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─竜皇殿西殿・議事場前─
では、主様。私は竜都にて待機しておりますので、御用命がございましたらお呼びくださいませ。
[そう言って一礼し、議場をあとにする。]
―竜皇殿・中庭―
ふふふ。性分みたいなものでしょうからねえ、ミリィのそれは。
[水晶の扇子を片手に、中庭へと現れたブリジット。
幼さの残る風竜へと、穏やかに微笑んだ]
はじめまして、ユル?
[ 一風変わった羽ばたきの音と明滅する色に、ノーラの意識は機械竜に寄せられた。伸ばした指先がその身体に触れる。竜の皮膚とも人の肌とも感触は異なり、体温はやはり、なかろうか。
全ての色を集めた黒の瞳は、踊る色彩を零さず写し取る。終わりには貴紫に留まったのを見、驚きを孕んで、瞬いた。]
属の本質がわかるのかな、賢い子ですね。
―――――――――――。
[顔を伏せ、片手で覆う。
止めろと、己の内かける静止は声にならない。
記憶はまるで嵐のように駆け抜けてゆき。
全てが自分を通り抜けた時に残ったものは。
懐かしさと、後悔と。
愛と、憎しみ。]
[渦巻く乱れた心の中で残ったそれらは、小さな棘のように内側に残り。
長い時をかけて少しずつ、忘れかけていたものが。
過去にもどったかのように、脳裏に焼きついた。
ずると、先ほど手にした葉の元に背を預ける。]
…。
[笑みはない。
ただ、内に蘇った強い願い、想いに、流されないようまだ、抗った。]
……え?
[唐突な声に、きょとり、としつつそちらを振り返る。
視線の先には、先に会った氷竜の姿]
わ、びっくりした……。
って、性分?
[驚きは一瞬、興味の対象はすぐにかけられた言葉へと移る]
─竜皇殿─
[ややあって辿り着く竜皇殿門前。一番最初に目に付くのは、入り口傍で会話する三竜]
自由時間に成すは皆交流かのぅ。
[良きかな良きかな、と笑みを湛えながら竜皇殿敷地内へと足を踏み入れた]
[ティルの言葉に、口元を緩めてしまい
はたと手で隠した。]
自由、というのが疾風竜らしいお言葉ですね。
抑えて…は、はい、そうですね。
全てを平らに見る為には抑える必要があります。
基本的に、感情より理性で動かないと。
[言いながら、チラチラと目はピアの方へ。]
[会議の行われている西殿からできるだけ離れたその場所は、今もまだ静かだった]
ううん、慣れていないだけ。
もう大丈夫。
[クルゥ、と鳴く白鳩を撫でる]
行こうか。中庭なら誰かいらっしゃるかもしれない。
[左腕に白鳩を抱いたまま、背を離して歩き始めた]
― →中庭 ―
そうそう、性分。
自由じゃないとか、意地っ張りとはちょっと違ったりするのよ。
[穏やかな、緩い笑みを浮かべながら]
そこの雷竜さんは、どうやらお連れさんが気になる様子よ、風竜殿の。
[ほんの少しだけ、からかう様に呟くと、疾風竜の傍らのピアにも手を振った]
[かけられる声に片手を挙げ笑みながらそちらへと近付く]
里の子達に土産をと思うてな。
あれこれ眺めて来たが、遊具となると儂では何が良いのが分からぬのでなぁ。
書物で良さそうな物をいくつか目星をつけてきたのじゃ。
じゃが書物は少々かさばるでの、会議が終わってからにすることにしたわい。
[訊ねてくるオトフリートに笑いながら返す。笑ったことで手に少し力が入り、小袋がかさりと小さな音を立てた]
平らに……。
んんと、公平なる裁定、のため?
[雷撃という属、それが表す領域を思いつつ、問う。
向こうは向こうの『律』に即してるのかなあ、などと考えている傍ら。
向けられる視線が気にかかったのか、ピアはぴょい、という感じでミリィへ向けて手を伸ばした。
あわせるよに、尻尾もゆらゆらり]
[感情を抑えた月闇の心は今は遠く。
近く感じるのは生命の大きな揺らぎとそれに抗う心の動き。
今ならば掠め取るのも容易いと精神の手が伸びる]
オティーリエ、あなたの心を。
[一度入り込んだ心は結び付きを生じさせ、間違いなく彼女に心の声は届く]
あぁ、ブリジット殿。
性分、で片してしまうものではないです。
行動には理由があってですね、きちんきちんとしないと後々泣きを見るのですよ?
[口調はぱきぱきとしつつも、
ブリジットに向けるめがねの奥は幾分か柔らかい。]
お久しぶり、です。
――はい。
[届く心の声に、返事をする。
どうすれば良いのか、よくはわかっていない。
しかし、そちらへ力が届くよう、願う。]
[氷竜の言葉に、きょとり、とまた瞬いて]
そうなんだぁ……って、ピアが気になる、て?
[こちらは気づいていなかったようで、改めて、ミリィに手を伸ばすピアを見やる。
ピアは氷竜にこたえるように、そちらへ向けてゆらり、と尻尾を振った]
[『揺らすもの』はただクレメンスの、時と共に培われた殻にひびを入れただけ。
干渉を受けた、など露も知らず。
内の波に飲まれまいと耐える心は、折れはしないが乱れ揺れる。
だから、自身の近くに伸びた手に、気づくのにはいくらか、遅れた。]
さまざまな遊具がありますから。
老君が買い求められたものでしたら、きっと気に入られることでしょう。
[微笑んで、それから音につられるようにその袋を見る。]
……さて。
[そうして廊下を歩きつつ、思案。]
待機していますとは言いましたが……何かが起きる予感がするのですよね。
それこそ、竜都に留まれなさそうな。
さて、困ったものです。
子の興味は何に移るやら、解しがたいからの。
此度の随行者には、諸王様方の御子も居られるようじゃて。
訊ねてみれば、何かしら得られるかもしれんの。
[ 思い出すのは、翠樹の仔と陽光の仔のやりとりであろう。
ザムエルの言う里の子よりも大分幼いのかもしれぬが。]
エーリッヒに聞いてみるのも手かもしれんな。
機械がよいと答えられるかのぅ。
[ 終わりには僅かばかりのからかいが滲んだ。]
ミリィは相変わらずね、本当に。
もう少しゆっくりしても良いでしょうに。
[変わらない様子に、くすくすと笑って]
はい、お久しぶり。変わりがなくて何よりよ。
[久々の旧友との再会に、楽しそうにしている]
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