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[着地。
相手が受け身を取る間にゆっくり立ち上がる。
まるで聞くに堪えない暴言にも少しも構うことなく]
そんなに好意を持って居て貰えたなんてね
嬉しいよ。
まあ、アンタは例え私じゃなくて
親しい相手に対しても
もしやると決意したら、そのときは殺るだろうし
もし迷ったとしても決意を鈍らせることは無いんじゃないだろうかと思ったよ。
あのとき桜の下で、アンタがサヤカさんに対して厳しい事を言ったときにね。
アンタが本当の所は何を考えてるのか、
何を思って何を決意しているのか、私がそれをちゃんと分かることは無かったけどね。
[腕から矢を引き抜く。
そのとき少し骨に引っ掛かったが、矢羽根に手を掛けて力任せに引っ張った。矢の穿った傷口から、塞き止められていた血が勢い良く溢れた。]
だけどどうするの。
それじゃあ人は殺せない。
[引き抜いた矢を頬にあて、すい、と引きおろした。
矢にまとわりついていた血が、頬にひとすじ跡を描く。]
伸ばした挙句にっ……。
相手を滅ぼすだけだろうがっ!
[言いつつ、風を引き戻す。
制御が上手く行かない。
不安定な自分自身に、苛立ちが募る]
誰が……少なくとも、俺は、餌になるためにここにいるんじゃない!
[カバーが落とされたナイフの煌めきに、苛立たしげに叫びつつ、一度後ろに飛びずさり距離を取る。
白の胴着と、黒の袴が取り巻く風に揺らめく中、片膝をつき、いつでも飛び出せる姿勢で待ち構え]
[振り被った拳は、相手の掌により勢いを殺されて]
………っ、
[体重を移動させた足が、ざり、と僅かに土埃を立てる。]
わかんねぇ、よっ。
でも、…オレは、
[行き場のない感情を発散させるように、
再び殴りかかろうとするも、手首を掴まれてそれも叶わず]
……、……………離せっ
[それでも右足を軸にして、左足を後ろへと引き、
力の入らない体勢のままに相手の足目掛けて蹴りを放つ]
たべたいの。
だってそれはちからをくれるの。
[開かれる距離、更に踏み込んでゆく。
風に僅か押されながらも、ナイフを持った手を後ろから前へと振る]
ツカサをたべたらちかづけるもの!
その力で……ほしいものを、傷つけるのかよっ!
[近づくナイフを横に飛んで避けようとするものの、廊下の幅的に完全に避けるのは難しく。
避け損ねた刃が、左腕を掠める]
近づくって、何に!
[問いを投げつつ、背後に回り、発生させた衝撃派を叩きつける。
使いやすいが、使いにくい力に、微かな苛立ち。
今更のように、木刀を置いてきた事が悔やまれた]
……そりゃどうも。でも、私は先輩を慕っていただけで、あんたにはこれっぽっちも敬意なんて感じてないんだけどね
むしろ、さっさとくたばって欲しい
[左手が訴える激痛に脂汗を滲ませつつ、それを悟られないよう軽言を放つ]
私は私が決めた法に沿って動く。それを他人に理解してもらおうとは思わないし、他人にとやかく言われる気もない
これで回答は満足? じゃあ、さっさと死んで!!
[そう言うと、フユに向かって竹刀を手に詰め寄る]
オレは、何なんスか!センパイ自身が判って、ないのに!
俺は頭悪いんで、言ってくんなきゃ、尚更わっかんないッスよ!!
[再び殴ろうと動く手首を辛うじて掴み抑える。
と、校内に揺らぐ気配に、自らの周囲の空気が再び鳴り始めて
このままじゃまた帯電し始めるかも、と
チラリと頭の隅で場違いにも考える。]
と。わ、…っ!
[と、この体勢ですら予想外にも繰り出される蹴りに。
頭を過ぎった思いも有ってか、掴んでいた手首を思わず手放し]
[人間を”喰らって”いないうえでの出血で、俄に集中力が乱れる。(それ以上に、同室のものとして親しくしていた後輩と血みどろの戦いを繰り広げているという事が意識上での妨げになっているのかも知れないが。)
嬉々とした、または悲鳴めいたような憑魔の声も、朧げに聞いてはいるもののしっかりと答えることは無い。]
きゃっ!
[衝撃波に飛ばされて、床に叩きつけられる。
だが直前でどうにかナイフを持たぬ方の手を介在させて。
ダメージは受けながらも、反動をつけて体勢を整え直す]
だって、そうしないとてにはいらない!
ヨウコは音色みたいになりたかったんだ。
わたしも音色みたいになりたいんだ!
[ケホ、と小さく咳をしつつ、低い体勢で再び距離を詰める。
力の制御には集中力が必要なはず。
それならばとバランスを崩させる為に足を狙って右足を蹴り出す]
私はそんな事を言ってるんじゃないよ。
”これまで”アンタと過ごした中で、
アンタを理解するつもりもとやかく言う気も無かったけど
でもやっぱり何を考えてるか分からなかったっていうだけ。
ひとに理解されるの諦めてるところとか、
自分に似てて結構好きだったけどね。
[矢を目線の高さまで掲げて相手に向けた。
先端から、残っていた血が一滴、滴る。
矢を腰だめに構え直し、負傷した腕は軽く添えた。
床を蹴り、一気に距離を詰める。]
[目の前で起こっている争いの原因を洋亮は知らない。“憑魔”発された言葉の意味も、話を聞いていなかったから分からない。何方にせよ、今それらには興味もない。
同じようにその場に居て、止めようとしない少女を見て。
静かに花を降らす桜を見た。]
[右足1本で支えきれる程のバランス感覚はなく、
前に出る左足とは逆に、身体は後ろへと傾いで]
―――って…、
[手を突く間もなく、地に倒れ込んだ。
背負いっぱなしのリュックのおかげで、尻餅で済んだが。
…さっきもこんな事あったな、などと、暢気に思う]
音色? 音色って……。
[思い当たるのは、もう一人の拠り代。
どこか何故か、馴染みきれなかった長姉を思い起こさせて、そこに苦手意識を感じていた相手。
そう言えば、自分はなんで長姉が、そして彼女が苦手だったのか──と。
一瞬、そんな疑問に囚われたのがまずかったのか]
……くっ!?
[足に向けて放たれた蹴りに気づくのが遅れ、衝撃が態勢を崩す]
……やばっ……。
[同時に崩れた力の均衡、それを正す事に意識を集中したため、そのまま後ろに倒れるものの。
ぎりぎりで制御を取り戻した風で障壁を作り、態勢を整えるための時間を稼ごうと試みる]
……って、わ、ちょ、センパ…っ
[あぁ、やっぱりこけた。と頭の端で思いながら
尻餅をつく相手に向けて、手を差し出そうとして。
パチ、と小さな音を弾く指先に気付けば、躊躇い。
差し出しかけた手を引っ込める。
無言のまま、僅かに眉を寄せて。
そのままパーカーのポケットへ、その手を突っ込んだ]
…、大丈夫ッスか。
[地面に座りこんだままの相手を、見下ろしながら短く問い]
[お互い距離を詰めようと駆け寄る
フユは腕から引き抜いた矢を腰だめに迫る
リーチはこちらのほうが上。なれば、矢を払い落とし最後の虎の子で心臓を穿てば]
あああああぁぁぁぁぁっ!!
[無事な右手一本で竹刀を振り、左手は痛みに耐えて最後の矢を手に取る
右手の竹刀は相手の矢へ、左手の矢は相手の左胸へ]
音色はしってるの。
ツカサもたべたことあるんだって。
[倒れこむ相手にニンマリと笑う]
わたしもツカサをたべたら、ああなれるんだ。
ヨウコがあこがれたすがたに、わたしもなれる!
[そのまま相手に飛び掛ろうとするが、風の層がそれを阻む]
じゃまっ!
[勢いをそのまま返されて、押し戻される。
踏鞴を踏む際に僅か足が絡んで倒れそうになった。
仕方なくもう一歩下がり、相手を睨む]
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