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イヴァンさんと喧嘩……
何があったのか、聞いても……?
[考える間があっても、伝えてくれたことが信頼されてるようでくすぐったい。
首をかしげて問いかけた]
あ、うん。
薬草見ただけで分かるなんて、キリルすごいね。
あたしも入り口で花摘むつもりだったから、ついでにっていったの。
[どうして肩代わりしたのか、とかはロランの怪我の話になるからそれは言わずに。
しかしそれを言わないことでレイスが悪者になる可能性は考えていなかった]
そうだね。ボクも…呼ぶよ。ロラン。
バレないように、きちんとやってみせる。
大丈夫。やり方は覚えているよ。
喉を狙うんだ。声立てられないように。
……、ロラン?
[伝わる、頑固な気配がある。
思考の中身までは伝わらないから、ボクは首を傾ぐ。
苦笑めいた気配だけが、漣のように伝わってきた]
ん。本当にちょっとしたこと。
イヴァンが、ええと…。
ボクを傷つけたくないって言うから。
ボクも傷つけたくなくて、だから、その……
……分からなくて逃げて、きた。
[最後の言葉を口篭る。
口にしてしまうと間抜けなようで、視線は自然と地面に落ちた。
そのまま緑の下草を見るともなしに眺める]
別にすごくないよ。慣れているだけ。
…兄貴はそれでカチューシャだけ行かせたの?
まったく。仕方がないな。
[殊更に明るく、常の口調へと戻す。
地面から籠へと視線を流す、目は幼馴染の顔を見なかった]
…喉を裂いたら、死んでしまうよ?
[人狼がうつるものなのか、齧ってみると言っていたから。
キリルの言葉に返す囁きは、少しだけ高い]
[続いた、名を呼ぶ囁きに目を伏せる。
ミハイルの前でおかしな様子は見せないように
そっと、本当にそっとだけ、息を吐いた]
ん。
なんでもない。
[思い話せばまた、泣きそうな声で怒られるのかもしれないと思う]
…なんでもない、よ。キリル
[本人が良く分からないというものが、聞いているだけのカチューシャに分かるわけがない。
それでもなんとなく思ったのは]
どっちも、相手を大事にしすぎてる、のかなあ……
自分の心が分からなくなるのは怖いね……
[ポツリ、と呟き。
何があったのかは知らないまま、キリルが口に出す事で落ち着けばいいと聞いているだけ。
最後の言葉には小さな同意を返した]
その慣れてるところがすごいんだって。
あたしが代わりに採ってくるって言ったんだもの。
レイスさんが一緒にきちゃ意味がないよ。
[しかたがないというキリルにぱたぱたと手を振った。
目をあわそうとしないなら無理にあわせる事もなく]
ね、キリル。
ついでだし、森の中でなんか良い香りがする草がある場所、知らない?
[唐突に思いついたというように口にする。
きっとまだ村には戻りたくないだろうしとの思いもあった。
キリルを探しにイヴァンがきているかもしれないとの思いもあった。
もしもイヴァンが来て二人っきりのやり取りになるのなら、きっと村に戻る途中よりは森の中のほうが心をさらけ出せるんじゃないかと、そんな余計な気を回した結果だった]
あ……。
[視線は下に落としたまま、少しだけ息が止まる。
見開いた目、それは未だ朱に染まってはいないのに]
でも、そうしたら。人が…来てしまう。
ばれてしまうよ。
…うん。
[名前を呼ばれると、少しほっとする。
宥めるような響きに少しだけ安堵するのだけれど]
うん、ロラン。
[本当に?と、問いかけた言葉を胸に飲み込む。
微かな不安残るのは、二度目の約束に声返らなかった記憶のために]
……悲鳴をあげさせなければいい。
口の中に布でも入れて。
[齧って、観察する様子を想像する。
なんて酷い事――
――なんて甘美な事――。
血と脂肪残る動物の皮の裏に目を落とした侭、
自分が考えた事なのに、ふると一度、震えた]
そう、なのかな。……分からない。
[ふるりと首を振る。
視線は緑をやはり見つめたままだったけれども、
優しく耳に響く幼馴染の声は、心地良かった]
…うん。怖い。
[ふ。と、息を吐くようにして一度目を瞑る]
ずっとやっているから。
カチューシャも知れば慣れるよ…、ほら。
これは乾かしてお茶にしたら疲れが取れる。
持って帰って、兄さんに飲ませてあげたらいいんじゃない?
[ひょいと籠の中の薬草を取り分ける。
ちょっとくらい減っても、兄貴は気にしないだろう。
そう思うことにして、少しをカチューシャの花の方に取り分けた]
良い香りがする草のある場所?
それならもう少し向こうの…
[顔を上げて森の向こうを見る。
川へ向かう道の、それより少しだけ逸れた場所。
そうして何気なく幼馴染へと目を向けた。
優しい気遣いが、彼女の口調の中に滲んでいる]
―― 広場 ――
[男はふらりと再び外に出る。
山から吹く風に肌寒さを感じた。
広場まで出れば、マクシームが篝火を準備しているようだった]
やあ。
[手を掲げて声を掛ける。
同じように手を掲げた幼馴染の掌をそのまま軽くたたいて
二人、にっと笑いあった]
僕も手伝うよ。
二人なら暗くなる前に終わるだろ。
[薪を運び小さな枝に火をつけ移してゆく。
パチパチと爆ぜる音がして篝火が灯ってゆく]
―― 広場・篝火の側 ――
[篝火の側は熱が伝わりあたたかい。
近くに腰掛けたマクシームの隣に男は腰を下ろした]
――…もう、何事もなければいいな。
[ぽつ、と呟き幼馴染をみる。
彼が頷くのが見えて男は頷きを返した]
旅人が襲われたのは残念な事だ。
不幸に見舞われた旅人を悼む気持ちは無論ある。
けれど、同時に――…
シーマやイヴァでなくて良かったとも思った。
[控え目な声は炎の音に所々かき消される]
人狼――…か。
[御伽噺の中の存在。そう信じ込みたいと思いながら柳眉をよせるは
存在を否定するだけの要素がみつけられないから。
考え込むように顎に手を宛がい俯く]
人の血肉の味ってどんなだろうな。
――…僕は鹿や牛、肉や魚の味さえ知らないけど
うまいと思うから、食べるんだろうか。
それとも必要だから、食べるのか。
[菜食主義の男はぽつぽつと考える事を言葉にした。
ユーラは、と問う幼馴染に男ははたと瞬く]
僕の場合は、そうだなぁ。
野菜もパンもチーズも美味いから食べるし
食べなきゃ生きていけないし、なぁ。
[マクシームと語り合えど答えは出ぬまま
そのうち黙り込み二人で篝火をじっと見詰めていた**]
[それからミハイルと話しは続くかもしれない。
ふと顔を外へと向けると、
あんなに地面を照らしていた陽光はピンクと紫の空。
窓から見える広場で、篝火の準備をしている人影が見えた]
…今日は、此処まで、かな。
次の作業は乾かさないと…だから
[くる、とお腹が鳴る。
机の上にあった食べかけのチーズに手を伸ばして齧る。
ミハイルにも食べる?と差し出してみるが、
乾いたそれは、きっと最初よりも味が落ちて居ることだろうと思う]
頭で考えても分からないってよく言われるし、ちょっと考えるのやすんだら良いんじゃないかな。
[わからないという幼馴染をせかす事も諭す事もなく、のんびりと答えて。
彼女が落ち着くのを待った]
へー、そうなんだ。
お兄ちゃん、広場で作業してたし、後で作ってあげようかな。
[キリルがより分けてくれる薬草に、なるほどと頷いた。
森の中に詳しい幼馴染が示すほうへと視線を向け]
あっちのほう、か。
ね、一緒に行こう。
[一つ頷いてキリルを見る。
見つめられて首をかしげ]
あは、ありがとう、はあたしのほうだよ。
だって、迷子だったんだもん。
キリルが来てくれてほんと良かった。
[感謝は受け取ったけれど。
それよりもこっちのほうが助かったといわんばかりに笑みを浮かべて。
キリルの手をとって感謝した]
悲鳴を上げさせない。
押さえつけて、口を塞いで声を殺して?
ん。でもそれなら、イヴァンに言ってみたら…
…どうなるんだろう。
[もしも本当に彼が人狼になるを望むなら、と。
けれど変化しなかったら。その先はどうしたらいいんだろう。
───自分は血の味に止まることなんて、出来るのだろうか]
言い出したのは、ボクなのにね。
[苦笑する。悲鳴を聞きたいわけではない。
ただ食事がしたいだけだった。
だから喉を狙う、そのやり方はあまりにも変化には向いていない]
……言えるのかな。
[彼に、自分が人狼だとばらしたら。
どんな風に反応をするのだろう。どうしたらいいのだろう。
ふと、そんなことを夢想する独り言が落ちる]
ん。そうかも知れない。
[落ち着かせるような、穏やかな声。
幼馴染のアドバイスに声はないけど、仕草だけで頷いた]
いいの?
カチューシャが使うなら、摘んであげるけど、
[言っても、この誘いそのものが彼女の気遣いと気付いてる。
だから殊更に拒絶することはせずに、足を向ける。
気がつけば、気分も幾分落ち着いていた。
案内するように、彼女の先へと立つ]
迷子だったの…?危ないよ、そんな。
帰れなくなったら、倒れてしまう。
[狼がとは言わない。
手を取られる、その仕草に頬が自然と綻んだ。
きゅ。と、昔したみたいに幼馴染の手を握る]
それじゃ早く行こうか。明るいうちに。
あまり遅くなったら、今度は二人で迷子になっちゃう。
[少し冗談めかして唇の端をあげる。
どうにか笑顔の形にはなっただろう。そうあるといいと思った]
[頷く仕草ににこりと笑みを返し]
もちろん。
キリルといっしょに草を摘むの久しぶりだし、ね。
[ともに歩きながら、握り返してくる幼馴染の手の暖かさににこにこと微笑む]
帰れなくなったらどうしようとは思ったけど……
でもほら、こうやってキリルに会えたし。
[だから問題ないといわんばかり。
明るいうちに、といわれてうんと頷き]
二人で迷子になったら大変だ。
早くすませちゃおう。
[キリルの顔に笑みらしきものが浮かべば安心したように瞳を和ませた。
そして良い香りのする草のところに行って[13]本ほど草を摘むのだった]
[イヴァンは少なくとも今、彼が人狼でない事は確かだから、
知ったらどうするのだろう、と想像する。
頬染めて、嬉しそうにする、恋人といる時の彼を思い出す。
ぼんやりと窓の外を見る。
篝火の下で語るユーリーとマクシーム。
視界の中、自分よりずっと逞しいシルエットが動く]
…――イヴァンじゃない人で試せばいい。
[聞こえた囁きに揺れを感じたから、
人に順位をつければいい。と。
告げる囁きの温度は、自分でも引く程にひどく冷たかった]
[考えるのを休んだら。本能のままに動いたら───
目の前に、幼馴染の髪がふわふわと揺れている。
ああ。こんな風に、二人きりにはなってはいけないのに]
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