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[気配が無いのを視界でも再び確認し、
漸く、僅か張り詰めた緊張を解いた。
床へと散乱する氷の幾つかを、靴で軽く押し割りながら
痕の残る室内に、僅かに眉を寄せる。]
――炎と、冷気のぶつかりとは云え、
矢張り、凄まじいですね。
[小さく吐息を零しながら室内を一瞥し。
残っているかと考えて居た少年の身体が見当たらない事に、
――そして床へと残る一枚のカードに、おや、と小さく声を上げた。
静かに其方へ歩み寄り、慎重に。濡れた其れを持ち上げる]
[シャロンにおいていかれてしまった形になった猫は、なうー…、と小さく鳴いて尻尾をぱたりとひとつ揺らした]
[マイルズに頷いて、彼と共に*向かう*]
[マイルズ達と共に激闘の舞台となった部屋へ。
勝者は既に立ち去っており、室内は凄惨なまま静まり返っていた]
流石は両極の性質を持つ能力者の闘い、といったところさね。
おや、それは人馬宮のカードかい。
持ち去らなかったというのは、どういうことなんだろうネェ。
[マイルズの持ち上げたカードに気が付くと片眉を上げた]
否。
[その問いと体勢に、答えは簡単に返った。]
僕は別にお前を兇したい等思っては居ないよ、牡羊の。
――お前が裏切り者だと云うなら、其うするに何も問題は無いけれどね。
[くつっと小さく笑みが浮かび]
なんてね。
蛇ののカードの行方、知らないかと思ってね。
……知っているか?
[紅は笑みを含んだ儘。
だが――如何問えば良いのか、矢張り心理戦など苦手だと心の中では*毒づいて*]
『「裏切り者」は私達だけだが…、だからといって、他の者達が自分から誰かを襲撃する事が無いとは言い切れん。』
『裏切り者探し、脱出目的のカード集め、あるいは単なる衝動から。理由はいくらでもありうる。』
…その様ですね。
[ミュウの言葉に、濡れたままのカードを一度裏返し。
その真偽を確認して、ぽつりと言葉を返す]
…クローディアのカードは、キッチリ持去られていた様ですよ。
少なくとも巨蟹宮の彼は、カードが目的では無かった事に成りますね。
もし彼が「裏切り者」為らば、
…目的の物を置いて行くヘマは成さらないでしょうし。
[彼が、裏切り者とは違う可能性が高く成りましたね。
吐息混じりに、カードを表面を撫ぜる。
カードに纏わっていた水が、瞬間にして気化し。
残るのは、乾ききった一枚のカード。]
…人馬の彼が裏切り者だったのか、案に粛清とは違う戦闘だったのか。
其処までは判りかねますが。
[マイルズに続いてオーフェンの部屋にやってきたが]
ふへー、これは酷いねぇ
[のぞき込んだ部屋は、凍りついた家具やら溶けた金属やら焦げ付いた壁やらでなんというか凄惨な状況]
普通に考えたら火がカルロスで氷がオーフェンだろうけど
[そう言って見遣ったのは、氷と水で出来た水溜り]
どうやら、単純にそうとは言い切れなさそうだね
ん? それってオーフェンの? 置きっ放しってことはカルロスは裏切り者じゃないのかな?
[鼻を僅かに動かす。来訪者から微かに薬の匂いがする。]
[自分もしばしば殺しに使うから分かった。麻酔か鎮静剤系の匂いだ。]
[金牛宮がしばしばそれを入手している、どうやら自らの衝動を抑える為に服用するようだ、という報告を思い出しながら、内心独りごちる]
『どうやら本当にやりあうつもりは無いらしいな…。』
…クローディアのカードか…。いや、知らないな。レッグから詳しい報告は受けたが、彼も見ていないようだ。恐らく裏切り者が所持していよう。
それがどうかしたのか?
『フム…。何か私に含む所があるのは、確かのようだ。』
『しかし何故だ?こいつも何かしら「詠む」能力を持っている…のか?』
カード目的ではないのかネェ…堪え性の無い。
いや、手っ取り早くて助かるか。
[呟いた言葉を即座に否定してクツリと笑う]
カードが欲しかったんだとすれば手落ち過ぎだろう。
そこまで愚かではないと思うね、カルロスにしても。
それ即ち裏切り者でないという証と言うつもりもないが。
…そうとは言い切れないとはどういうことだい、カレン。
『いずれにせよ早めに始末すべきだな。』
『確かこいつは双児と一緒にクローディアの部屋に居て、レッグが天蠍を焚きつけて張り付けている…。』
『…やってみるか。』
んー。でも、裏切り者にとっては最終的にカードを全て集めることが出来ればいいんだから、その過程でカードを誰が持っていようと構わない
だから、一概には裏切り者じゃあないとは言えないのかもね
[そう言って、意地悪そうに笑う]
いや。
エレベーターに行ったが、矢張り乗れなかったからね。
有れば外に出られるんじゃ無いかと。
[其れから、くつっと哂って]
ふゥん?
――本当に、知らない?
堪え性が無い…のは同意ですが。
まぁ、遅かれ早かれ事が起こっていた様には思いますね。
[ミュウの言葉に、苦笑交じりに小さく喉を鳴らす。
続く言葉に、浅く頷いて同意を示して]
確かに、裏切者では無いとは言い切れませんが。
……もし、彼が裏切者なのだとしたら…
人馬宮のカードを持出さなかった事を良しとして置きましょうか。
[カレンの言葉に、僅か眉を寄せて。
手に持ったカードで、口許を隠しながら思案するように]
しかし、3人居ると云われる裏切り者以外…の手に渡れば
その分、余分な戦闘を行う可能性も有り得る筈ですから。
単純に考えるならば自らが倒した者のカードを回収する方が
一番早く確実だとは思いますが。
実際、クローディアのカードは抜かれていましたしね。
[一瞬怪訝そうな顔をして、直ぐにまた普段の表情を出すと]
…なるほど、私を疑っているわけか。
残念だが、と言っても誰にとって残念かは様々だが、私は確かにクローディアのカードについては何も知らない。
誰に何を吹き込まれた?
いや、カルロス。
カレンの言っているのもあながち間違いじゃないだろうよ。
倒した相手のカードであれ、誰が持っているのかが分かればそいつを倒せばいい。
どうせ全員分のカードが必要になるのだからネェ。
裏切り者じゃなければ、みすみす差し出したりはしないだろうし。
やれ、となるとこの場で分かることは殆ど無しか。
無駄足になっちまったかネェ。
[やれやれと溜息をついた]
アハッ
[クスっと哂って、手を口元に当てた。]
まァ、良いんだけどね。
誰に?
――僕自身だとは思わないのかな?
[三日月の笑みは消えない。]
─客室─
ん……。
[感じた気配に、ゆるく瞬く]
……『半身』?
[小さく呟いて、右手を握り、開く。浮かび上がるのは、銀時計]
ん……落ちたのは、人馬の御子……か。
[小さく呟く。
摩羯宮──『陽が入りて死せる宮』に座す彼にとって、人の死はなんら感慨を得るものではなく、ただ、それだけで]
……一応、見にはいっときます、か。
[呟いて、ベッドの方を振り返る。
栗色の髪の少女に目覚める様子がないと見て取ると、微かに笑んで、部屋を後に]
[ミュウの言葉に振り向くと、軽く肩を竦め]
そうだね。まず、オーフェンの死体がないということ
カルロスが焼いたにしても灰ひとつ残ってないのは不思議
そして、その代わりにそこにある砕けた氷。そしてその中にあったオーフェンのカード
これってもしかすると、各員の能力に対する認識、改めないといけないね、ってこと
[それと、と今度はマイルズに振り向き]
まあ、カード隠すのだって楽じゃないでしょ
それに、カードを持っていることはそれだけで疑いの元になる
だったら、最後まで手元に置かず、最後にまとめて回収する方が効率はいいんじゃないのかな
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