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[まさか、本当にエーリッヒが、また、そこへ行くことがあるとは思わずに
棒のついた飴がおっこちるようにプログラム☆
触れられたことへのおそれはあるものの、
それを表に出すのはプライドが許さなかった。
(ぶったおれてることはスルー)]
―射撃訓練場―
[射撃訓練中。
訓練を始めてから3時間が経過している。]
……今、派手に動けばきっと『次』はあたしの番。
とすれば……
静観するしか、ないのかしら。
[ガラじゃないな、と呟き。引き金を引く。
弾丸は、標的の眉間に命中。]
――的中(ヒット)。
[呟く声は、氷のように*冷たく。*]
[…9分ほどすくみあがっていたが、意を決したようにポーズを決める。
なんか名乗りを上げてるみたいだが、小さい声になっちゃって聞こえない。
ポーズも足がすくんじゃって、へんなかんじ。]
…と、とぉー。
[へっぴり腰でジャンプ。っていうか落下。]
[それからハンカチを洗いに。
だいぶしっかりした…というかいつものように戻ったのは、
音を聞き続けたのとプログラムを組んだためか。]
……しかし昨日は
[洗濯機にハンカチやタオルを放り込んで、
電源をいれて考える。]
……システムか?
CCをくぐりぬけて?
……くそっ、先を越された!
[どう聞いても悪役です
ノートに名前を書いてる人のように見えるのはいろいろまずいかと]
…葛藤かー。
案外、悩んでる本人にとっちゃキッツイ事この上ないかもよー?
悩むぐらいなら、ヒーローならない方がいーんじゃね、とか。
……って、結構軽く言っちゃうのネ。
[けらけら笑いつつ、何だか随分具体的。
と、続く言葉に僅かに目を見開く。
はぁ、と小さく溜め息を吐きつつ、ガシガシと頭を掻いて]
……やろーか、内定。
[僅かに真剣身の帯びた声色でポツリと呟く。
瞬間、いつものへらりとした笑みを向けて]
…なんちって。
[ ぴったり棒の部分がつむじの辺りに命中したのは、
もはや職人芸かもしれない。
数秒の間、そのままの格好で停止。]
……うーん、ナイス。
[ 何が。
重力の支配下に戻り、落ちて来た飴キャッチ。]
[そしてCCの通知を、...は部屋で受ける。
口許ににぃと浮かぶ笑み。
それはどう贔屓めに見たとしても、
ぶったおれたような印象ではないだろう。
まあどっちも...なわけだが。]
【人狼】
CCのシステムをああも混乱させるとはな……
目の前でやられて、どうにも苛立つぜ
[たぶん、いろいろ限界こえちゃって倒れちゃった逆恨みの分も割増]
ぶっつぶすか
[どうやらCCへしっかりダメージを与えたかったようです。目的がヒーローじゃないのは(以下略)]
[ 前半部分は聞いていたのかいなかったのか、敢えて触れずに。
棒付き飴を舐める様子はふざけているようにしか見えないか。]
僕が本当の事を言っている保証はないし、
【人狼】の者が探りを入れているのかもしれない。
迂闊に口に出すのは危険ですよ、“ユリアン先輩”。
[ しかし紡ぐ言葉は存外真面目なもの。
ビジュアル面は見ちゃいけません。]
……遠慮しておきます。
実力で取れとか言われても嫌だしー?
[ にっこり笑ってみせると、飴の端をカリリと噛砕いた。]
[それから洗濯機がとまって乾燥機にかけて、
その間、パソコンにむかいながら煙草を吸う。
頼んだのが来ていないのに気付き、CCへの攻撃意思は増した。
ついでに先に報復(?)をした【人狼】にも怒りは増したようだ。
八つ当たりもいいところ。
とりあえず、やがて立ち上がり、
昼食を取り
(人はいたかもしれないが端のほうでたべていたので...はそれにも気付いていまい。
ちなみに{3}だった)
再び部屋へ。
乾燥させたハンカチをたたんで、
ミハエルの部屋のドアノブに袋にいれてかけておいた]
―そして現在 緑地エリア―
[あまり普段なら入らないそのエリア。
...は携帯端末をいじりながら誰がいてもまったく気にせずに、目を閉じる。
指の動きは止まり、
深く考え込むように。]
[ギュンターが孤軍奮闘してる頃。CCはCCで猫踊りしていた。
候補生の一人が物騒なこと呟いてたって、かまけてる暇などない]
にゃ〜んにゃ〜ん!
司令はみつからにゃいし〜
システム部分の怪しげなトコ丸ごととっかえようにも、SS権限返した後だから核部分のデータは弄れないにゃ〜〜〜!
ちみちみちみちみ、潰していくしかにゃいのかにゃん…
みゃっ、またネズミいやがるにゃっ!!!
[てしてしぺしぺし。復旧作業は*はかどらない*]
─緑地エリア・滝─
[そもそもなんでこんなものがあるのかは謎ながら。
(恐らくはマイナスイオンの発生とかなんとかそんなとこだと思われるが)
それなりの落差を持つ滝の下、刀構えてゆらりと佇む。
目を閉じたその表情は真剣そのものか。
少し離れた水辺には、刀の鞘と紺の風呂敷。
それから通知の入った封書。
そしてその近くには、淡い金色のふわもこした影のようなものが、*もしかしたらうっすら見えていたりするかも?*]
…肝に銘じておきますよ、ってね。
別に、俺は実力で取れとか言わないのにー。
ほら、互いに黙っておけばバレないっしょ?
[エーリッヒの言葉に、眼を細めてくつくつと喉を鳴らす。
肝心な司令やらCCにはバレるとか、
そんな事は多分彼の中で全く考えてられてはいないだろう…]
しっかし、先輩とかむず痒…。
[うわ、と小さく声を上げれば
ヤメてと言わんばかりにひらりと手を振って]
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