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[小さな声で囁き、身を離す。]
私は、あなたが望むものを手に入れるのに、協力しましょう。
[陽光の落ちた場は、闇の気配が漂う。
三対の片が崩れたのだ。
間の影は――傾くだろう。]
[浮かべた微笑みは、気づかれぬように中庭の方へ向く。]
あちらに。
皆がそろっているようです。
行きますか?
[問いかけ、すべてはその意の儘に**]
剣の可能性の高いモンが見つかった。
[それ以後は心話の中に落とされる。]
ザムエルの爺さまが持ってる黒い腕輪だ。
…探知は専門でないのもあるんで、あれが剣だとは確信出来んが。
だが反応からは大分高いと見ていいと、思ってる。
[声は低く紡がれる。いつもの軽さはそこには薄く、より真実味を帯びてくるだろう。]
─西殿・結界前─
[走っていった先には既に数人集まっており。
問われるまま、自身の知る事を告げた。
話すだけ話した後は、結界に両手を当てて、周囲の風を呼び集め]
…………。
ん。
中に、気配、感じる。
でも。
[未だに、感じている違和感の存在に変化はない。
つまり、状況は大きく変わってはいない、という事で]
……虚竜王も、引っ張るなら肝心の引っ張れよなあ。
[不機嫌に無茶な注文してます]
[合間の話はおいておこう。
アーベルの言葉を聞き、ほっとしたような笑みが広がった。]
剣を?
なら――…奪わなければ。
[誰ですかと、かすかに尋ね。
そしてもう一人。]
老君が。
[目を伏す]
それはひどく迷惑ですね。
あの方から奪うのは――、難しいでしょう。
ですがやらなければ。
[やや間を開けて。次に撒いておいた毒の事も口にする。]
…それから。少しだけ嘘を吹聴しておいた。
氷竜殿に、俺が探知者だとホラ吹いて、ダーヴィットが種って言ってある。あとオティーリアを白ともな。
今の所は、何でかそれなりに信じてもらえてるようだな。
[この辺、ぶっちゃけ自分でも何でだろうと思っているところではある。
まぁ信用してくれそうな、竜の良い人選は一応したつもりだが。]
どう転んで利用できるモンかは分からんが。頭の隅にでも入れておけ。
[昨日それを言わなかったのは、今日オティーリアの身の潔白を伝えるまでは、使用効果薄と感じていた為だった。今は逆に言わない方に利点が無い。]
……。
そうですか。
[よく信じてもらえたなと、心の中で思ったり。]
[少し悩み、口にする。]
子。
樹の子には、剣を使えば結界をやぶれるかもしれないと告げました。
おそらくあの子は求めるでしょう。一人では動かぬよう、願っておきましたが。
[というか、仮に虚竜王が「揺らされたもの」に不機嫌をぶつけたらどうなるのかとか、そこまで考えてるかはさておいて。
集めた風をそのまま探知のそれへと転じ、周囲を伺っていると、時空の話題]
え?
時空の姉さんなら、さっき裏庭にいたけど……。
[いつの間にか来ていたクレメンスにも頷いて肯定。
その後の、彼とザムエルのやり取りに、青が少しだけ険しかったのは、先の上空でのやり取りがあったが故か。
とりあえず、もう一度結界の中の気配を追ってみようか、と思ったものの]
て、ちょ!
大丈夫かよっ!? ふらふらじゃんかっ!
[それより先に、ふらつくエルザが目に入り意識は一時、そちらへと]
― 裏庭 ―
……そのようなことは、ないでしょう。
それに、皆様のうちの誰であれ、
苦しまないものがいないということもありません。
[ 重い溜息と共に言葉を吐き出す。触れる手よりは闇の気配。少しずつ、沁みゆくようだ。]
……個々の属ゆえに。
[肩を、というブリジットの言葉に、頷く。
身長差が微妙すぎる、という突っ込みは是非ともしないでもらいたい所ではあるが。
その辺りは、気流を操る事で補えるのでどうにか支えの役目は果たせるだろう]
……んー。
[エルザを部屋まで送り届けた後、しばし、廊下で考える素振り。
それから再び結界の前へ]
[オティーリエの声に、表のクレメンスが微か視線を下げたが。
続いた言葉に思わず吹いた。]
ぶっ。チビつーにも言ったんかよ!
ほんと…。
[手段選んでねぇな、とは心の中だけだ。
以前のオティーリエなら絶対にやらなかったろう事を軽くやってのけている。
願いへの渇望。客観的にみてもひしと伝わるそれに、軽く溜息をついたが。]
んーどうだろうな。
剣の事も一応ネタとして、氷竜殿にゃ伝えておいたが―――。
[とそこではたと気づく。ブリジットが抱えていたものに。
ぐっすり眠っていたようだったから、大丈夫だとは思うが。]
…ナギ。
[今更のように、彼女についていた目付け役を思い出した。
ナギが眠っていたか、それとも起きていたかまでは、注視していない。]
翠樹竜のチビには伝わってないだろうが。
ひょっとしたらあの黄蛇には、爺さまが剣持ってるのは知られたかもな。
[それがベアトリーチェにまで伝わるかどうかは、ナギ次第ではあるが。]
[結界の前には、まだ誰かいたろうか。
それを気にする事なく、再びそこに手を触れ、意識を集中させる]
……ん。
気配、増えてる。
やっぱ、時空の姉さんも、こん中……か。
[ぽつり、呟いた後。
少しだけふらつくよな心地を覚えて、その場に膝をついた]
……つーか、コレ、疲れるっ……。
なんか色々、遮られまくるしっ……。
[零れ落ちるのは、こんな呟き。
元々の結界の作用なのか、それとは事なる干渉なのかは定かではないものの。
感じ取れるのは、意図せずにこの内へ飛び込んだ者の気配のみ、らしい。
竜王たちの気配や動向が読み取れないのは、竜王たち自身の意図なのかも知れないが]
[ 影はいつ何時も、中立たればならぬ。
されどそれは、二者が存在してこそ叶うものだ。
王の不在により力が弱まり、更に幼きとは言え血を連ねるものを失えば、傾きは大きくなる。]
均衡……を?
[ なれば、光を。
しかし次いだ月闇の竜の科白により、その言葉は紡がれず、「望み」と小さな一言が零れた。
思い起こすは、先の精神の竜との対話であろう。
あの時は、影たることを望んだが――
震える唇は微か空気を掻くのみで、音には成らず。]
やり方など、選んでいられません。
味方は多いほうが良いですから。
[心をなだめるように息を吐き。]
……そうですか。
もし子に伝わるなら、利用できるかもしれませんね。
[膝を突いて呼吸を整えていると、ピアがてちてち、と頭を叩いてきた。
ちゃんと休まなきゃダメ、との主張に、はいはい、と頷いて。
どうにか立ち上がったなら、どこかふらつくよな足取りで、*東殿の部屋へと向かう*]
[ 影は静かに其処に在り、全てを知らねばならぬ。
しかし後の問いには頷くことなく、東殿の一室を借りて休むこととなった。
窓から射し込む天の光は翳り、人工の明かりは心許なく、生み出される影は淡い。
白き寝台の上に、ノーラはそのまま横たわった。
目蓋を下ろせば一時の闇が広がり、微かな安らぎを感じながら、意識は深くに*落ちていく*]
[オティーリエの物言いには、無言。静かに見据えるのみ。
以前を知る身の上としては、胸中は若干複雑といった所か。]
チビでも味方か。
…まぁ、爺さまには効果絶大な味方だな。
[あるいみ最高の対抗兵器を手に入れたようなものだったり。]
そっちは任せる。
俺は辞退しておくぜ。爺さまには怪しまれているだろうからな。
[輪をかけて怪しまれる事はなかろうと。]
…お前だから無いとは思うが。
チビを殺傷沙汰に巻き込むようなことはするなよ。
[*それは流石に望む所では無い。*]
[必要ないと、苦しむことは心の底に沈める。
それは消えず、たまってゆくけれど。]
ええ。
老君は、……優しいお方ですから。
子に、乱暴は出来ぬでしょう。
[それから、あなたが疑われるのは仕方ないと、かすかに笑い。]
ええ。
子を危険な目にあわせることは、わたしも望みません。
決してせぬと誓いましょう**
[さて、承>>*22]
武器の力も、たいしてありませんしね。
わかりました。……それでも使えない状態にはなりませんように願っていますよ。
[やがて告げられたアーベルの結果。
大丈夫という言葉には、安堵の心を返せども。]
決して揺らがぬのでしたら。
今のうちに中へとやって、良かったです。
[それでも後で、様子を見にいこうとも考えた。
食事を持っていけば、しばらくはあの場でも安全だろう。]
[くらり。
突然足元が僅かに揺れた感覚がして、立ち止まる。
嫌な予感に突き動かされ、西殿の結界の方まで走って行った。]
…今、何か変な感じが。
一体何が?
[そこに沢山の竜達の姿を認めれば早口で聞く。
そしてミハエルの取り込みと、ユーディットの消失を聞けば、さっと顔が青くなった。
それから周りを見に場を離れた為、ザムエルとクレメンスの小声の話しやエルザの不調等にも気がつく事はなく。
場に戻った時には既に人の姿はなかった為、自身も東殿の宛がわれた客室へと戻ることにした。]
[紅い髪が揺れるのは、東殿の屋根の上。
月灯りの下、足元には混沌の欠片だった筈の物の断片が、パリパリと小さく帯電した鎖を纏ったまま痙攣する。]
…ふぅ。
[原因は虚竜王の不機嫌が一端を担うと言う。
彼女としては、非常に納得の出来る理由だった。―何故なら、今現在彼女自身が曖昧な現状に酷く苛々しているから。少なくとも、無駄に混沌の欠片を具現化させて発散させる程には。
勿論世の中には善悪で語り切れない物が沢山あるという事も歳を経て知ってはいたけれど、「知っている」のと「感じる」のは別の事だ。
色々と靄々したものを抱えたまま、気がつくと薄ぼんやりした朝になる。
どうにも落ち着かないまま、うろうろと東殿の周りをクマのように歩き回っている。]
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