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―― 竜皇殿 ――
[次々と顔を揃えた初対面の随行者達に簡単な自己紹介をして、後は主に生命竜と月闇竜のどつき漫才?を楽しそうに眺めたりしていた所へ、目にも鮮やかな炎の色が近付いてきて、わしゃわしゃと頭を掻き混ぜられた]
わわっ!ちょ、ダーヴ!!掻き混ぜるの禁止ーっ!髪が減る髪がっ!
てゆーか、やらかしたって何さ?!ダーヴじゃないんだからっ!
……え?墜落?いや、あれはほらっ失敗は成功の母だしっ!
[じたばたしながら、顔は楽しげな笑顔のまま馴染みの顔とじゃれあっていたのが数刻前、大地竜に促されてその場が解散の雰囲気となると]
ちょっと探検してきまーす!
[元気に宣言して駆け出した。西殿の中の出入りを許されている部屋は勿論、普段入る機会の無い庭園を覗いてみたり、本殿の近くに寄っていって眺め回してみたり(挙げ句に警備兵にやんわり追い払われたり)と忙しい]
[カツリ、廊下に踵の硬質な音が響く。
足が進むのと同時、カチャリカチャリと鎖が音を立てる。
暫く歩くと、立派な中庭へと出た。
空を仰ぎ、目を細める。]
あぁ、良い天気ですね。
[独り言は、空へと消える。
上に広い空間が開けている事自体に、安心感を感じる。]
─竜皇殿─
[背が伸びた、と認めてもらえて嬉しかったのか、浮かんだ笑みは常より幼いもの。
竜としては既に、青年と呼べる年頃ではあるのだが、その様子には違和はなく]
ま、きっと兄貴が折れるけどねぇ。
昔っから、そうだったし。
[兄夫婦の仲を案ずるザムエルに軽く返して。
場にいた竜王たちにも、形式に則った礼をした後は]
ん、しばらく自由時間なんだよね。
ちょっと、羽伸ばしてくるぜいっ!
[言うが早いか、駆けていく速度は文字通りの風の如く]
─竜皇殿・中庭─
[中庭に誰かいるかとか、そう言った事は一切気にした様子もなく。
そこに植えられた木の一本へと駆け寄る]
ん、ちょっと低いけど、これでいっか。
[小さく呟き、軽く、身体を屈めて地を蹴る。
常磐緑のマフラーが風をはらんで流れ、直後、その姿は一番高い枝の上へ。
その場に立って見回せばそれなりに広い視界と、吹き抜ける風との接触が確保でき、青の瞳は満足げに細められた]
しっかし、会議の間ヒマだよなあ。
なぁにやって、時間つぶそ?
[枝に腰掛け、独りごちる。
ピアは肩の上で物珍しげに周囲をきょときょとと]
[そうと、闇に彼の竜の味方をするように願い、彼女はもったままの本に目を落とした。]
[後戻りなどする心算もない。
ここで何もしないほうが、後悔に繋がるのだから。]
[彼女の中にたしかにずっと生きていた、片割れの残滓。
それはもう既に無いに等しいものでもあったけれど。
彼女の願いと、その片割れの願いが、重なることはない。]
[そして、大切な人たちもまた同じ。]
[育った願いに彼女は気付かず、そして今度こそ、竜皇殿の敷地の中へ、足を踏み入れた。]
[ 竜の時間の流れは曖昧だ。
揺蕩う影となれば、尚更に。
見えぬはずの巡りゆく風の流れを、開いた眼差しが追う。
布ははためかず、顔を覆う髪は、それを露にする程には靡かぬ。それも影の一つであるが故に。
流れに乗り、ゆっくりと、ノーラの歩は進められた。]
―竜皇殿:入り口―
[本を持ったまま、中へと入る。
どこかで読める場所はあるかとあたりを見回した。]
……どこか椅子があれば良いんですけど。
[そうして壁に沿い、どこかにないかとゆっくりと歩を進める。]
[ふと風が気がして、顔を向ける。
上方に小さな猿と人の姿が見え、思わず表情を崩しかけたけれど、くいと眼鏡をあげて口を引き絞り、そちらへと歩み寄った。]
こんにちは。
ええと…
[随行者名簿を頭に思い出し
該当者を、探して――]
ティル=ビルガー殿でしょうか?
[聞いてみた。]
―竜皇殿−
[ザムエルらに促されはしたが、自身は用があるからと外へ抜け出す。
もっとも敷地内から出ることはせずに。
ふらりと緑のある庭、なるべく竜の気配のないほう、ないほうへと、自然足は向く。
庭にある木。その青葉をなぞる。
触れた若い一葉を常の笑みを湛えたまま、
−―――――ぶつり
音をたてて切り離した。
笑みは絶やさない。]
[毟った葉から感じる、虫より小さな気配とすらもいえぬもの。
常に己の傍に纏わり付くように在るソレと同じものが、この葉の中にもあった。]
…。
[張り付いた笑みはまだ崩れない。]
……ん?
[呼びかける声に、一つ瞬く。
感じる気配は、実はわりと身近なもの。
愛用の武器──『風雷棒』に埋め込まれた、雷の力を込めた金剛石のそれと似ていたから]
そうだけど、だーれー?
[下を覗き込みつつ、問いかける。
常磐緑が、風に揺れた]
[覗き込まれた顔に、真っ直ぐな視線を向ける。
風に揺れた髪が額にかかり、それを指で左右に分けて耳にかける。
邪魔にならぬよう編み下された髪も揺れ、体に巻かれた鎖に触れてカチャリと音をたてた。]
エミーリェ・アパトと申します。
雷竜王がケツァルコアトル様に随行して参りました。
[上へ向け、声を返す。]
[西殿を離れて後は竜皇殿を出、商店街を見て回る]
あの仔らには何を土産とするが良いかのぅ。
[来る時に地竜王と会話した、里の仔竜達への土産物を探す]
読んで学び、触れて学び。
刺激となるものが良いのぅ。
[店主に訊ねたり実際に読ませてもらったりと、ザムエル自身探すことを楽しんでいるようだ]
[ 風の流れに沿い、人の流れを遡り、路は殿に至る。
ぷつり、喧騒の途切れる場所があった。その先は聖なる宮であるから、一般の者の出入りは少ない。
距離を置いて眺める宮殿には清廉な気配が漂う。属こそ違えど、均衡を望むという意味では、影輝にも近しいところがあった。
立ち止まり暫し黒曜石の瞳に映した後、影は敷地内へと入った。]
[一見何も起きてはいない。何時もの様子と変わらない。
だがクレメンスには、傷ついた指先に周囲を漂うソレが集まり、瞬時にその傷を癒すのが、よくわかった。
おそらくソレを知覚できるのは、今はクレメンスのみ。
そしてその様子に何も動じないその様は、それが日常的に行われている事だという事を表していた。]
…っは。
[ため息と共に、変わらない笑みが崩れた。]
やっぱ、戻らないとよかったな。
[そこには常の彼は居ない。]
あ、やっぱり。
[雷竜王の、という言葉に、小さく呟いて、よ、と言いつつ立ち上がる。
とん、と枝を蹴り、ミリィの前へと降り立った]
名前、知られてるっぽいけど。
嵐竜王の随行代理のティル=ビルガーだよ。
こいつは、風獣王の眷族のピア。
[ぴょこり、と礼をしつつ、小猿の名も伝える。
青の瞳は、巻きつけられた鎖を不思議そうに見やっていた]
―― 竜皇殿・門内 ――
怒られちゃったなあ、ちょっと覗いてみたかっただけなんだけど。
[肩の機械竜に愚痴りながら、本殿から門へと向かう道をとぼとぼと歩いている]
次はどこに行こうか?まだ見ていない場所ってあったっけ?
[けれど気分はすぐに切り替わったようで、次の興味の対象を探そうと視線はきょろきょろと辺りを巡る]
―竜皇殿:敷地の内側―
[東の方に向かい、まわりを眺めながらゆこうとして。
そっと感じた気配は対の一つだからこそわかりやすく。]
ノーラ殿
[軽く頭を下げる。
それから上げ、中を見たときに、金色の頭が見えた。]
……エーリッヒ殿も。
自由時間に皆様なにをされているのでしょうか。
[今更気になったというように、少し不思議そうな顔をした。]
えぇ、随行者名簿を先程。
ピア殿、今日は初めまして。
[背を伸ばしたまま、頭を下げる。
顔を上げたあと、人差し指で眼鏡を上げてまたぴしりと背筋を伸ばして]
嵐竜王様には未だこの度お会いしておりませんが、お変わりありませんか?
[ニコリ、口元に硬い笑みを浮かべた。]
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