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――…そうでしょうね。
好い事だけで終わる物など、有りはしないのでしょうから。
[苦笑めいた言葉に、ゆるり瞼を伏せて。
変わらぬ笑みのまま、静かに言葉を返す。]
…あぁ、確かに炎天下を想像するだけで茹だりそうです。
睡眠を取る処では有りませんね。
すると、夏場はしょっちゅう寝不足なのでしょうか。
[大変そうだ、とくすり笑んで]
恐れ入ります。
もしも食後に胃に余裕がおありならフルーツヨーグルトもお持ちできますので仰ってくださいね。
[ふわりと微笑んでオーフェンの評価に礼を返す]
[カルロスの視線を感じた猫はちょっとだけ彼をじっと見たけれど、すぐにぷいっとそっぽを向いてシャロンと遊ぶことに没頭]
あーらら。朝だけってのも、辛いねえ。
[今にも寝そうなレッグの様子に、くすり、と笑みをもらし]
[瞼を伏せるマイルズに、そゆことだね、と短く言って]
ああ、夏場は素でツライ。
昼間は殆ど寝れないし、夜は仕事だしで、ほんと、きついよ〜?
[口調は軽いが、結構真剣なのは、それだけ苦労がある、という事か]
[レギーナの愛らしい仕草と、そして猫を撫でるシャロンに思わず柔らかな笑みが零れ。]
こうしてるとなんだか平和なのだけどね……。
ここの集まりだって事を忘れちゃうくらいに。
[耳に届いたアヤメの言葉に、そちらを見やり]
……ま、確かにそーだねー。
なんのために集まったのか、思わず忘れたくなる和み空間ですこと。
[和み自体は、かまやしないんだけど、と。
ぽつり呟き、白猫に視線を移す]
[ジョエルの礼には微笑みで返し、紅茶を啜りながらアヤメの呟いた一言に]
まぁ、できればずっとこうしていたいけれど・・・
そういう訳にもいかないんだろうね?
[言って少し哀しげに微笑む。その瞳の奥に鋭い眼差しが隠されていることに、気づく者はいただろうか]
[カルロスの様子にまた笑い、ジョエルには軽く礼を言いながら紅茶を受け取った。
甘い香りを楽しんでいればアヤメ達の言葉が聞こえ]
これはこれでいいんだがネェ。
このままで終わる…分けもないのだろうネェ。
[変わらぬ微笑を浮かべたまま、ゆっくりと紅茶に口をつけた]
…あぁ、それはご苦労様です。
夏場に限っては、仕事の無い日は聊か嬉しさも増すのでしょうね。
[真剣みの混じる言葉に、何処か同情の混じる笑みを向けた。
自分自身も、暑さに強い訳ではないらしい。
ふと、アヤメの言葉に、ゆるりと瞼を向けて]
――全くです。
クローディアの詠みが、信頼に置けないと言う訳ではありませんが
本当に、「裏切り者」と称される方々が居るのかと思えてきます。
…尤も、此処に詰められたまま、と言うのは歓迎しかねますが。
[猫は皆の視線に気付いたのか。
残念そうにシャロンの指を一舐めして、会議場の隅っこへと駆けていって、そこでころりと丸くなった。
自分の事は気にせず、話し合うなら話し合えばイイジャナイ。
尻尾の不機嫌そうな動きはそんな風にも見える]
夏場限定の現象だけど、ねー。
[同情を交えたマイルズの笑みに、くすりと笑ってこう返し]
……ここに詰められたまま、は真面目に困るんだけどねぇ。
とはいえ……さて、どうしますか。
[ぼやくように呟きつつ。
白猫の動きに、あれ、拗ねた? と首を傾げ]
[最初から最後までひたすら円卓の自席で資料を読み耽っていた(どうやら眠っていないらしい)エドガーが頃合いを察して口を開く。]
…さて、今夜もよく集まってくれた、この夜を束ねる12星座達。
…さて、どうしましょうね。
[ディーノの笑みに返す様に、
口許に薄く笑みを浮かべながら、ぽつりと呟き]
「裏切り者」と呼ばれる方が本当に居るかも判らない以上、
問われるべき行動を取らない限りは…
僕には「裏切り」という判断も出来かねますし
[同等に、粛清に出る事も叶いませんが。と
静かにカップを口に運んで]
[それぞれの言葉にこくと頷き]
ボスが望んでるのはそんなものじゃないしね、それに……。
["恐らくは、裏切り者とやらも手をこまねいてはいないだろう。そして、自分自身も被疑者。疑いの矛先がこちらへ向かうかもしれない……そして私自身……"、そんな言葉は紅茶とともに飲み込んだ。]
[そっと指で柔らかな毛並みを撫でる。其れに力は殆ど込められず、少々猫には不満だったのかもしれない。
――と、猫の去る姿を見送り、苦笑が浮かんだ。
勿論猫の気持ちは理解していない訳に成るが。]
また、後でね。
[と、離れていく姿に呟いて――――――
自分が小さな貴婦人に付きっ切りだった事に気付いて、少し頬を染める。が、クイと引いたフードの下の話。]
……乙女の。
紅茶を、有難う。……可愛いね。本当に。
まーあ、それが問題なんだよねぇ。
[マイルズの言葉に、はふ、とため息をついて]
判断基準……かあ。
調べるったって、普通の手段でどこまで追いつけるやら。
過去のデータなんて、その気になればいくらでも改竄できるもんだし……ね。
残念だが朗報は無い。まだボスと話すには情報が足りない。
君達の最近の行動を調査した。しかし、他の組織や警察、軍。そういった、いわゆる裏切り者が接触する連中…と接触している者は居なかった。(少し笑いながら)少なくとも平和的にはな。
[ことり、静かにティーカップを置き]
この世界の住人ならデータの改竄くらいお手の物でしょうしね。
それに、こんなすぐに見つかるようなら、私たちの知らぬ間に粛清されてるでしょうし……。
─自室─
[シーツに包まれ惰眠を貪る彼女の肩を誰かが揺する
緩慢に目を開くと、そこには先にベッドを抜け出ていたトリナエスト]
……ああ、おはようトリナエスト
[そう言って彼女の頭を撫でる。彼女もしばしそれを享受していたが、スッと錠剤と水を差し出す
それを受け取り、錠剤を水で流し込むと]
ん。じゃあ、行こうか。楽しいことになるといいんだけどな
[そう呟き、服を着込むと円卓会議場に]
[話の内容は裏切り者。
――と云うのを理解する迄は、只、静かに紅茶を口にする。
銀糸が頬に掛かり。]
何にせよ、過去の情報程アテに成らない物は無いんじゃないか?
其処の、双児のの様に
いえいえ。
こちらこそうちの気まぐれお姫様と遊んでいただいたようで。
[こちらが感謝したいくらいだと微笑みながら第6席へと腰掛ける]
むしろ、まともなデータなんかみんな残してんの?
[アヤメの言葉に、けらりと笑って]
大体、調べられるコトくらいは、先読みしてもおかしくないんじゃ?
この世界、自分の身を護れるのは、自分なんだしねー。
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