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失礼な。
おれも男だよ。ちゃんと力あるよ。
でも人を運ぶのはちょっと無理だっただけだよ。
[ぶーたれて文句をいう。]
リディちゃん、どうする?
ティー君みてる? それとも、家に帰るなら送っていくよ。
[このときのアーベルは、借りている部屋にティルが寝かされることになるなんて知らない**]
―森―
[息切れしたのか大人しくなった妖精さんは、結局瓶詰のままポケットに収納。
誰かが倒れたと聞いて瞬くも、向かう人手は足りそうだと判断し、仕事に戻ることにした。
そう言えばツィムトに引っ掛かれた傷は、大したこともないのでそのまま放置してあるが]
― →通り―
そういや、詰め所に籠を取りに行かなきゃなァ。
……団長さんの事も気になるしのゥ。
[若い者たちの手前、口には出さなかったが長い付き合いのある爺さんが心配でない訳がなく。火箸で落ちている栗の毬を突付きながら溜息を付く]
ユリアンの瓶詰め妖精さんも探せないらしいしなァ。
本当に困ったもんさね。
だいたい、こんな村で人を隠して一体何の得があるのやら……ん?
[彼は何故、ここにいる自分の声が聞こえるのだろう。
不思議に思うけれど、もっと不思議なことはいくつもあって。]
願い事?
[彼の声に重なって、小さな笑い声が響く。
それは恐ろしく、でも惹かれる呼び声。
木々の影に見え隠れする気配に誘われるように頷いた。]
それにしても、やっぱりわからないのは、動機ですねぇ……。
この村に、それだけのものって、あったかしら……。
自然と温泉と伝説と……後は?
[ぶつぶつと呟きながら歩いてゆき、ふと足を止める]
……細工物?
[普段は硝子細工工房くらいしか訪れないためつい忘れがちになるが、宝石細工やら何やら、そういった職人も地味に多かったりする訳で]
あらぁ? ええと……。
[なんか、引っかかった。らしい]
[アーベルに言われるまま、駆け足で皆の元に戻り、また彼らを連れてくる。
見習い治療師の治療を珍しげに見物すると、アーベルの問いにはいと手を上げた。]
あたしも紅茶が飲みたいです!
お菓子……はさすがに期待しないけど。
[運ばれて揺れる猫妖精の尻尾を見、となりの青年を見て首を傾げる。]
アーベルは、あれ見て驚かないんですか?
や、あれとかあれとかあれとか……いっぱいあったけど。
ツィムト、静かにおし!
今、なんだか大事な事を思い出せそうな気がするんだから――…
[「フゥ゛ゥ゛ー!」と唸る飼い猫を叱りながらも、やはり気になって振り返る。目に入ったのは耳を寝せ薄茶の毬栗状態で威嚇するのツィムトと、でっかい芋虫ことオウド・ゴギー。
その巨体が持ち上がり、押しつぶすように影が落ちてくる]
ぎゃああああぁあーーー!
[猫も飼い主も逃亡まっしぐら]
……細工物。
守護妖精様も、確か……。
[人として生きた間は、細工職人だった事をふと思い出し]
んん……その辺りが関係あるのかしら。
守護妖精様の造られたものなら、力とかは有りそうだし……。
[小さく呟いた時、肩の上に乗っていた白い鳥がふと顔を上げ、ばさり、と一つ羽ばたいた]
え……っと、これだったかな。
[雑多なものが並んだ棚から、一冊のノートを取り出して捲る。書の写しやら人々から聞いた話やら、様々なものを書き留めたもの。それを手にして、部屋を出ようとしたところで]
……。
[何かが聞こえた]
―森番の小屋/猫妖精の枕元―
[幸せそうな寝言を聞くとその口にすっかり萎れたキャットニップを突っ込んでみた。
台所からは紅茶の良い匂いがふわりと漂ってくる。]
いい夢見てんのかなぁ。
むしろあたしが夢を見てるような……。
[自分の頬を引いてみても、痛いのか痛くないのか分からない。]
やっぱり夢なのかなぁ。
[今度は猫の耳を引っ張ってみた。]
……リーリエ?
[またも落ち着かない鳥の様子に、軽く眉を寄せる]
ほんとに、おかしいですよぉ、リーリエ。
さっきも、あんなにムキになって……。
[さっき=妖精王への連続攻撃の事らしいです]
―通り―
[店に向けて足を進める。
村はいつもと特に変わりはなく見え。
自分の店が見えてくる頃、立ち止まる背中を見つけて]
…何か?
[何かあったのかと尋ねようとし。
白い鳥が羽ばたくのに瞬いた]
―小屋・部屋―
そうだね。
驚かないかな。
[約束どおり、ミルクと砂糖を入れた紅茶を作って、エーリッヒとリディに差し出した。]
[自分はといえば荷物を開けて、ピアスをふたつ取り出すと、耳につける。]
夢じゃないと思うよ
[振り返るとリディが耳をひっぱっていて、面白そうに笑ったのだった。]
[何か悲鳴が聞こえるのはその後のはなし**]
[老婆の足にしては驚異的な速さで、獣道を避け木々の間を駆ける。ゴギー婆さんがその巨体で通れない隙間を抜けるごとに籠の茸が零れたがそんな事は言ってる場合ではなく、なんとか小屋が見えるところまで走って叫んだ]
坊! 居るなら戸を開けとくれ! …早く!!
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