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―白雪亭―
じゃ、またね。
[店内に残っている者達に手を振りゼルギウスの後に続く]
[ウェンデルの言葉にうっかり笑って口元を押さえた]
[その決意を知ったら、なにがあっても店に近づかないことだったろう。
いつもの如く物忘れを発揮すれば良いとでも思ったかもしれないが、生憎読心術のスキルはないのだった。]
副作用はごめんなんだ。
[さっきそんなこと言っていた気がする。というような目でゼルギウスを見て。
それから、ゲルダの言葉に、あぁなんて頷いた。]
そっか。
判定…。
うん、間違いないね。エーリッヒがしてくれるなら、きっとだいじょうぶ。
[生贄がんばれ!とでも心で語ったかもしれない。]
おいしく出来たら僕も食べてみたいな。
ゲルダのパンも好きだから。
さて、僕もそろそろ家に戻ろうかな。
ベッティの料理がおいしくて、つい食べ過ぎちゃったよ。
[ミハエルのその様子とかが、可愛らしいとは思うのだが口にはしないでおいた、
代わりに肩をすくめるだけにした]
んー、ゼルは照れ屋というか、
[不器用と言う言葉が頭に浮かんだが口にはせず]
まぁ、それだけ心配してくれてるってことだ。
[むっとする様子には]
まぁ、そうしてるうちはまだ撫でられる対象だな。
[ゼルギウス達には]
ああ、一緒にいく。
じゃあ、またな。
[最後にぽんぽんとウェンデルの頭を撫でて、ゼルギウスの後についていこうと席を立った。
結局食堂にきながら何も食べていなかったことは、誰も咎めはしないはずだ]
―白雪亭―
[ミハエルの言葉>>240が耳に入ったので、優しいゼルギウスを想像してみた。想像できなかった。
ゼルギウスには>>238大丈夫、と言いながらこくりと頷いた。周囲の心配までされているとは思っていない。
レナーテのさっきの挙動が見間違いだったように、包みを受け取る動きは滑らかで、大丈夫そうかな、と思いながら。
木苺を喜ばれれば嬉しそうに。>>221]
よかった、それじゃ挽肉のお礼は木苺のかな。
じゃ、店番もあるし店で待ってる。
ウェンも、後で忘れないで。
ちゃんと来れたら、好きなの一つおまけしてあげるから。
[最後はそう笑って言って。]
―食堂「白雪亭」―
[レナーテに先立って白雪亭を出ようとし、
だがやはり我慢ならなかったようで、やや方向を変えてウェンデルの元へ。
頭に向けて拳を振り下ろしておいた。威力は定かではない。
ちなみに口こそ悪いが、普段は手を出すことは滅多にしない]
……また来る。
[そしてそのことには一切触れずに扉の前まで戻り、ベッティに一言言って外に出た]
[親友の行動には、肩をすくめて]
ウェン、感謝の気持ちは後で気付いても遅い、覚えておくといい。
[そう言葉を残して、食堂を後にした]
―村の通り―
ったく、どいつもこいつも。
[言葉は返さなかったものの聞こえていたミハエルの帰り際や照れ屋云々という言葉を思い出して、道中も機嫌はよろしくなかった。
自宅に着くまではそんな調子で、話し掛けられれば不機嫌さを引き摺ったまま答えただろう。
そして親友に問おうとしていたことも今は*忘れていた*]
[白雪亭を出て行く前にウェンデル相手ににやりと笑う>>232。]
ふ、ふ、ふ。
楽しみだ。
なにせボクの将来の大きな夢の候補のひとつだ。
本は何しろ。
ボクが────…、
[一瞬だけ間があって、]
── 言葉と語れば、後にも。ずっと、ずっと、
カタチとして残るものだからな!
[にぃっと笑って]
―村の通り―
[不機嫌そうなゼルギウスに、レナーテと後ろをついて歩きながら、顔を見合わせたり。
今は何も言わないでおいた方がいいだろうとそう思ったので、道中の言葉も*少なかった*]
[肩をすくめるユリアンからは、ふいっと視線を外して、た、た、た。走って外に出た。]
─村の道─
[道行、忙しそうに走りながら、
頭上に手をかざす。]
見たい、のだろうか。
[ぽつりと誰にともなし、呟く。]
……。
ボクが、見たことのない星を望むように。
彼らは。
…… 花を、見たい──の、だろうか?
[呟くのは師から聞いた──いのちを狩る、死神の話。その時期の歌を初めてきいたときから、知りたいと願う気持ちは強まって、毎日が忙しく感じるようになった。]
……。
[中央広場を横切ればいつも水の絶えない泉がある。
村の家々が目に入る。畑も。家も。見覚えた風景。]
正式に、語り部を継げるのは、
… 生き延びたものだけだから──
ウェンには、
……未熟な見習いの歌でもいいか、と、
訊いた方が、いいのかもしれない。
[──かな。と。エーリッヒの家の扉の前に辿りつく頃、小さく笑った。]
─エーリッヒの家前─
[ここん。ここん。と素早く二度、扉をノックして]
エーリ兄?
エーリ兄ー。
[声をかけて──断りはしつつも出迎えがある前に扉をあけて、廊下を行き]
エーリ兄。
兄にお願いがあってきたのだけれど──
──しごと中かね?
[奥で、色の作製をしている姿に、時間は取れるだろうかと訊ね]
もしかしてこれはユリアンのきのこの色かね。
[邪魔にはならないように。の、気遣いは最初だけ。
気になれば仕事場の中で、作業をじいいっと注視する。]
うん。
レナーテとイレーナに狩りに連れて行って貰うので、
── エーリ兄の許可がほしい。
[ダメだろうか。と、簡単に説明をして兄に許可を求めた**]
―村の通り―
[不機嫌な薬師に声を掛けるのは躊躇われ]
[ユリアンと顔を見合わせ言葉少なく歩いてゆく]
[左手首辺りまでの傷は触られればまだ痛む]
[治療で前腕まで捲られるとそこにあるのは蛍袋]
[鮮やかな姿に首捻るのは*本人だけだろうか*]
[そんな話をしていると、やってきたのはキノコのおにーさん(>>94)]
あー、ユリにぃいらっしゃーい。
食事ねー、すぐ準備するよー。
[そうして、残りのスープを掻き込むと、キノコを受け取り厨房の奥へと。
スープを温め直しつつ、先程受け取ったキノコと先立って受け取っていたキノコを見て、]
さて、増えた。ちょうど人も集まっているからちょっと出してみるか。
[とりあえず、スライスして生のまま一口ぱくり。]
……うーん草っぽいというか、青っぽいというか。
あと思ったよりも味が薄い、と。原因は水分?
んー、とりあえず乾燥はユリにぃが手を出すだろうから少量だけ回して、味を足す方向で。とりあえずは、これとこれに漬けておこう。
[ブツブツと呟きながら、いくつかの調味料と香辛料と一緒にぽぽいと壷に放り込んで行く。]
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