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でしょうねっと!
[敬語が微妙に崩れきらないのに、理由はあるのかないのか。
唐突な自然落下に勢いを殺しきれず、刹那、態勢が崩れる。
そこに叩き込まれる炎撃。焔の感触は心地よくもあるが、視界は阻まれ]
……ちっ!
[舌打ち一つ。
直後に響くは澄んだ『音』。
焔にて焔を打ち消し、その間に大きく大気を捉えて再度、距離を開ける]
……比和ってのが、色々と面倒だよなぁ……。
[黄龍の浮かぶ刀身は振り下ろすと同時に剣で、いや、水圧に薙ぎ払われる。
払われた勢いのまま流され着地すれば、飛び散る水の泥濘に足を取られた。バランスを崩した所に迫る横薙ぎ一閃]
くぅっ!
さすが『水』の玄武やな。
[剣で受けるも、飛び散る水までは防げず。肩や腕に浅く傷を作る]
やけど、土剋水や!
[切り結んだまま一歩踏み出し、袈裟懸けに切る様に払う。
踏み出した足元から土が蠢き、散る水溜りを吸い込み始めた]
[きゅ、と、まるでそこに床があるかのように宙にとどまる。
炎の羽というものは意外と使い勝手がいいものだと内心思いながら、左の手にぶらりとぶら下がるような長刀を構えなおす。
長さゆえの理由もあるが、構えは下段───水の位]
…やれ、音っつうのは思ったよりも厄介だな。
[熱よりも確実に音のほうが早い。
光という点であればまた熱も早いのかもしれないが。
しゅるしゅる、と音を伴って刃を蒼く染める炎の勢いはとどまる気配はなく。
頭の中のひよ子、もとい朱雀はもっとやれとばかりにピーピーうるさいし。
顔は相変わらず不機嫌そうに歪む]
命金行鎮心。
[静かな声は戦う二人の音に紛れ風に紛れた。
だが自身を目標とした術はゆっくりと浸透して。
介入したい、と逸る心を抑え静めてゆく]
天地神明――。
[そちらの力は封じてもらってあるから、正確には発動しないのだけれども。流れるのは安定を、安寧を願い求める哭(ね)]
必死で発声練習しましたんで。
[言いつつ、ふ、と笑みを掠めさせる。
『五音』を声となす『鳳凰』の力。
それを、人の身でも使いこなすために鍛錬積んだのは幼少期の思い出、だが]
…………。
[下段に構えられる、刃、それが纏う蒼の炎を見やる]
……純粋火力勝負……ってとこですか。
[呟きつつ、天凰刀に意識を凝らす。
ゆら、と揺らめき立つのは銀にも近い、白の焔]
/*
>>+42
離席いてら、そちらも無理せずに、ですよ、と。
しかしこの対決、どこに落としたものやら。
(なんか楽しすぎて眠いのに止められないやつがいますよ)
お褒めの言葉、アリガト。
でも、さっさとアッチで大人しくしてきてね。
[横薙ぎの一撃は剣で受け止められる。なお、水圧である程度なら硬さは持たせられるわけで。
飛び散る水がリカの肌を浅く切り裂いていくが、踏み込みと共にリカの袈裟懸けの切り払い。]
でも、水侮土デショ?
[大きく飛び退いてそれを避けると、不敵な笑みを浮かべる。同時]
ざばぁぁっ!!
[剣から周囲を水浸しにするほどの水が流出。
なんせ水気はプール一杯分蓄えられているわけだから]
[止められない。その言葉は良く分かっていた。何せマリーの恋人をしているのだ。ちょっとした仕草で彼女の全てを理解する自信がある]
……違う。止められないんじゃない。『止める』んだ。
[それもまたマリーと同じ決意だ]
/*
まあ、響は明日の対決が予約されてるから、こっちが喰らって引く、にしようかな、とは思ってますが。
鉄拳制裁は明日にでも、陣の中でどうぞー。
[久鷹のはっきりとした決意に小さく息を吐いた]
…オーケイ。
行った先でどうなってようが文句言うんじゃ無いよ。
この辺で暴れられそうな場所と言えば…。
[近辺の地理を思い出し、場所を割り出そうとしていると。肩に乗せた亀がぴくりとある方向を注視した]
……そっちか?
久鷹、着いて来い。
[何やら感じ取っているらしい亀が向く方向へと移動を開始する]
アッチってどこやねん!
[一瞬、死後の世界とか思って口が出ました。
大きく飛び退く様を追撃しようと前に出かけ、不敵な笑みに躊躇う―――その瞬間]
うっわぁー!
[一気に水が溢れ出し、土で覆われた空き地は水を湛える池になる]
どんだけ水入っとんねん、ソレ!
ってか、おケイはん逃げといてやー!
[ふよふよと浮遊で上に逃げ、どうしたもんかと唸るも迷いは一瞬。
剣を下に構え、一気に浮遊を解いて降下する。地に刺さる黄金色]
濁してまえ!
[水を泥へと、土の支配へと変えていく]
[サキの背中に、小さく頷くと、九尾とともに移動し始めた。
その時、九尾は久鷹の手を握らずに、サキの袖を掴んだ]
「…………」
[そしてただ無言で見上げた]
あ、そ。
[欠片も興味がなさそうな表情でテキトーな返事。
轟、と蒼炎が勢いを増すのは比和による相乗化の力か。
すー、と小さく息を吸い込んで体内に酸素を循環させる。
一度、二度、三度]
…burle fayra nha tictim::hymme/ammue
[小さな言葉によって炎は増幅し。
くん、と、膝が軽く撓む。
それは反動の力を得、炎の羽は熱量をあげて最初よりも白みがかかりさらに加速、上昇。
後輩よりも高度を増し]
墜ちろ───!
[頭上からの加速効果を伴い、長刀の刃は振り下ろされる]
(こらぁっ、マリィー!)
[唱の最中では怒鳴ることも出来ず、それは心の中だけで]
(私は飛べないーっ!)
[後輩の言葉にも泣きそうになりながら、近くの塀によじ登り。
それでも止めずに必死に哭を紡いだ。無理な使い方に、喉奥に鉄味が漂い始めて、本気で泣きたくなった]
どんだけ、って……プール一杯分。
[サラリと問題発言をしつつ、浮遊しさらに水溜まりに剣を突き立て、自分の領域へ変えようとするリカに]
そんなこと……黙ってさせると思う?
[こちらも剣先を水溜まりに突き刺すと、リカの周りの水溜まりが水柱を上げ、上から押しつぶさんと降り注ぐ。]
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