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−集会所・会議室−
[外から流れてくる焼き芋の匂いに鼻をひくひくさせている]
旅人の坊や、あんたには少し懐かしい匂いがするね。
……いやいや、以前に会ったからじゃない。
アンタもしかして、どこかで『狼狩り』に関わったろう。
─嘆き島─
[島の絶壁に腰掛けて、本土の方を眺めている。
風が、一度強くふいた。
ごう、と。
風が號ぶ。
草を巻き込んで、本土へと風は去ってゆく。]
―集会所 前―
[聞いてはいけないことを聞いてしまったというのは分かって、
すまなそうな表情がわずか、浮かぶ]
……大変、でしたね。
[それから、ふと、考え込むように。]
昨日、自警団の方が言っていました。
見つけ出す者が一人。
死者を見分ける者が一人。
人狼の手から守る者が一人。
人狼を知って協力する者が一人。
…そして、人狼が二匹。
おれたちに、投票をしろと、彼は言いました。
女性や子供もいましたけれど。お年寄りの方も。
……しなければ、いけないのでしょうか。
―集会所・個室―
[ 酷く頭が痛む。なのに気分は何故かすっきりとしていた。ああ、懐かしいこの感覚。]
……誰か、いるのか。
俺の声が聴こえるヤツが。
[ぽつりと言葉にしてみる。決して声には出さないように。自分の意識が確かなら、自分の記憶が確かなら、きっと返事があるはずだ。
濃密に澱んだ膜が眼前にあるような気分だ。まるで水の底から向こうを眺めているように世界がゆがんでいる。途切れないように集中し、返ってくる言葉を待った。]
……すぐに慣れる。
[ 自らに言い聞かせるように、言葉を繋げた]
[ふと気づくと、ダッチオーブンの中から香ばしい焼き芋のにおいがし始めている]
焼けたかな。あんた…ハーヴェイ、腹減ってる?
[そう尋ねながらダッチオーブンのふたを開ける。ホクホクとあがってくる甘い香りの湯気]
名前も、顔もわからないひとを、
殺せと。
[呟きは自警団の耳に届いたのだろう。
一人が二人に近づいて、紙を渡す。そこには13人分の名前が載っていた。
これが容疑者の名前だと、その団員は告げた。]
[紙の名前を流し見て、それを畳んだ。
本当は丸めたかったけれど。
芋の良いにおい。
言葉に少し、考える。]
そうですね、美味しそうですし。
歩いたらおなかも減りましたから。
[いただいてもいいですか? と微笑って。]
[外から漏れ聞こえてくる会話に、一人頷いて]
……やっぱりね。そういうことかい。
坊やたちは確かに運が悪いよ。今回の『狼狩り』は、昔話より厄介だ。
こんな話を知っているかい。むかしむかし、狼憑きになりきれなかった人間の話さ……
アーヴァインの坊やは全部を伝えていかなかった。
教えられてないのか、それとも調べる子たちも気付いてないのか。
気をつけな。星が荒れている。
この村に潜んでるのは、ただの『協力者』なんかじゃない。
『3匹目の狼』だからね。
−集会場・会議室−
あ、あれ?ここどこだっけ?
[いつの間にか眠っていて目を覚ましたが寝惚けた頭で記憶が曖昧だ。
周囲を見渡しても未だ思い出さない。]
―集会所・個室―
[ 簡素なベッドの上に身を起こした男は時計を探した。ない。]
腹の減り具合からすると……最後にビスケットを食べてから5時間36分くらいが過ぎたかな? 差し入れったって少なすぎんだよう。明日は今日の5倍は要求しよう、そうしよう。
流石にこれ以上食べなけりゃ死んじまう。
できればこの部屋から出たくなかったんだけどなあ。わけのわからないことに巻き込まれたくねーしよう……。でもしょうがねえよなあ……。
[焼き芋を濡れた新聞紙にくるみ、ハーヴェイに差し出す]
…とりあえず、温かい物でも食えよ。そんな青い顔してないでさ。
しょうがないんだ。他に術はないんだから。
[本当に?と自分でも思う。けれど、自分がそう言い切れば、この青年は楽になれるだろう]
―イストー邸・ネリーの部屋―
[クッキーを(大量に焼いた)半分ほど包んで持ち、仕事報酬の一部としてネリーにあてがわれている自室へ。
ネリーは、あの奇妙な女性(たしかカミ−ラ)へ何か衣服を見繕うと言った事を取り敢えず忘れては居なかった。
何よりあのような格好でいつまでも居られては、少なからず周囲への悪影響だと思うと同時に、彼女の素性には興味が在った]
[彼女もまた容疑者なのだろうか。
考えれば昨夜は馬鹿な事を言ったと思う。
娯楽小説や雑誌の読み過ぎでは無いだろうか。
だって現実に探偵が活躍したという話はついぞ聞かないし。自分ひとりが張り切ったってどうにかなる訳ではない、きっと]
―集会所 前―
ありがとうございます。
[新聞紙に包まれた、熱い芋を受け取る。手は棒を握り締めるため、皮もあついし豆だらけだ。]
ほかに、ないのですか……
[言い切られた言葉に、彼は俯く。そしてそのまま、ゆるゆると手を口に近づけ、一口、芋をかじった。]
婆さんにも持っていこうか。
[扉を開けたとたん、デボラと目が合って瞬きする。3匹目の狼、と聞こえた。
…そいつは、オレの知ってるただの協力者と違うのだろうか。
尋ねようか。一瞬迷って、結局こう言う]
…焼き芋、一緒に食うか?
多分こっちの焚き火のそばのほうが暖かいと思うぜ。
―集会所・会議室―
[ こっそりと会議室の様子を伺う。見知った顔がそこにあった。様子を伺うつもりだったことさえ忘れて、豪快に扉を開け放つ。]
デボラのばーさん!
なんでばーさんがこんなところにいるんだ……?
[ひりひりする口元を反対の手で押さえながら、振り返ったギルバートに首を横に振った。
少し冷たい空気を吸い込んで、微笑う。]
大丈夫です。
[デボラの話は、火の爆ぜる音にまぎれてしまう。
彼女に声をかけるギルバートの声を聞いて、そちらを見やった。]
こんばんは。
[集会所の中に、焼き芋の香ばしいにおいが流れ込む。
ふと、今しがた渡された調書に目を向けた。
その中に、グラハムの苗字と、ローズマリーの名を見つけて愕然とする]
ちょっと待て。アリかよ…こんなことって。
−集会所・会議室 → 集会所前・ギルバートの焚き火−
お言葉に甘えるよ。
ああ、ちょっと待っておいで。甘酒を持って来よう。
[デボラはギルバートの言葉にニヤリと笑って頷くと、一度奥の部屋へ引き上げた。
そして薬缶と巾着を手に戻ってくる。外へ出ようとして、リックの姿に気がついた]
坊やもおいで。なに、とって食やしないよ。
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