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……養父さん、大丈夫かな……。
[唐突な狼の活性化。
森の方にも、影響は出ているだろうか。
出ているとしたら、それを調べて無茶をしていなければいいのだけれど]
……取りあえず、いつかみたいに枝直しに行って落ちるとかは勘弁な……。
[はあ、と。ため息と共に呟く]
中、戻るか……。
[白の向こうの黒を見やりつつ、呟く。
それがいい、と言わんばかりに、カラスが一つ、羽ばたいた]
[典型的な迷子だった。
けれど年の瀬の時期、人々は忙しくかまう余裕も少なく。
心細くて本格的に泣き出しそうになった時。
どうしたの、という声がかかった]
かあさま、いないの。
おうち、わからないの。
[見上げれば幾つか年上らしい少年。
白い手袋をした手でぐしぐしと目を擦り答える。
少年は困ったような顔をして、ふと雪を掴んで何かを形作った]
…うさぎ?
[どこか歪な雪像。
それでも思いかけぬ小さな作品に涙が止まる]
―二階・自室―
[昨夜は説明を求めるものに話をし、叩きつけたときに飛んできた牙や爪の破片をとって治療して終えようとしたところ、最後に無茶な動きをした代償により痛んだ体をブリジットに見つかり、腕や肩や足に湿布を張ることになった。
礼を述べれば、ふるふると頭を振り、顔色が翳ったのをみて、何を思ったのか察し、これ以上は何も言わずに、剣の手入れのために自室に戻り、手入れを終えた後、疲れを癒すように寝たのであったが]
…っ?
[思わず木箱に手を伸ばして起き上がる。トンっ。という音がしたからだが、だからといって剣呑な気配は感じず、そっと窓を開けた
すると突き立っている矢と手紙。矢を壁から抜き取り手紙を開く。書かれているのは昨日と同じ形態の文字]
[広間には寄らず、上へ上がろうかと思ったものの]
あ……本、忘れてた。
[昨日、下へと降りた直接の理由は、多分まだ置き去りのままで]
無くしたら、怒られるからな。
[小さく呟いて、結局広間へと向かう。
中に入ると、肩のカラスが挨拶するように一つ、羽ばたいた。
もしかしたら、「ちゃんと連れてきたよー」という意思表示なのかもしれないが]
ジャベリンにしては唐突だな…
[いろいろなことが書かれていた。
だがその中で特に目を見たのは、やはり昨日のこと。だいたい察していたらしいが、それによる村の方針のほうであった]
人狼なぁ…本気だってのか?
[ただ昨日の状況は確かに異常ではある
そしてまた昨日と同じように、紙とペンに同じ形態の文字を書いて、矢に括り付けると、荷物からボウガンを取り出し窓から森へ向けて放った]
[バサリ、][羽ばたきの音]
や、アーくん。
飲む?
[振り返って歩み寄り、むしろ飲め、といわんばかりに押しつけた]
ザフィーアはご苦労様。何がいいんだっけ?
--外、死体の前--
[暫くずっと、雪の中で死体と供に佇んで。][動くだけの気力が無かったともいうが。]
…帰らなきゃ。
[咳は出なかったが。][少しだけ出ていた風邪の兆候が、ぶり返さないとも限らず。]
[のろのろと大袋を背負い。][ゆっくりと歩き、集会場へと戻ってゆく。]
--→集会場--
/*
休息は十分にー。
占いで黒引いたら引いたなりに、占い師から反応あるだろうし、流れに任せていいような。
吊り襲撃の組み合わせ次第で、ダークにもライトにもなるからなあ……。
アーベル的には確定してる部分が少ないから、生死どっちにも転べるので。
村側の望む流れを何とか読んでいきます。
*/
[大人から見れば他愛ないそれらも幼い少女には宝物のようで]
わたしも、つくる!
[少年と二人、あれやこれやと雪を固めてゆく。
泣いていたはずの顔はいまや笑っていて]
「レーネ!」
[届いてきた声にパッと顔を上げると、そこにはコートを纏い淡い青の手袋をした青年の姿が]
にいさま!
[少年は良かったねと笑って。
じゃあね、と兄がこちらに来る前に走って行ってしまった。
彼も本当は忙しかったのだろうか]
ありがとー!
[後姿に叫ぶ。辿り着いた兄や母には勿論しっかりと叱られたのだが。その時の楽しさはしっかりと少女の中に刻まれた]
─広間─
て、え。
[押し付けられたカップに、思わずきょとり]
なに、コレ……ミルク?
[ずっと外にいて冷えた手には、カップ越しの温もりも少し熱いように思え、取り落としそうになるのを慌てて支える]
というか、ザフィーアがご苦労様って、何が?
/中/
はーい。
はーい2。その辺も進まなきゃ分からないですよね。ほふり。
こっちはほぼダークしかないもんd。生き残れば幸せに持ってく事もできますが…やっぱりそれはアベルに任せた方がきっといいような。気が。
流れファイトーです。
[そして窓を閉めて、体を軽く動かす
昨日は全身が満遍なく痛かったが、それはだいたいいつものこと。一夜寝たらだいたい治まった。とはいえ、特に痛んでいた部分はまだ治まってはいないが、痛いだけならば特に支障もない]
さて…自衛団はいなくなっちまったけど、状況は変わらず、どうするかね
…単なる荒事なら慣れてんだがなぁ
[そう言葉を漏らして、嘆息を一つ。木箱を背負いなおすと広間へ行くことにした]
/*
問題は悲劇の方が持ち込みやすいんで、ついそっちに流れたくなる事かも(笑)。
笑い話はさておき、『強者襲撃』の方針で、赤RPの方も進めて行きますか。
そろそろ起きますので。
*/
すぐかえってくるのね、ヴィント。ロットより先?
ロットのほうがさきにあそびにいったのに、どうしてヴィントよりかえてくるの、おそいのかなぁ?
[壊れたテープのように。][何度も何度も繰り返される。]
[ロットが帰ってこないと。][変わらない、いつものやり取り。]
[銀の意識は半ば諦めたようで。][溜息をついて無言のまま。]
うん、ホットはちみつミルク。
あったまるよ。
[にへら、と笑みを作った。
――浮かべられていただろうか]
どうせ、御飯も食べてないんでしょ。
飲まないし食べないとか言ったら、
鼻からにんじんジュース飲ませるよ。
[空いた左手の人差し指を突きつける]
さぁて、なんだろうねえ。
ザフィーアだって、寒いしお腹空いてるよねえ?
[そこまで言ったところで、いつの間に目覚めたのか、ぐったりとしているエーリッヒの存在に気づいた]
……と。
パンとスープがありますけれど、持ってきますか?
―広間―
よぅ…あまりいい目覚めじゃねえだろうが、あれから何か変わったことはあったか?
[広間に居る面々にそう声をかけ、暖炉の傍にいき、薪をくべる、と同時に紙をその中に入れて木箱を近くに置き、席に着く]
--集会場・一階広間--
[外にずっといて、体中が冷えてしまったからか。][中に入っただけで温かな空気に包まれ。]
[広間にいた人達にペコと頭を下げる。]
おはようございます…。
[何時もより小さめな声で言って、中へと。]
……ほんと、甘いの好きだなお前。
[一見、いつもと変わらない言葉と笑み。
でもどこか、微かに違和感めいたものを感じたのは気のせいか、それとも。
ただ、それを指摘するのもいい気はしないから、こちらもいつも通りの言葉を返し]
……ていうか、それ、なんて拷問。
[ニンジンジュースの話には、わりと真顔で突っ込んだ。
肩のカラスは、呼びかけを肯定するようにばさり、とまた羽ばたいて]
……ん、そだな……。
つき合わせて、寒い思いさせちまったし……パン、あるなら、ついでにザフィーアにも頼む。
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