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もうちょっと早く気付いてれば…。
ここで一緒に応援してよーね。
[真白に癒されながら、開始の合図に拍手拍手。
羽猫は漆黒に『ま、落ち着け』とでも言うよに羽ばさり]
『はっ
…にゃに、試合かっ
よぉし、どっちが勝つかはったはったー』
[主が見物人の列前を陣取りカヤのカップを受け取っている間に、復活した使い魔は賭事始めてたり]
…何賭けるのさ
[呟きは開始の号令にかき消された]
/*
今日のところはログ読み。
夜も遅いし皆無理しない程度にがんば
……ま。
取りあえずは、よろしく、だ。
[外野の盛り上がりなどは、とりあえず意識の外に切り捨てて。
対峙するカルルとその後方のカヤに大雑把に一礼した後、真紅を走らせたカードに視線を落とし、一枚、抜き出す]
……猛る疾風、刃となりて、駆け行け……裂!
[言を紡ぎ、投げつけるカード。
砕けたそれは風の刃を生み出し、カルルへと切りかかる]
『あ、そこのお嬢さんも賭けてみない?』
[拗ねた様子のロミにちょっかいかけ。
主は後ろから呆れた眼差しを送っていた]
精神と影輝相手なら物理防御は無駄かな?
なら……
『心つかさどる悪戯者、貴方に希う。
彼の者の心を乱さんことを』
[澄んだ声でレプラコーンに呼びかける。
ウェンデルが呪文に必要とする集中力をかき乱す為に]
10人目、雷撃学科1年 フォルカー がやってきました。
[学園の片隅で一人ぼんやりと噴水の水が噴出し、また霧散していく様を眺めている青年が一人。
彼は本日幾度目になるかわからない溜息をついては、手にした一枚の書類を、これまた何度目になるかわからないが、視線を流すように文書を読み進めていく]
ラプラスのダイスにより、本日から転科とする。転科先は雷撃学科……。
[そしてまた大きな溜息]
うう。転科はいいんだ。うん。だって元々生命学科志望だったのに、ダイスの判断で古代語に進学させられて……。まぁそれも思ったより良かった。うん。面白かったし。適正に合ってたってのは正しかったんだなって思ったよ。でもさ……。
[くしゃりと書類が握り潰された]
でもさ! 何だって頭脳労働専門の僕が肉体労働の雷撃学科に移動なのさ! さすがにこれはラプラスのダイスの判断だって信じないぞ! ああそうさ! 信用するもんか!
[と、叫んでみたところで、決定が翻されるはずもなく、叫んだ勢いでいからせて見た肩をがっくりと落とした]
はぁ……。憂鬱だ。本気で憂鬱だ。
[胃が悪そうな青い顔色のまま、ふらふらと目的地もなく歩きは始めた。
もちろん、背中は煤けていて、尚且つ暗い雰囲気を背負っていた]
/*
なんて空気も読まずにこんばんはー。まぁ投下しておいて即座に席を離れてしまうんですがね。前回は迷ってる間に定員に達したので、今回は参加してから悩もうかとw
とりあえずよろしくー♪
こちらこそよろしく頼むよ。
[ライヒアルトからの一礼にこちらも丁寧な礼を返して。
ゴングの音を聞き、長く深く息を吐きながら腰を落とす。
構えを完成させると同時にライヒアルトからの攻撃]
…ぃいやっ!!
[す、と息を止めた後に前方へ一歩踏み出し。
構えていたスコーピオンを迫る風の刃に対し薙ぎ払う。
77%威力を削ぎ、身に降りかかる残りの威力はそのまま受け。
更に一歩踏み出しスコーピオンの突起の部分をライヒアルトへと突き出した]
ふわっ!?
[拗ねつつも試合はかぶりつきだったらしく。
ちょっとビックリしたように黒猫を見る]
えーと、賭け?
やっぱりここは、アル先輩に賭けるとこだよね。
何を出せばいいの?
[興味は惹かれたらしく、ワクワクした顔で尋ねた。
こちらは使い魔の羽猫が頭上で思いっきり呆れていた]
/*
フォルカーいらっせー。
にしても魔法、攻撃に使えるのはやっぱフォースくらいか…!
自己治癒でもしてるか… |壁|λ...トボトボ
[目礼に微笑みを返し
手のひらにどぼどぼとワインをそそぐ]
『風、銀湾より吹き来たる。
川よ、湖よ、凍てつき……』 うえっくし
……カヤめ、そう来たか!
[集中力が見事に殺がれたようだ。
ウェンデルの手の上で凍りつつあった赤ワインは砕け散る。
次いで突風。
氷の破片が乱舞する……と見えたが、みるみる赤いぼた雪が舞うただの吹雪に。]
……ちっ!
[そがれた風の勢いに、舌打ち一つ。
精神集中と、精霊との付き合いの関係上軽装主義の影輝学科。
鉾槍の一撃はさすがにまともにはもらえない、と横合いへ跳びつつ、無地のカードを二枚、牽制狙いで投げつける]
……準備は、しとくか。
[着地点で小さく呟いて。
無地のカードを軽く手首に掠らせた後、ケースから出した数枚のルーンカードと無地のカードを重ね、間に滴を零す。
魔力複写、完了。
それをポケットに落とし込み、カルルの動作を目で追った]
[後方の漆黒は、どこかはらはらしながら見ているらしい]
/*
フォルカー、いらされませ。
まあ、来年までまったりやってる予定なので、のんびりと。
それにしても、久しぶりすぎて。
色々、鈍い。
さぁて、敗者には何を食わせるかな。
『人気の食べもんやったらショック倍増なんちゃう?』
誰もが好みそうな食べ物か?
うーん……あ。
あの辺ならどうだろう。
[ゴニョゴニョ・ゴニョラ・ゴニョリータ、と一人と一匹がこそこそと相談中]
『おっ、ノリがいいねえ。
何ってそりゃ現』
ギュンターさんに尻尾捕まれたい?
『…お菓子とかどうかにゃーん』
[鳴いて誤魔化した。
さ迷う視線はロミの頭上に行き当たり]
『あれ、なんだシンじゃん。
相変わらず羽なんか生やして生意気だなー』
…ごめん、相手しなくていいから。
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