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――会場――
[男は巨躯を丸めるようにして縮こめ、
相変わらず隅の方から 祭りを眺めて居た。
甘い飴をコロリ 口の中で転がした時
ふと 背筋を這うような属性の気配に顔を向ける。
流水。
火炎の属性を持つ自身にとって、
近寄りすぎると――消えてしまうかもしれない、
そんな不安を抱かせる匂いだけれど]
よぉ、こんばんは?
[目が合ったから、笑顔で 手をひょいと上げた。]
うん、――って、あれ、あいつの知り合い?
なんか聞いてた?
[近寄ると うっすらと煙る気さえするのは
湿度があがったかのような 属性の妙]
俺の勘が鈍ってなければ、――流水、かな?
水はあんまり得意じゃないけど、
髪、すげぇ、綺麗。
[さらり流れる銀髪に 人懐こい笑顔を向ける]
ええ、先ほどちょっとしたことで知り合いまして……
詳しいことはなにも聞いてませんけれど、エーリッヒさんがご主人さんを大好きだと言うことだけは良くわかりましたよ。
[くす、と小さく笑う。
あまり近づきすぎると湿度が上がるどころか蒸発してしまいそうで、ほどほどで足を止めつつ。
髪を褒められて軽く瞬く]
ありがとうございます。
ええ、流水のゼルギウスといいます。
私も火炎はあまり得意ではないですが――せっかくのお祭なのに、苦手だからと避けていてもつまらない気がしまして。
[人懐っこい様子につられるように微笑みながら、ひとつ頷く]
人の姿をしていれば多分、そう簡単に属性負けすることも、ないとは思いますし……
へぇ、そいつぁ嬉しいなァ。
俺もあいつが大好きだからさ。
[エーリッヒが、という言葉に目を糸にして
傷の入った頬をごしごしと擦るような仕草をした。
そうかぁ、うん、そっかぁ、なんて口の中で呟いて
顔をまた上げ、座っていた場所から立ち上がる。
ゆうに190cmは越す巨躯が、流水を見下ろした。]
ゼルギウスかぁ、俺はイヴァンだ。
そうだなァ、それは確かに詰まらないし、勿体無い!
[人の姿を、という言葉にも笑みを深め、
大きな手をまっすぐ差し出して 握手を求めてみた。]
ふふ、では相思相愛、と言うことですね。
仲が良いのはいいことです。
[イヴァンの言葉にうんうん、と頷き。
立ち上がった相手の背の高さにちょっと驚いたように瞬き。
20cm以上の差がありそうな火炎を見上げて]
イヴァン、ですね。
よろしくお願いします。
[大きな手に、すらりとした手を重ねて握手を交わす。
一瞬周囲に蒸気が見えた気がしたが、火傷を負うこともなく普通に触れられたようだった]
うん、よろしくな!
仲が良い事は、助け合いが出来るって事だ。
意識が複数ある以上、そうでなきゃな!
[自分より随分と細い手を見下ろして 力を篭めず
ぎゅっと握ると痛みそうな気がしたから。
ふいふいと、ゆっくりと振って]
そうだ、ゼルギウスは館とやらに着けたか?
迷路になってんだな、凝った祭りだな〜
[手を離し腰に当て 胸を張ってから
辺りを見下ろすように見渡して 笑顔を向けた*]
ええ、そうですね。
一緒にのんびりしたりするのも楽しいですけれど、手助けしたりされたりもまた良いものです。
[うんうんと頷き。
豪快な悪趣がくるかと思いきや優しい握り方にほんのりと微笑んだ。
軽く握手を交わして手を離し]
迷路、ですか?
……まあそうですね、迷路でもあるかもしれません。
館への道はわかりますから、案内しましょうか?
[なんとなくピンと来て。
くすくすと可笑しそうに笑いながら胸を張るイヴァンを見上げてたずねる。
案内してくれといわれたら、にこにことした笑顔のまま、ともに歩き出すのだった**]
─大祭会場─
[滑るように駆けて来た先は、先程榛名達を拾った出店前]
おじさぁん、あの人館に連れてったからご褒美ちょうだぁい。
[しっかりご褒美を貰いに来たのだった。
おじさんは「仕方ねぇなぁ」と苦笑いをして、果物の蜂蜜漬けを器に盛り付けてくれる。
出店の横にあるテーブルに置いてもらうと、犬型のままそれを食べ始めた]
んぐんぐ……甘くておいしい〜!
[嬉しそうに渦巻き尻尾をしたぱた。
しばらくはご褒美に夢中になってもぐもぐしていた]
─大祭会場・館→森の中─
[館に残る者、外に出る者、それぞれを見送った後]
さあて、始まるまでそこら散歩してこようか。
[軽い口調で言いつつ、黒の飾り帯を翻して外に出る。
人ごみを歩くのもやや飽きたので、歩みは自然、森の中へと向いていた]
ええっ!?
道、判る、って覚えたのか?
ゼルギウス、お前すげぇな…
[案内を、と言われれば松の葉色の目を真丸く
パチパチと瞬いた後、うん、と頷いて笑顔。]
じゃあ是非!
流石にそこそこ歩いたから、
今日はちゃんとベッドで寝たいんだ。
[右肩に左手を置き、右腕をぐるぐると回し。
館へと向け、共に歩き出した。]
―大祭会場・館―
こんなに賑わってるると、出来るだけこっちでいないとだね。
気をつけよう。
[館の外を見てぽつり]
ナタさんもまたね。
ボクはこの館の中を見て回ってみようかな。
榛ちゃんはどうしたい?
[一人にするのは心配だけど、したいことの邪魔をする気まではなくて。どこか行くなら後でそれとなく気をつけておこうかのこころ]
――会場内――
うん?
いやほら、目的地に到着する時間の目測を誤る事って、良くあるだろ?
ま、野宿も楽しいもんだけどな!
[ゼルギウスに笑顔で語りながら
相手の足が先に向き先を決めないなら ふらりと
全く逆の方向へと歩き始める。
何故かその歩み方に 迷いは無く自信満々で]
あーそうだなぁ、
仕事が忙しくてその場で寝ちまう事もあるな。
あ、オレ、人間の町で大工してんだけどさ。
[腕をあげて むきっと 立派なちからこぶ。]
─森の中─
[メインの会場からやや離れると、包み込むのは静かな空気。
その静けさに紫をす、と細めた後、少し開けた場所で歩みを止めて]
……ここは、いつ来てもかわらないなぁ……。
[ぽつりと呟く。
極光の地の変わらなさには、退屈さを覚えるけれど。
この森の変わらなさに覚えるのは、安堵。
だからと言って、ここに住まうかと問われたら、笑顔でお断り、と返すのだが]
おお、さっそくだな!
惑わしの魔法でもかかってるんかな、此処。
[ちょいと引かれる裾に振り返り、
ゼルギウスが歩く方向へと足先を向ける。]
おお、そうなのか?
結構いそうだな、人間界に居る奴ら。
姉ちゃんも人間界にいるし、エリもだしな。
[ひょい と屋台の屋根にぶつかりそうになり
身を屈めて避け 辺りを見渡した。]
いえいえ、そんな魔法かかってませんから。
というか幾らいたずら好きな妖精たちだって自分達も迷いそうな魔法を使うわけないと思いますよ。
[イヴァン>>286にちがうちがう、とぱたぱた手を振って。
イヴァンが横道にそれそうになるたびに服の裾を引っ張って軌道修正しながら]
そうみたいですね。
本来の住処で暮らしていてもいいのですが、だんだん退屈してきますからねえ。
その点、人間たちはなんだかんだと入れ替わりが激しいですから退屈する暇もありませんし。
[うんうん、と頷きつつ。
背が高い相手の仕草に、背が高すぎるのも問題か、と納得したような視線を向けて。
そしてしばらくしたら、館の姿が見えてくる]
―大祭会場・館―
[エッチじゃないと力強く主張するゲルダに、笑いかけながら]
エッチなのは〜、悪いことじゃないの〜……
[とかフォローになってるんだか、なってないんだかわからないことを言っていた。
そして、自分が言った言葉の責は自分に帰り、ゲルダに肩をたたかれ。
あわててなでさする様子に自分は特に気にしてないのか、いつものようにふらふらした様子で]
でも〜、ゲルが幸せになると〜、私も幸せなの〜…
[ゲルダに笑いかけながら、そんな言葉を]
[これからどうするかを尋ねられると、しばらく間を置いた後に]
お部屋〜……、探すの〜…
[自分の寝床確保をまずは優先させたいらしく]
ゲル〜、一緒〜…?
[部屋探しの意味なのか一緒に泊まるの意味なのかはっきりとしない疑問の言葉を投げたり]
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