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別に急いでる訳じゃないから、良いけど。
――ずっと此処にいるのは、やっぱり何だか居心地悪いな。
[雪も海もあるから、便利だけど。
隣の黒猫に話しかけるけど、答えは期待してない。
丸まって寝てる。アル曰く、猫の姿が一番寝やすい。らしい。
そして、こういう時のアルは、余程の事じゃないと
オレの声じゃ起きてくれない。…別に良いけどさ。
立ち上がって、少し土のついたズボンを叩く。]
< いたい。 なんていうのは、とうぜんの はなし。
自分がわるいんです。
猫はふるふると ふるえて、ゆっくり羽根をたたみます。目はぱっちりとあきました。
たしかに、目はさめたのです。
きちんと すわりなおして、猫は ちゅうい しながら、羽根をひろげました。
今度はぶつけません。
にゃあ。
小さな声で、なさけなく、なきました。 >
─外周通路─
[屋敷に戻るべく、外周通路に入ってしばらく進んだ所で聞こえてきた微かな音]
……なんだ?
「……なにか、ぶつかった、みたい」
[思わずもらした呟きに、従魔が首を傾げながらこう言って。
なんだそりゃ、と思いながらも、音のした方へと。
たどり着いたなら、目に入るのは]
……猫?
< 羽根には、いじょう なし。
猫はもう一度、閉じて、しゅたりとそこから飛び降りました。
床にもしワックスがぬられていたら、なんて、かんがえるわけも ありません。……今は、ぬられていないから、よかったのですけれど。
猫は ゆうが に着地して、声の方を見ました。
そういえば、昨日、のぞいた先に、その人はいたような? >
こんにちは
< あらいけない、猫の姿だから、声は出ないんでした。 >
……ええと。
[猫が挨拶したのは理解できたわけだが。
さすがに、言葉まではわからない。
白梟がいれば、問題はなかったのだが]
なんで、ここに猫?
[ふるり、][頭を振ると、僅か、散るしずく。]
[水分を含んだ服が重いのか][億劫そうに立ち上がる]
[ぱた] [ぼた]
[ぱた] [ぼた]
[幾ら浅い場所とは言えど]
[長い間座り込んでいれば][当然、染み込みもする]
[普段より更に危うげな足取りで波打ち際を歩んでいく]
< なんで、って言われても。と、猫は思いました。
だって、寝るのに ちょうどよい場所だったんです。
たぶん、そういうことを、言いたいんじゃないと思いますけれど……
猫はみゃあ、と小さくないて、まだ少し残っていた砂を、ぷるぷるっと体を振って落しました。ふぅ、きれいになった。 >
……。
[耳を澄ませば僅かに聞える声に、何処かむずむずして。
吹き飛ばすようにぷるぷると頭を振った。
髪の毛がぐちゃぐちゃになったけど、気にしない。
だって、気持ち悪い訳じゃないけれど
――何か、慣れないんだ]
このままだと、オレ。すぐ疲れそう…。
[それはヤダだなぁ。メーアが怒るし。
メーアは、オレより疲れないから、いいじゃないと思うんだけど]
……ここにいる、という事は、呼び込まれたクチなんだろうが……。
[少なくとも、翼がある時点で、普通の猫ではない……つまり、機鋼界に元からいたものではないのはわかるのだが。
思わず考え込んでいる横で、従魔はじぃ、と猫を見つめて]
< そのとおり、というように、猫は一声、なきました。
それから視線に気付いて―― >
……?
< じぃぃぃぃぃぃぃぃ。 >
――もどろ。
[……へばったら、やっぱり怒られるみたいだ。
何だよ、ケチ。 仕方ないからさっさと戻って、休んでおこう。
そう思って黒猫の背をゆさゆさと揺すってみるものの、
…案の定反応ナシ。]
アル、起きてよ。
屋根の上に放置してったら、ダメかなぁ…。
[多分、起きた後にすっごくアルに怒られるんだろうけど。
でも、オレの声で起きてくれない方が悪いと思うんだ。
オレ、部屋に戻りたいのに。]
[鳴き声は、どうやら肯定らしい。
……しかし、それはそれで。ますます、呼び込みの意図がわからず、疑問を増やして]
「……つばさ」
[その横で、従魔は猫とお見合いしつつ、ぽつり、こんな呟きを]
[何処をどうやって歩いたのか、]
[波の音は次第に遠ざかり]
[代わりに聞こえてくるのは川のせせらぎ]
[砂浜は草原へと移り変わり]
[少し乾きかけの髪を風が揺らしていく]
< きょとん。
つばさ。というのは これ でしょう。さっきぶつけたそれを、ばさっと広げました。
よびこみ の いと。
そんな言葉はきこえましたけど、一体ぜんたい、なんのことだか、わかりません。 >
くあ…。
[考えごとをしていたのだが、気がついたら寝てしまっていたようで。
その体には少しだけ窮屈なベッドの上で、大きく伸びをした。
身支度を整えると、階下へと降りる。]
[広がった翼に、従魔は天青石の色の瞳を見開いて]
「ボクや、時空竜と、おなじ」
[ちょっと嬉しそうだ]
あのなあ、セレス……。
[そんな様子に苦笑しつつ、従魔と猫とを見比べる。
妙にほのぼのとした様子に、緊張が随分緩んだようで]
< さてはて、時空竜とはだれのことなんでしょう?
目の前にいるその人のことだとは、わからずに、猫は頭を横にたおしました。
それから、羽根をもういちど、とじて。
とことここ、ふたり(といって、いいのでしょうか?)に近づきました。
ちかくで、じぃっと、みつめます。主に、うれしそうな子を。 >
[膝を落として眺めてみるけれど、]
[傍目には]
[眠っているのか][気失っているのか]
[見分けはつかず]
……起きている?
[問いかけに答えもなく]
[ぱた、][僅か残っていた雫がその頬へと落ちた。]
[見つめられた従魔はじぃ、と猫を見つめ。
それから、そーっと手を伸ばす。
避けられなければ、頭を撫でてみようとか、考えているのはそんな感じ。
他者への好奇心を示すその様子を、時空竜は微か、笑みつつ見守って]
< 伸びてくる手に、頭をちょっとかしげて、猫はそこにすりよります。
見守られているのは、わかっていますけど。
やっぱり、人の手は、気持ちが良いのです。
嬉しそうにのどが鳴ります。 >
「……あったかい」
[擦り寄られて、ぽつり、従魔は呟く。
どちらかと言うと無表情だった口元に、笑みらしきものが浮かんで]
……ま、生きてるから、ねぇ。
[その呟きに、くく、と笑いつつ、こんな呟きをもらす]
[暫く経っても反応が無いのを見て取り]
[西の森での一件を思い出したか、]
[膝裏と背中とに手を回して]
[華奢な身体を抱き上げ]
[屋敷へと向けて歩みだした。]
[空が深い藍から淡い青へと移ろい]
[星は消えて代わりに雲が浮かび]
[辺りを照らすは月ではなく陽か]
< ふしぎな感想に、猫は細くなったあおい目を、子に向けました。
きょとん。
それからことばにも、きょとん。
もう一度、その手にすりっと身を寄せて、次にたっている人にも身を寄せて、足元をくるり。
そう。
おなかがすきました。 >
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