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[工房を後にして辿り着いた先はやはり広場。未だに鉱夫が行き交い、慌しい様子が目の前に広がっている。邪魔にならないように隅へ移動し、腰を下ろした]
皆忙しそう。
僕も手伝えたら良いんだろうけど…。
[行ったところで足手まといになるだけだろう。それは自覚していたので申し出ることは無く。ぼんやりとその様子を眺める。ふと視線を移すと例の子供が駆け寄ってくる姿が見えて、にこりと笑みを浮かべた]
こんにちはお嬢ちゃん。
え、昨日?
ああ…うん、ちょっと用事があってね。
ごめんね約束したのに。
[流石に本当のことは言えず、そう言って誤魔化した。子供が隣に座り、占いをせがむ]
ん、良いよ。
何を占う?
[仕事道具の中からタロットを取り出し、簡易テーブルを広げる。シャッフルをしながら子供の言葉を待った]
ああ、いらっしゃい。
包帯ね。
[鉱夫たちは入れ替わり立ち代りやってくる]
[この分では診療所も忙しいことだろう]
落石が落ち着けばどうにかできそうなのね。
まあ安全第一は仕方がないよ。
この状況で大怪我されたりする方が困る。
[苛立っている鉱夫を]
[苦笑しながら宥めたりもしていた]
[薄目を開けて窓の外を見る。明るい。
どうやら知らず知らず寝てしまっていたようだ。]
あ〜・・・結局一日潰れちまったか。
本気でやろうとすると時間かかるんだよな・・・。
[昨日はずっと荷物の整理と剣やらなんやらの手入れをしていた。
特に、装備の手入れは念入りに。
そして、昨日の言葉を思い出し、ため息をひとつ。]
ふぅ・・・。人狼ね・・・。
噂には聞いてるが・・・・・・。
・・・・・・・・・。
・・・いや、考えても仕方ねえか。
まだ決まったわけじゃない・・・。
[頭を振ると、毛布をかぶって再び眠り始めた。]
……良く出来ていること。
貴方達がどれだけ頑張っても無駄なのよ。
状況を変化させなければ。
……星を砕かなければね。
[低く低く]
[鉱夫を見送りながら囁いて]
[少し後に返って来た言葉は]
え、崖崩れがすぐに片付け終えるかどうか?
うーん…多分はっきりとした結果は出ないとは思うけど…。
[それで良い?と訪ねて。このような小さな子供でもやはり崖崩れは不安になるのだろうか。ましてやこの子供の年齢から行けば10年前に起きたという崖崩れは露ほども知らないのだろう。不安は思っているより大きいのかもしれない。訊ねた言葉に承諾の返事があるのを確認してから、タロットをまとめ、山にしてからカットを入れる。そして一番上のカードを横に捲った]
……ぁ……。
[現れたのは『Death』の正位置。質問の結果としては正位置である故にYesとなるのだが──]
…え?
ああ、すぐに終わると思うよ。
多分、ね。
[逡巡しているところで子供に、結果は?と声をかけられ、我に返って結果を教える。『Death』のカード。そして正位置。言い知れぬ不安が過ぎった]
〔明け方までやはり眠る事ができず、かといって、ベッドから動く気分にもなれず、ただ、ぼんやりと、霞のかかった頭でさまざまな事を考えては消し、考えては消し、としていた〕
〔ふと、意識が朦朧としはじめる。どれくらい経ったのだろう。扉をノックする音が聞こえた〕
…誰だ…。
ああ、なんだ、珍しいな。入れよ。
〔ノックをしたのは馴染みの鉱夫。かなりの古株であり、年も近い事から何度か家に招いた事もあった。手には麦酒のボトル〕
…。
俺が潰れた後の世話までするつもりか?はは、いいぜ。
崖崩れのほう…、そうだな。俺ら年寄りは足手まといになるだけだな。
〔お互い顔を見合わせて吹きあう〕
[客足が途絶えた所で]
[気分転換に外に出た]
[店の見える位置からはあまり離れずに]
あれ、アンジュじゃない。
それにディーノ。
何してるの?
[幼い少女とディーノの姿をみつけ]
[そちらに近寄った]
[僅かに聞こえて来たエリスの声に]
…?
なんのこと?
[よく分からずに聞き返す]
[独り言かしら、とも思いつつ]
こっちはもう宿に待機中よ。
……ああ、そうだわ。例の階段の件だけど。
使うことになっても問題なさそうね。
窓打ち破ったりしたらすぐにばれそうだし、人に駆けつけ
られると面倒だから。まぁさっくり片付けるわ。
〔何をしに来たのか気づいていた〕
〔昨日の若い鉱夫の非礼を侘びに来たのだろう〕
俺のことは心配すんなよ。
しかし、まだ復興しねえとなると、かなり状況は深刻だな。
若い奴らは今村から出られねぇって事実が、まるでこの先ずっと村から出られねぇような気持ちになって不安になるから、お前さんがついててやらねぇと拙いんじゃないのか?
〔俺の部下はそんなヤワな奴はいねぇよ、と、笑い飛ばされる。正面に座ったそんな男の様子に、明け方まで続いていたもやもやとした不安が薄れたような、そんな気がした〕
[しばらくの間じっとカードを見つめていたが、声をかけられ弾かれたように顔を上げる。それから声の方へと視線を向けて]
ああ、フラン。
この子に頼まれてちょっと占いを。
君、アンジュって言うんだ?
[呼ばれた名を紡いで子供に視線を移す。うん、と言う返事と共に頷きが返って来た]
ああ、大したことじゃないわ。
こちらが片付けば、一気に道も開けそうみたいよ。
[クレアの声に笑って返し]
そう、後でそちらにも行かないとね。
便利なものがあってよかったわ。
いざとなれば私も使わせてもらう。
とりあえずは頼むわね。
[目の前の二人に意識を戻した]
〔昼前まで談笑し、手土産にと、持ってきた麦酒のボトルを置いて男は出て行った〕
〔後に残されたのは、いつもどおり酔いつぶれて、リビングのソファで横になり、規則正しい寝息を立てているくたびれたおっさんの姿のみ〕
〔夕べの睡眠不足も手伝ってか、これは夜まで目覚めそうになかった〕
へえ。
何を占っていたの?
[手元を覗き込むように]
[何だか暗いカードに軽く眉をひそめて]
アンジュは鉱夫組合の長の娘だよ。
ちっちゃいけれど賢いの。
[少女に目を向ければ笑って]
[そう教えた]
[よく分かったような分からないような声で]
ふぅん?
まぁまた後で会いましょう。
[それだけいうと*声をかけられた先に意識を戻していった*]
崖崩れがすぐに片付くかどうか。
結果としてはYesかな。
[正位置であることを示してカードをテーブルの上に置き。しかしどこか不安が残るような言い方をする]
なるほど、それで。
だから崖崩れのことを聞いたんだ?
[納得したように頷いて。アンジュに疑問符を投げると肯定の頷きが返って来る]
フランは休憩中?
さっきから鉱夫さん達が入れ替わり立ち代り店に入ってたけど。
結果としては?
[少し引っかかったが]
[少女の前で聞くことではないだろうと]
[それ以上はやめて]
早くに片付くに越したことはないよ。
よかったねアンジュ。
うん、ちょっと息抜き。
やっぱりみんな多少怪我とかしてるらしくてさ。
崖の状態が落ち着けば一気に片付けられそうらしいけど。
占い、大当たりになりそうだね。
[先ほど聞いた話を披露しながら]
[クスリと笑った]
[相手の疑問には、うん、と返すだけに留めて]
ああ、やっぱり復旧は大変そうだね。
崖の状態が落ち着けばかぁ…。
でも逆を言えば落ち着かなきゃしばらくはあのまま、ってことだよね。
落ち着いてくれると良いんだけど…。
[良いながら視線は村の出入り口へ。未だ鉱夫達が慌ただしく行き交っている。その表情は少し物憂げに歪んでいただろうか]
…それはそうだね。
[もう一つの可能性を示されれば]
[軽く頭をかいて]
っと。
お客さんみたい。
またね。
[店の方に向かう鉱夫に気がつき]
[慌ててそちらに*戻っていった*]
うん、また。
[戻っていくフランに手を振って。テーブルに置いたカードに再び視線を落とす]
[『Death』のカード。崩壊や損失、終末を意味するカード。捉えようによっては良い方向へと解釈出来るのだが、その絵柄もあって良い意味で捉えられることは少ない。『苦しい状況から変化する』という意味になるのであれば、良い方向に向かうのだろうが──]
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