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……なんだ、唐突に。
[絡められる指。
天鵞絨が細められる。
ヘルムートたちを案ずる言葉には、は、と一つ息を吐き]
……そのようだな。
大丈夫……だとは、思うが。
[だからと言って、待っていられる余裕はなく]
……俺たちは、俺たちで、急ごう。
ユリアンにも、挨拶せんと、な。
>>225
[ドアごしに何かやりとりがあったらしい。
ヘルムートの声が何か聴こえる。
そして、さっきの自分の言った情報を考える。
ぼんやり、でも、わかっていることがあって…]
議員、早く、貴方は…
ヘリに………。
[ヘルムートが戻ってきたなら、そう伝える。]
[廊下にはまだ白い花がいくつか落ちているだろうか。
蛇が出なかった事に安堵を覚えながらも歩みを進め
実験室の前を通り掛かれば人の気配。]
[いばらは咲く
いばらは弔う
こころに感応するように
ブリジットの症状が進むほどに、それは強くなる
あの赤いランプの燈った棺に
石と化した人々の側に
はらりと、白を 落とす。]
[唐突と言われてくすっと笑う。]
どんな時でも、強がるし、甘えるし、場違いな事を言う。あたしはそういうおんな。でも、退屈はさせないから。
[ふらついた足を誤魔化すようにライヒアルトと腕を組む。]
生き方も、……死に方も。きっと、自分で決められる方が幸せだと思う。他人に踊らされるより、遥かに。
[嫌な予感がする。けど、生き方を決める為に屋上へ。]
───O for the wings of a dove,
[微かなテノール]
Far away would I rove.
[空気の中で]
In the wilderness build me a nest,
[震えて]
And remain there for ever at rest───
[消える]
[目を閉じて]
[繰り返す]
[飛んで行った鳩]
[思い出した歌]
───?
[名を呼ばれて]
[振り返る]
[苦笑]
───手、あとで治療してもらいなね。
[赤い]
[少女の手]
[苦笑]
[戻ってから。息を吐いて、決心したようにダーヴィッドを同じ視線の高さで見詰めなおした。伝えられる内容と、ヘリと言う言葉には分かったと頷き。
手を伸ばして、触れるのは赤い前髪ではなく、ダーヴィッドの首筋。]
ダーヴィット。
……私は、言ったように
お前を石にするよ。
[サファイアブルーの両眼。]
私は、お前を──お前とあえてよかった。
私はお前と出逢わなければ、自滅していたかもしれない。
もっと、愚かだったかもしれない。
お前を殺した後、私は当然ヘリに乗り込むだろう。
道が見えているのだから。
[ダーヴィッドの首輪の周囲の皮膚をなぞり、それから。ダーヴィッドの両手を、ヘルムートのはだけたシャツの喉元に運んだ。──言葉の続きを、聴いて欲しい。]
私がお前の首輪を奪い去る時、
お前が──
私の首輪を剥ぎ取っても、かまわない。
ダーヴィッド。
何故なら。私はずっと、
ピューリトゥーイを投与されたお前に、
助けられていたのだから。
[そこで言葉を切り、僅かに口元に笑みを浮かべた。]
……退屈しないのは、否定しない。
[組まれた腕。掠れがちな視界は、その意を確りと捉えきれず]
ああ、確かに。
生きるか死ぬかは、自分で決められればいい。
……それでも。
[は、と。零れるのは、ため息]
……安易に死を選ばれるのは、辛いけどな。
[零れた呟きの意味する所は、伝えずに。
聞こえた、ベアトリーチェの問いには、まだらしい、と返しておいた]
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