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おかげさまで、
ようやくボクはこの村から飛び立つことができたよ。
羽をもって、天国にってわけにはいかないだろうけどね。
[笑いかけながら]
結局この村の、いやこの村に来る人は皆巫女様に魅入られているのかもね。
[榛名にさびしそうな笑みを浮かべながら]
どうだろう、ボクが両親を殺さなければあるいは…?
ボクも許されるなら、ずっと仲良く、いたかった。
人じゃないとわかっても、受け入れてくれる二人には、感謝の言葉でいっぱいだよ。
ボクは、二人にあえてよかった。
ボクが人であれた。
心だけでも人でいられた。
二人はボクのかけがえのない、ボクがボクでいられる証だ。
魅入られて、居なければ、興味を、示して、小説を、書くことも、無かった、かなぁ。
…ここに、居る以上、切っても、切れない、ものでは、あるけど。
[寂しげな笑みを見ると、こちらも表情はやや曇るか。続く言葉には小さく笑みを向けて]
琉璃は、琉璃、だもの。
拒む、理由なんて、これっぽっちも、無い。
私も、琉璃に会えて、本当に、良かった。
琉璃には、たくさんの、ことを、教えてもらった。
私にとって、琉璃は、かけがえの無い、大切な、幼馴染。
ずっと、忘れない。
[村から飛び立てる。そう言って笑う琉璃をじっと見つめる。その姿を決して忘れることの無いように]
[飛びたてた、との言葉に、ふ、と表情を緩め]
そっか……なら、いい。
[静かに言って。村が、という言葉に肩を竦める]
……そうかも知れん。
俺も、ここから逃れようとして、でも、こうやって戻ってきた訳だし……な。
[ちらり、視線を落とすのは右手。
それから、視線は再び、琉璃へと向いて]
……だーから、改まってそんな事言うなってのに。
言葉で飾らなくていい。
俺たちは、お互いに支えあえる存在。
それは確かで、これからも、変わらない。
……そんだけ、だろ?
[言いつつ、浮かべるのは。幼い頃と変わらない、悪戯っぽい笑い方の、笑み]
うん、大切な、幼馴染。
[繰り返すように琉璃に言って。行かなきゃと言う言葉には、寂しげな表情を浮かべる]
もう、こうやっては、会えない、のかな…。
でも、見ていては、くれるんだ、ね?
…たまに、会いに来る、よ。
私からは、琉璃が、見えないかも、しれない、けど。
さよならは、言わない、よ。
また、ね、琉璃。
[僅かに涙が浮かんだ笑みで琉璃を見つめる。その姿は徐々に掻き消えていって。ついには溶けるように消えてしまう]
[丘に聳える桜は忌まわしき記憶。しかし今は、大切な者の記憶ともなり得る]
ん、そういうこった。
[大切な、という言葉に頷いて。消えていく姿を見つめる]
……心配すんな、そう簡単に行く気はねぇし……周りも、行かせちゃくれねぇよ。
[大体、一度引き戻されてるしな、と。
ふと、そんな事を考えて]
……また、な。琉璃。
[今は見えなくなった姿のあった辺りに向けて、ぽつり、と*呟いた*]
/*
後ろの百太郎ですか(古い。そして詳細は知らない/ぉ)
こちらこそお付き合いありがとうと言うか、参加させてくれてありがとうと言うか。
*/
[途中まで書いた小説。それは祭りの準備に関するところまでで終わっていて。その先を書くことは長らく無かった。否、書こうとしても書けなかった。しかし、ある日その続きが書かれ、小説は完成した]
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祭りは準備も滞りなく進み、その開始を今か今かと待ち焦がれる段階へと入った。
村人も、外から来た者も、祭りの開始を心待ちにしていた。
しかし、祭りが開催されることは無かった。
村の上空に、暗雲が立ち込め始める。
この先に起きる出来事を暗示するかのように。
──そして、それは起こった。
最初の犠牲者は、祭りを取り仕切るはずだった宮司。
神楽舞台の奥、桜の木の根元で、白い装束を紅く染め、心の臓を抉られ果てていた。
その上で、ひらり舞い煌くは薄紅の桜。
咲かぬはずの、咲いてはならぬはずの桜が、絢爛なる姿を宵闇の中に浮かび上がっていた。
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桜が異なる姿を浮かべし後、更なる異変が村を襲う。
否、異変などと言う生易しいものではない。
──惨劇──
そう称しても差し支えない出来事だった。
村人の中で、宮司と同じように心の臓を抉られ果てる者が多数現われ始めたのだ。
一人、また一人、家の中や道端に人であったものが転がる。
刻を追うごとにその数は増える一方だった。
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