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……ああ、そういえば。
[ぽん、と手を打ち。]
吊り橋、落ちちゃったらしいですね。
困りましたね。これじゃお医者さんも来られないでしょう?
[確か未明だか明け方頃の話でしたっけ。と皆の周りを見回して問う。]
[ウェンディの仕草と微笑みを見て、笑みを深める。]
ふふ、随分落ち着いておられますね。感心します。
勿論、『バケモノ』に対する死神ですよ。
……もっとも私も人の身ですから、明日の朝には死体で転がっている。
なんてこともあるかもしれませんが。
その時はご容赦くださいね?
[冗談めかした言葉、そして穏やかな笑み。
しかし、眼鏡越しの目は全く笑っていない。]
……如何したものやら。
[ 奇妙な程に普段と変わらぬ調子のルーサー。やけに楽しそうに笑うウェンディ。未だに茫としている様子のヘンリエッタ。……昨夜見たメイの様子も気に掛かる。]
取り敢えず、……食事でも、取って来ます。
[ 然う一言告げれば、立ち上がり広間を後にしようとして、]
あ。火、弱まっているので。薪、御願いします。
[机の脇に置かれた木を指差すと、ヒラと手を振って其の場を後にする。
橋を渡れずに戻って来たらしい男の、狂気を孕んだ哄笑が耳に届いたが声を掛ける訳でもなく、一瞥し其の儘*通り過ぎた。*]
[クククク]
[喉の奥で嗤い、]
[暗い暗い館の中へと]
[戻っていく、][或いは]
[今初めて]
[彼は][此処へ]
[やって来た。]
[聞こえた哄笑に、ふと、表情が陰る]
……いっそ、壊れちゃえば、ラクなんだろうけどね。
[呟いて。
左胸に手を当てて、ぎゅ、と掴む。
そこにあるモノは、果たして狂気を呼び込むのか、それとも正気を括り付けるのか。
そんな事を、ふと考えつつ]
[少女はそっとルーサーに近付き、小さな何かを手渡し――]
落ち着いて…見えますか?これでも…内心恐怖で満ち溢れているんですけど、ね?
まぁ、そう見えるのでしたら…経験がそのように見せているのかもしれません…。
[小さく微笑み――]
そうですわね…。神父様も血の通われる人ですから…。死と隣りあわせでは…ありますよね…。
でもその時は――仕方がありませんし…。私も神父様のお力添えになれるように…なれるように…
[最後の言葉は小さく漏れるように呟く。]
[穏やかな笑みにはもう…同等の笑みなど返せない――]
メイさん。
[歩き出したメイに、声をかけ。]
そんな事を言ってはいけません。
希望は、まだ潰えていない。
[その声が聞こえたかどうかは、わからない。]
─館外─
[崖の縁に立って。
今は渡る術もない、対岸を見やる。
恐らくは無意識の内に、そこに『理解者』の姿を求めて]
…………。
[だが、そこに求める姿はない。
歩く事も儘ならなくなりつつあったのだから仕方ないだろう、と、理性は理解しているものの]
……帰りたい……よ。
[感情は、縋る者を求めて。小さな呟きを風鳴りに溶かす]
[ぽん、と空いた方の手がウェンディの頭に置かれる。]
心配させてしまってすみませんね。
大丈夫、そう簡単にやられるものですか。
[元気付けるように、暖かい微笑を。
先程の目が笑ってない微笑ではなく。本物の。]
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