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[ハインリヒに復唱されて、ちょっとだけ赤面した]
はい。そこを復唱しない。
触れないでおくこと。アンタッチャブル。
[後半の言葉には、ジト目になり]
……おじさん。
それを乙女に言うかね。
そんなんだから、もてないんだよ。ちょっとは女の子の気持ち分かるようにしましょう。これ。宿題ね。
[続けざまに、エーリッヒに視線を向けて]
うん。まー、頑張ってみるよ。
解けない数式はこの世に存在しないってことわざもあることだし。
[袋を撫でると思い出すことがいくつかあった。]
…。
[小さく口を開くが声は出ない。
それはまだ、形には出来ない曖昧なもの。]
…行かなきゃ。
[袋は置いたまま、部屋を出て下へおりてゆくと、アベールが壊れて傾きかけていた棚に釘を売っていた。
力仕事が大分進んで御満悦な女将を少し困ったような、苦笑するように見て。
暫く後、作業の終わったアベールの後をついて宿の方へと向かって行った。]
何故この世が滅亡するのか?
それはこれからこのブリジット=フレーゲが順序立てて話そう。
だから少しばかり足を止めるとよい。
止まる暇がない? それは結構。
忙しいというのは生命が滾っているという事だ。
――だが、しかし!
その生命が終わる危険に晒されているというのだよ。
何もお代を取りはしない。
ゆっくり聞いていきたまえ。
[一様に立ち止まらないか端の方へ行く村人達に、それをさして気にする様子もなく続けて声をかけ]
[ミリィの彼方への言葉には、誰に言ってんだか、なんて思いつつ]
……無理なら、諦めるしかないな。
[それはどちらの意味で言ったのか。
呆れの色が声に乗っていることに、彼女は気付くか否か]
日曜大工は得手じゃないんだけれど。
あの子を気に入ってる彼にやらせたら?
得意そうだよ。
[そんな台詞に返されたのは何だったか、二人以外に知る者はいない。
言葉の割には手慣れた様子で傾いていた棚を直していると、イレーネが戻って来た。会話は其処で終わり。
ややして作業を終え、女将に渡された届け物を抱え、宿へと戻る道を往く]
[ユリアンの言葉と表情に軽く肩を竦めてから]
おー、そいつは危ねーな。見学行くなら親方の方にさせてもらうぜ。飛んでくんのが破片だけとはかぎらねーっぽいしな。
[肩を竦めたままヘラヘラと立ち去るユリアンに手を振って]
まあ、ほら些細な言葉も記録しとかねーとな。何が題材になるかわかんねーだろ?感じるのが大事ならよ。
それとなー。この程度のネタで乙女だなんだってぎゃーぎゃー喚いてっから「乙女のまま」なんだよ。お前は。
芸術の為に「おじさん」とそっちの勉強してみっか?
[そう言い放ってミリィの頭をポムポムと撫でる]
[どこまでも数式に準えるミリィの様子に浮かぶのは苦笑。
とはいえ、それは一瞬の事で]
ん、まあ、お互いに頑張ろう。
……さて。
俺も、そろそろ行くか。
[この場合、行き先は自宅か酒場の二択なのだが。
さて、どちらに行ったものか、と真剣に悩む辺りはどうなのかと思ってみたり]
さてと。
私もお腹がすいてきたかなあ。
[お腹をさすると同時に、小さくクーという可愛らしい腹の音がした]
家に帰ったらきっとごはんあるんだろうけど……うーん。今日はイマジネーション上昇作業中だから、酒場でごはん食べようかな。
きっと、そろそろイレーネもいるだろうし。
うん。乙女二人で会話したら、なんかまたつかめるかもしれない。そうだ。そうに違いない。決めた。酒場に行こう。
[一人で完結させた。
ユリアンの言葉には気づかなかったようだ]
……賑やかだねえ。
[向かう途中、朗々たる――芝居がかって聞こえる声が響き渡る。
運悪くも誰かが呼び止められる様を、遠巻きに見た]
[ハインリヒに対する言葉はユリアンなりの退屈を払拭させるためのものだったが、それを知る者は他にはなく。
その言葉にハインリヒが乗ってこなかったため、詰まんねー、とか思ってたりする]
[丘に残る者達を振り返ることもせず、すたすたと宿屋のある広場付近へと歩を進めた]
……取りあえず、近い方に行くか。
[何となく、周りは酒場に流れていく様子なので、自分もそれに乗ってみる事にした。
白猫がまだいるようなら、お前も酒場に行くか? と声をかけてみたりしつつ]
[避け損なったことに溜息をつく。
顔の前まで伸びてきた指に諦めてブリジットへ向き直り]
村人の不安を煽るようなことはおやめなさい。
第一、医者が医術を放り出してどうしますか。
助けを必要としている人がいるというのに。
[村人の何人かが「物好きな」という視線を投げる。
それには苦笑を浮かべて軽く頭を振り、通行の邪魔にならぬようブリジットを広場の端へと促した]
[足を踏み出しかけてからハインリヒに振り返り]
私だって、何も知らないままじゃありませんよーだ。
おじさんは、都会ではナンパの方法とか覚えてこなかったの?
そんなんじゃ、おじさんの誘いにはノーサンキューとしか答えようありません。
じゃ、またね。
[口元から小さく舌を出して、歩みを再開した]
[女将はアベールの言葉に溜息をついた。よく見かける青年の深入りを、あまり快く思っていないようだった。
無論その辺りをイレーネが知ることはないが。]
すみません、お待たせしました。
あ、持つもの。何かあれば手伝います。
[そう歩きながらアベールに告げる。
途中で、なにやら高らかな声が聞こえ、きょろと辺りを見回し、続いて遠巻きに声の主と、捕まったように見える人物を見た。]
あ、お医者先生…。
< はっきりと開いた双眸は周囲の様子を
余すところなく見つめていたが、
声をかけられて、ぱちりと一度、またたいた。
同意のひと鳴きをすると、くるりと方向を変え歩みだす >
ま、そう邪険にすんなよ。
俺もあっちじゃ結構モテてたんだぜ?
[腕を頭の後ろにかかえてフラフラと宿に向かう皆についていく]
勘違いすんなよー。おまえらについていくんじゃなくて、俺が行きたい方におまえらが行ってるだけなんだからなー。
[一体誰に向かっての言い訳なのか判らない言い訳を呟きながら食事をしに宿へと向かう*]
[イレーネの申し出には、素っ気無く断りを入れていた。落とされでもしたら困るから、との理由も添えて。
何が入っているのか、荷は軽いとは言い難いが、頼りなく見られることも多いとは言え、仮にも男。ふらつくことはない。
捕まった男の一人へと意識を向ける彼女を見て、こちらにも矛先が向きそうだ、などと他人事のように思った]
私は不安を煽っているのではない。
きたる不幸を先んじて伝え被害を防ごうとしているのだ。
そう、使徒のように……否、今の私はまさしく使徒だ。
予言し救済を行おうとしているのだからね。
[やはり饒舌に語りつつ、少々端の方へと追いやられる。
強い光があるようにも、対して虚ろなようにも見える瞳をじっとオトフリートに向け]
死んでしまっては医療など役に立たない。
そうだろう?
滅亡を免れてからこそ真に医師が必要とされる。
[ぽてぽてと酒場への道のりを歩いていると、広場で演説しているブリジットの姿が目に入った。
村の人達は色々言っているが、ミリィが結構ブリジットのエキセントリックさは結構好きだ。
思わず近づき、声をかけようとして―――]
おーい。ブリジ―――
[そのまま、フリーズ]
せ……んせい……?
[ブリジットのそばに半年ほど前から、ミリィの家に住み込んでいる医師オトフリートの姿が、目に入った]
あ、あわわわわわ!
[一気に赤面して、挙動不審に左右を見渡した後、酒場まで猛ダッシュ!]
[広場に足を踏み入れると、何やらいつもより騒がしい]
………?
[見れば一人の女性が往来の村人に対し、滅ぶだのなんだのと声を張り上げている]
……アホらし。
[抱く感想はそれだけ。
関わり合いにならないように、歩む速度を上げる。
端に追いやられているブリジットを横目に、宿屋への最短ルートである広場の真ん中を突っ切る形で歩いて行った]
[同意するように鳴いて歩き出した白猫を、聡いな、などと思いつつ]
……誰も、そんな事聞いてませんよ。
[ハインリヒの言葉に苦笑しながらこう突っ込んだ。
やがて広場へとたどり着いたなら、耳に届くのは朗々たる演説の声]
……まあ、うん。
相も変わらずお元気なようで……。
それならばもっと別の伝え方もあるでしょう?
聞いて貰えない言葉では予言も救済もありえませんよ。
[柔らかい口調で言いながらも、端的に切り捨てる。
向けられた瞳を映す翠眸は冷たく無機的な光を返す]
ええ、死んでしまった人は助けられません。
そうならないよう備えるのが医者の役目ですよ。
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