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[エーリッヒと共にホールに来たのは良かったのだが…
エーリッヒは何か考え事を初め。
シスターの格好をした女性は水を飲んでいたが、寝てしまい…
後はお爺さんなのだが、少し気むずかしそうな顔をしており。
結局、少女はエーリッヒを見習って椅子に座り]
…
[ローザは何の動物なのかについて物思いにふけっていた。
その様子を見れば、沈痛な面持ちなのだが、内容はとても悲観に暮れるようなモノではなく…
オトフリートの声が聞こえると…元々、分からないことなのだ…すぐに考えることを止めた]
…ぁ…はい…
[…いや、ある意味ローザの正体よりも、大きな悩みの種が出来てしまった。
フロイライン=自分
フラウ=ソコで寝ている女性
…あれ?]
[フロイラインは少女、フラウは女性に向けて言う言葉なのだが…
一般家庭で生まれ、一般家庭で育った少女には無縁の呼び名だったため、分かる良しも無し]
…
[もしかすると、客人一人一人にあだ名を付けているのかも知れない。
そんな見当違いの考えが生まれていた]
そのようです、キアストライト様。
[客人の顔と名は逐一記憶している。
しかし突然呼び方を変えたものだから、
傍の少女は余計に混乱しただろうか]
お疲れでしたら、客室に食事をお運びしますが。
─ホール─
[人の話す声に物思いから立ち返り、周囲を見回す]
ああ……夕飯の時間かぁ。
「エーリ、ふだんからちゃんとごはん食べないから、きづかないのー」
[惚けた呟きをもらせば、カーバンクルから突っ込みが。
勿論、それは他者にはみゅう、という泣き声にしか聞こえないのだけど]
――ホール――
[声を掛けられぼうとしていた顔を上げ、いつの間にやら人が集まっている事に気づき、皆に会釈を]
これは…いつの間にかぼんやりしておった様だの。
[そういって見渡し、初めて見る顔に気づいて]
おや?其方のお嬢さんは…
[この場に招かれるには少しばかり幼い顔に首を傾げて]
―客間―
ふ〜。
[庭園から離れ、ユーディットにいわれたところの客間に入り、部屋の中を確認。ベッドなどなど色々おいてはあったが、さすがに私物の類はあるはずもなく、こっそり屋敷から抜け出して、一度家に戻り、荷物を持ってきておろす。その作業を終えての一息であった。
さすがにまたあの坂を上るのは疲れるものであった。
でも、戻ってよかったとも思う……嵐のように過ぎ去って呆然としたままやってきてしまったため家に錠をかけていなかったのだ。
といっても、父も半ば道楽で仕事をやっている。そして息子の自分も似たようなもの。盗られるほど価値の高い貴重品もそれほどなかったといえばなかったのだがそれはともかく。]
腹減った。
[空腹のほうが切実な悩みであった。もう夕食の時間となっているころだろう。
...はこの邸の最大の目的かもしれない食事をとりに、ホールへと向かった]
ううん、大丈夫。
ようやく描けたものだから、ギュンターさんに渡してくれる?
[机の端、置いた絵を掴み、それをオトフリートへと]
[他の人にはどんなあだ名が付いて居るんだろう。
少しわくわくしながらオトフリートを見ていたが]
…?
[お爺さんが会釈したのが見え、頭を下げ…お嬢さん、と言う言葉には辺りを見回した。
周りにはお嬢さんという程、幼い女性は…
…ようやく、自分のことだろうか、と思い始めるが…声を出したら負けだ。
無駄な義務感が少女の頭の中を支配していた]
―ホール―
[移動完了。ホールへと入る。中には見知っている人間と、知っているような知っていないような。……まあここの使用人or招待客であることは間違いないだろう。
腹が減ったなーと思いつつ。さすがに食事をともにするであろう人々を相手に名前も知らず、無視を決め込むのは気まずくて、食事もしづらいからと」
こんばんはー。
招待されて人の一人。ユリアンって者です。しばらくの間よろしく
[と、会っていなかった人たちに軽く挨拶をした]
―…→ホール―
……やっべ、やりすぎたかも。
[客間の扉を後ろ手に閉めながら、ふあ、と小さく欠伸を噛締める。
慣れた手つきで小袋から取り出したカプセルを、口の中へと放り込んで。
それを無造作に飲み下しながら、階下へと続く階段を下りる。
ホールの扉を開けば、揃う人の数に僅かに目を瞬いて。]
まぁ、随分とお揃いで。こんばんはー、と。
[昨夜には見当たる事のなかった顔ぶれに、ひらりと挨拶を投げて]
[声を掛けた少女が怪訝そうな顔つきで此方を見るのに気付き、ふと気付いて苦笑する]
失礼。この場に招かれたという事は、人は見た目ではわからぬ、と言うことなのでしょうな。
[ただ幼く見えるだけなのだろう、と解釈をして]
あぁ、そういえばまだ名乗っておりませんでしたな。
ワシはザムエル=シャイト。どうかお見知りおきを。
[それを、その場に居る者たちへの名乗りに代えてもう一度会釈をする]
了解しました。
[一礼して、渡された絵を両の手で丁寧に受け取る]
主は現在 部屋におります故、
皆様に直接御挨拶が出来ずに申し訳御座いません。
[客人へと断りを入れて、一度ホールを後にしようと]
あ。
あなたがたも、呼ばれたのですか?
今晩和。
私は、ナターリエ=キアストライト。
どうぞよろしくお願いします。
[見知らぬ人に向かっては、挨拶も*投げようか*]
[…やはり、自分のことだったらしい。
しかし、深くは突っ込まない…というか、年齢は上に見られているようで、心の中で安堵する。
…見た目は少女と見られていたのだが]
…
[名乗りする者も居て、少し考えたが、ゆっくりと立ち上がり]
…あたしの名前は、ブリジット=エイム、って言います。
お婆さまの身体が優れない、と、あたしが、代わりに来ました。
[ペコリと頭を下げる。
…立ち上がると、その体躯の小ささと言い、声の高さと言い…やはり、19よりは下に見えるだろうか]
[やって来た面々にこんばんは、と言いつつ一礼を。
白いふわもこも、肩の上でみゅう、と鳴きつつ一つ礼をして]
……御大は、お披露目準備で大忙し、かな?
[主は部屋に、というオトフリートの言葉に、ふとこんな呟きを]
[執事と入れ違いに使用人が中へと入り、料理を食卓に並べていく。
春キャベツとソーセージの煮込み、サーモンの香草オーブン焼き、、
ポテトときのこのスープ、春野菜とポーチドエッグのサラダなど。
デザートには、苺のアプリコットクリームも用意されて。
旬の食材がふんだんに使われたそれらは、食欲をそろうか。
飲み物は各々が望むままに、ワインや紅茶、コーヒーを*運ぶだろう*]
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