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―北部・遺跡―
[一体誰が、クレメンスから書を受け継いだ?]
[さもなくば、彼と書を共有していた者は]
[冷たい夜風に身を任せ、思索に耽る。
だが答えは見えない。あの神父姿のものと、親しくあったものが誰であるか等、知り及ぶところでは無かったし、先のティルとユリアンのように人知れず何らかの力の共有を果たすこともあるのだ。]
……なんだろう。
[光の鳥は散ってしまい、そこにはもう居りません。感じられるのは、失われた筈の生命の力。そしてそれより強い、月闇の力でした。]
―Kirschbaum―
[旗立ててもらった特製プリンを口に運んでいる最中、
突然北東に大きな気配。
消えたあの同族に似て、まったく違うもの。]
…いま、の……。
[デザートスプーンを咥えたまま呟く。
ぱたり、とプリンに刺さっていた旗が倒れた。]
─Kirschbaum─
[唐突に上がった声に、はっとそちらを振り返る]
墓場……? 墓場が、どうかしたのか!?
[先日の戦いのあった場所、と思うとさすがに放ってはおけずに問いを投げる]
[問いにやや遅れて感じた波動に、す、と目を細める]
……これは……まさか、生命の力?
いや、幾らなんでもあり得ん、この強さは……っ!
『何が? そんなの鍵の書に関することに決まってる――!』
[反射的に飛び起き駆け出そうとして、掛けられた声が誰かも確かめずに叫ぶ]
わからない! 墓場で何かあった! それだけは間違いない!
[それだけ言って、墓場の方へと駆け出す]
[手をニギニギしていたが、ニマリと哂うと]
ああ、久しぶりの肉体だ。しかも、吸血鬼という高スペック
くけけけけけ、最高。最っ高にハイって奴だよ
まったくこいつも事なかれ主義過ぎて退屈極まりなかったからな
俺様が出てきた以上、アバレまくってやるぜぇ
[ひゃはははは、と高笑い]
[草の上に置いていたスケッチブックを拾い上げ、ベアトリーチェは森を駈けてゆきます。おかしな力の流れの感じるほうに。
茂みを抜けると、そこには墓地が広がっていました。けれどもそこの様子はなぜだかいつもと違って、そこに居る見覚えのあるシスターもいつもと異なるように思えました。闇よりも濃いまっ黒な剣は、眼に入ったでしょうか。]
[問いへの答えは素っ気無かったものの、感じた波動と合わせて異変があった事は確信できて]
まったく、のんびりしている暇もないなっ!
[大げさなため息をついた後、店の外へ飛び出し、墓場へと走り出す。
その行く先を先導するように、白梟が夜空に舞った]
─…→墓場へ─
―Kirschbaum―
[のんびりあんぱんを食べていた...だが]
ん?墓場?生命?
生命ってイレーネさんのことだよね?
イレーネさんも「消されて」しまったのに…
やっぱり、「鍵の書」…?
[少女は知らねど、彼女は知っている。
その漆黒の魔剣の正体を、秘められた力を]
「ベアトリーチェ!」
[危険を告げる声は果たして間に合うか]
―北部・遺跡―
[夜風が運んできた気配、首を伸ばしてその匂いを嗅ぐような仕草。
ミハエルは自らの仕草に気付いて一瞬、気まずげな表情を見せたがそれを見ていた者は居なかった。
その気配を追って、駆け出した。]
―→墓地―
ベアトリーチェにナターリエ。
いや、お前は…ナターリエか?
[響く高笑いに、眉を顰め]
−北東部・墓場−
……ナターリエ?
[危機を知らせる声にもぼんやりとしたまま、ベアトリーチェはシスターの名前を呼ぶのですが、すぐに首をゆっくり左右に振りまます。]
ううん、違うみたいだ。
[ちょうどやって来たミハエルの呟きに同意するように云いました。]
[後を追うように駆け出してきた火炎の気に気づき、ふとそちらを振り返って]
無闇やたらと、怪我をするな!
如何に力ある身とは言え、血を失すればその力も失われる!
[やはり、小言は言わずにおれなかったようだ]
−墓場−
[アマンダが墓場で見つけたのは、高笑いするナターリエ…否、その内にある気配は異なるモノ]
君は、誰だ…!?
[そう言って、ベアトリーチェに気付き、子どもを庇うようにその傍へ]
−北東部・墓場−
…だろうな。そもそも彼奴はこんな所で抜刀するようなものでは無いと記憶している。
ブリジット、アマンダの後ろへ隠れて居ろ。
[月を背に立つナターリエの貌つきは、狂気と狂喜に満ちていて、最早どう言い訳をしてもシスターを名乗れそうもない。]
―Kirschbaum―
ああ、行くか…。
多少荒っぽいが、勘弁してくれよ。
[...は問答無用にティルを抱きかかえると、
店の外に出て、地面を蹴った]
[ふわり、二人の身体が宙を舞い、
一跳びで墓場までたどり着く]
不可抗力だっての!
[追いかけ、追い越しつつ言葉を返す。]
いーんだって、休みゃすぐ治るんだしっ!
[幾つかが集まってきていることが判る。
そしてその先、狂える生命の力に押し込められているようなものは…
残されてバランスを崩した月闇!?]
─墓場─
[たどり着いた墓場の状況。
満ちる、尋常ならざる気]
……おいおい。
[上がるのは、呆れたような声]
月と闇、二つに愛されし者が、月の光にでも狂われたか?
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