いつつ店内に入ると「…土産」と言って
マグカップの内一つをイレーネに差し出す。]
……………………昨日のこと…なんだけど
エーリッヒが消えた時のことなんだけど…
[どう話しを切り出せばいいんだか…
青年は、若干口篭もりながら話しを切り出そうとする。]
……いいのかそれで。
[肩に移ったヴィントに、思わず本音がぽつり。
それで最初夫婦喧嘩がどうこうと言っていたのかと納得も]
なるようにしかならない、とも思うが。
それに一位であるなら他に後継者も居るだろうし。
……逃げ切れれば二位以下に移る、か?
[青年のどたばたをどこか他人事のように眺めつつ。
その相棒は騎士の申し出を理解したように、きゅ、と鳴きつつ、こくりと頷いた]
[反論が無い事に、うむ、と何故だか頷いて]
では、失礼する。
[今度こそ立ち去ろうとして、]
[先程ダーヴィッドの居た付近に潜む女の影]
[何と無く、既視感。]
ぇぇ、大丈夫よ?
今、どんなのを作ろうか考えて…詰まってた所だし。
[マグカップを受けとると、ありがと、と微笑んで…]
…エーリッヒ…ね。
[少し考え…商談しにきた者に勧める椅子を持ってきて]
…立ったまま、話すのも…変だし。
わざわざ店に来たって事は、すぐに帰る気じゃないんでしょ?
『いいんだと思う。
実際、フェーンは兄弟の中で一番妖精の血が濃いからね』
[王からして人との混血だから、完全な純血は求められないし、とか付け加えつつ頷いて。
その後の問いには、きゅー、と鳴きつつ疑問の声]
『どうだろね。
逃げ切れば逃げ切った数だけ、力量を示してるとも言えるしぃ……』
[それって、逃げ道がないという事ではなかろうか]
…いいんです、私なんて、転んだ方が…
[とぼとぼと歩きながら、少女はそんな風に呟いた。ああ、空が青いと思ったとか思ってなかったとか]
[ああ、やっぱこいつ確定可愛くねぇ……とか思いつつ。
耳に届いたミリィの呟きに、ぐしゃ、と前髪をかき上げて]
っとに……もうっ!
どういう理屈だそれっ!
俺はお前が転んでも、嬉しくねーぞっ!
[それもそれでどういう物言いなのか]
詰まっていたのか…物を作る仕事は…大変だな
[青年はイレーネの言葉を聞けばそうポツリ。
続く言葉にはコクリと頷き、
勧められた椅子に礼を言って素直にかける。]
…………なんだったんだろうな…と思って。
昨日のこと…それに、団長のことも…
何と云うか…複雑だな…
[純血でしかない己の種族を思い出し、差に溜息。
王の地位に在る者が混血と云うのに違和感はあったが]
…どうしたものかな……
[逃げ切ってどうにかなるのなら庇い立てもするつもりだったが。
逃げ切ったら逆に躍起になって捕まえに来られるのではと思えてくる言葉に悩む]
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