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まぁ、当然といえる。君達はそんな分かりやすい連中ではないし、そのテの事ならクローディアが出るまでもなく私が気付いている。
まだ暫く不自由させる事になる。すまんがな。
…改めて報告しておきたい事はあるか?
[会議場に出向くと、既にそこには殆どの幹部が出揃っている]
ありゃ、もしかして私ってば遅刻? あー、ごめんねー
[形式上は謝っているものの、そこに感情はあまり籠もっていない]
……小さくて、可愛いお姫様だね。
[部屋の隅の白猫に微笑を向ける。空気は和らいで。
再びジョエルを見やって、]
僕の撫で方は余りお気に召さなかったかもしれない。
……お前が撫でて遣るのが屹度一番嬉しいんだろうね。
[ふわと笑い、再び紅茶を口に。]
[空になったカップを置き]
最近はない、ねぇ…ハナっから刺客として―とかもあるかんな。連絡もテレパシーとか?だったりするかもしんねぇし。
や、おはよー。
[入って来たカレンに、ひら、と手を振って]
報告と言われましてもー。
何をどうしようか考えてました、としか言えませんが?
[エドガーの問いには、やや投げやりにこんな言葉を返す]
報告も何も。
調べられる範囲は全て調べたのだろう。
それ以外の部分を口に出す者がこの場にいるものかネェ。
[エドガーには肩を竦めて、カレンに笑う]
遅刻も何もなかろうよ。
手を出せるだけの理由もなく、ただ和んでいただけさね。
[エドガーの報告、との言葉に]
・・・一応疑われたりしないように言っておくよ。
今朝ちょっと部下達と連絡を取ったんだ。
ボスから頼まれた命令がまだ続行中なんで、それに関して、ね。携帯を使ったことだけが知られてても困るし。
それくらいなら別に構わないだろう?
まぁ、その命令が本当に今も続いているのか確かめる術はないけど。
報告なんて在るのかな
[然し先までの微笑みは消え、紅茶を離した口元は三日月]
其れ程迄に簡単に何か掴めるなら、彼の蛇が簡単に掴むだろう。
気短は他にも影響を及ぼす。
状況は芳しく無いが、急いたとて何か出来るとは限らないだろう。
皆が此の状況を理解して居るのだからね。
データの改竄やら、表面上の行動なんて
幾らでも誤魔化す術を持っているでしょう。
――少なくとも、この場に居る皆は。
[アヤメの言葉に、同意する様けらりと笑いを零し。]
お早う御座います、カレン。遅刻という事も御座いませんよ。
皆、気付けば集まっていただけですから。
[起きたら集まれという命もありませんでしたからね、と
小さく笑みを向けて]
ああ、部屋に下がって何をしていたか、かい。
休んでいました、としか言いようが無いネェ。
お愉しみだった連中もいるようだが。
[クツリと笑って紅茶を一口含んだ]
[レッグのメッセージに目を通し…まず考えたのは、「自分は裏切り者か?」という事。]
[12宮に裏切り者がいるとしたら、まず浮かぶのはレッグだ。だが彼の目的は、組織の規模に比すればささやかなものだ。大した波風を立てず妥協点を探すのは、難しいかも知れないが不可能ではない。]
[自分はまた、ボスと思想において差があるが、それは今に始まった事ではない。]
[レッグは、しかしもう自分も彼自身もクローディアの言う「裏切り者」の一人と見なしているようだ。]
[仮にそうだとして、クローディアは「裏切り者は3人いる」、と告げた。最後の一人は誰だ?]
[ひとつ心当たりがあるとすれば…この騒ぎの直前に届いた手紙。]
『ミレイ…どういうつもりなんだ…。』
そんなことはないとおもいますよ。
レギーナが他の人に自分からすりよっていくなんて早々ありませんから、貴方はきっと気に入られたんだと思います。
またよかったら遊んであげてください?
[余り猫の話をしていては会話の流れをおりかねないので丁度レッグから希望があったので一度そこで席をたち、何やら一杯の茶を入れてくる]
どうぞ、判官殿。きっと目が覚めると思いますので。
[笑顔でそれを差し出す。
見た目こそ中国茶だが、飲んで見れば舌に刺激と発刊作用があるだろうか。
なにせ唐辛子の入った中国茶だ]
[ディーノの言葉に肩を竦め]
あは、私ですらデータなんて何度も上書きなんてしちゃってるしね。そうじゃなきゃとっくに生きちゃいないでしょうね。
ま、裏切り者とやらも……その形跡なんて跡形なく消し去ってるでしょ。
[そうして、カレンに「おはよう」と声をかけ]
[ミュウの言葉を聴いて、]
其れは僕の事かな?
――蜂蜜味の口接けをしてきたよ
[弧を描いた口唇を、チロ、と紅い舌が舐め]
可愛い子だったよ。
今日は立てないかもしれないけれど。
…余程、朝に弱いようですねレッグ。
学生らしいといえば学生らしいですが。
[大変そうですね、と苦笑を零し。
オーフェンの告げる報告に、あぁ、と声を上げる。
何処か気だるげに、ひらりと手を上げて]
――その様な事も報告せねば成りませんか。
…先ほど、表で務めている仕事の上司に連絡を取らせて頂きました。
此処での待機を余儀なくされたので、休暇の許可を申請に。
[必要ならば確認を取って頂いても結構ですが。と
吐息を零し、プレートの最後の一口を押し込んで
カップへと再び口をつける。]
[自席である5番目の席に着くと、置かれていた紅茶に口をつける]
んー、報告すること?
特に無いなぁ。ねえトリナエスト、何かあったっけ
[そう言って後ろに付き従う自分のメイドに問い掛ける
首を横に振る彼女を見遣ると円卓に向き直り]
てことで私からも何もなし
わざわざ報告する事なんてねぇって。今まで飯食ってシャワー浴びて寝てたんだし。
[正確には飯の準備中に寝て起きてから食べてシャワーを浴びたのだがそこまで言う必要もないだろう]
[ミュウの言葉と表情には、微かに笑みを浮かべたか。
それから、肩を竦めるアヤメに一つ、頷き]
オレはそも、データ取らせてないもん。
[つまり、自身の仕事以外の行動のデータがあったとしても、それは正確ではない、と。
そう、言外に言っていて]
真っ向勝負なんかしてたら、いきてけないよねぇ?
[ジョエルの言葉に、少し嬉しそうに]
其れなら嬉しいね。
とても可愛くて、暖かい。
僕の方こそ、お願いするよ。
[其んな和やかな会話の裏で、恐るべき茶が用意されている事にも、気付かない。]
嗚呼、然しデータ、ねぇ…
僕には何が書かれて居たんだろうね。
[くつと笑み。]
[マイルズやシャロンの言葉に、]
確かにな。まぁ、そこで誤魔化されるかどうかは私の部下の能力次第だ。
[オーフェンの報告に、]
ああ、把握している。仕事は少なくとも今は継続中だ。続けてくれ…。
[すでに完全に閉じきったまま、ジョエルの用意してくれたお茶を一口飲み……]
ぶふぅ!?
[盛大に噴出した]
な、何だこれ! ピリ辛どころじゃねー! ってか、辛いの苦手な人間にはピリ辛も激辛も一緒だー!
[半分逆切れである。ただ、おかげで周囲が何やらエドガーに報告と称して、行動について語っているのに気付いた]
あ?
俺はとある組織の支援者筋から頼まれた大学の学長候補の殺しを終えたばかりで、特に報告するような出来事なんざねーなー。
[クツクツと笑いながらシャロンに視線を向けて]
「昨日はお愉しみでしたね」とでも言うべきだったかい。
その気になれるなら十分に楽しむがいいさね。
別のお楽しみは…白羊のが目くじら立てそうだしネェ。
アハ、そうだね。優秀な部下であってもミスは在るだろうけどね。
無い事を祈っておこうか?
[くつっと笑って隣席の男へ目を向け――様とした時、レッグの盛大な叫びに彼を見る。]
…………辛い物が苦手なのか。
報告、ったってねぇ……ここにいた、それだけよ?
[そうして、ディーノの言葉にくすと笑って]
取らせければ改竄する必要もなしか……流石ね。
まー、どんだけ腕っ節が強くとも、それだけで生きてけるほどこの世界甘くないし、ね。
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