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いえ。
[利吉にそう短く返す。素っ気ないように聞こえたかもしれないがいちいち言ってる暇がなく。小百合の目の雰囲気が一瞬変わった気がしたがそれも今は考える時間も持てずに
榛名の肩に手を置いて、顔を覗き込むように見る。]
落ち着いてください。
話していた事は…事実ではあるようですが…落ち着いてください
[ゆっくりと、静かに呼びかける]
――……。
[決定的な一言は、兄の静かな声に止められて外に出ず]
…え?
[パチパチと目を瞬いた。
そこに再び響いてきた声]
あっ、ごめん、琉璃兄!
[慌てて扉を開けて迎えに出ようとして]
っきゃぁっ!
[桟に思いきり突っかかり…コケた]
あら、やっぱり利吉の隠し子だったの?
[と、これにはちょっと驚いた様子で言ってみた。
涼本人から聞いたのもあってちょっと信じてたり。]
やーねー。別に何もしてないわよ。
妹みたいで可愛いなーって、ささやかに愛でてるだじゃないの。
[ささやかに、の認識程度が違うとかは言わない。]
はーい。
でもさっき食べたよー?
おばーちゃんが作ったごはん。
…じゃま?
[ちょっと考える。うーん。
後ろに回って、ぎゅー。]
これなら食べられる?
[ちらっとはるなちゃんたちの方を見たけど、背中に頭を乗せた。あったかい。]
[家の中で大きな物音、あれは何かが倒れてぶつかったような音]
大丈夫…かな?
[結局自分であけて玄関の中に入れば玲がこけていて]
大丈夫?
[再び気遣わしげな視線を向けた]
えへへー
むすめでーす。なんちゃって。
[さゆりおねーさんを見て笑う。]
にたよーなものだけどねー。
…さゆりおねーさん、おねーちゃんみたいで、私も大好きー
[でもりきっちゃんにぎゅーしたまんまだけどね!]
……って、玲!?
[ハデに転ぶ様子に、軽い頭痛を感じつつ、立ち上がる。
まだ僅かにふらつくが、立って歩けない程ではなかった]
おいおい、大丈夫かよ、お前……。
立てるか? どっかぶつけてないか?
[傍らに行ってかける声は、幼い頃と変わらぬもの]
そうそう、ちなみにビタミンCはレモンが一般的ね。
あとレモン汁とか飲ませてみるといいわよ。
[利吉にべったりしている涼にそんな事を言ってみる。
ちなみに苺の方がビタミンC含有量は多いが、それは言わない。]
さくらが、さくのは、だれかの、せいを、すいあげた、とき…。
さくら、さくとき、わざわい、あれり…。
そは、あかき、きょうらんの、うたげ…。
[怯えるような瞳。紡がれる言葉は口伝で聞いたものと、自分が小説で使ったもの。小説の部分は誇張も入っているのだが、それさえも事実認識してしまいそうで。僅かに意識が混濁する。震え、両手で両腕を抱えた。
直後、傍に来ていた蓮実の手が榛名の肩に置かれる。顔を覗き込まれ声をかけられると、ブレかけていた瞳の焦点が蓮実へと合わさった]
は、すみ、くん…。
……ほんとう、なの?
あやのが……。
[確認しようとして、その先は言えなかった。口にしたくなかったのと、蓮実からも事実だと告げられたがために]
[どこかふらつく様子の足元がおぼつかない史人も見えて]
二人とも…大丈夫?
[おじゃましますと家に上がり傍によって]
怪我はない?足ひねったりとか大丈夫?
[玲の方によりながら]
史人も昨日はちゃんと休めた…?
[昔ながらの幼馴染、幼い時から、時には苦楽をともにしてきた仲間。
気遣わしげにそちらを見ながら]
…るりは、もどりたいの?
[もどる、戻らないはよくわからないけれど、
もどれない、という言葉は、少女にはそう聞こえました。]
…なら、
…私は、このまま。
…うん。
…りきっちゃんもいる。
…三人とも、大切だもん。
だ、大丈夫…。
[琉璃と史人の声に、情けない声で答えながら起き上がる]
ええと、琉璃兄。いらっしゃい。
私は、大丈夫。
[ちょっと眉を寄せた。軽く捻りもしたらしい。
だが立てないほどでもないので、左足を庇いながらそう答えて]
ああ、俺は大丈夫。
[琉璃の言葉に、一つ頷き。
休めた、との問いには一瞬苦笑を掠めさせる]
ああ……まあ、一応は。
……悪い、な。余計な心配かけちまって。
はい…私が直に確認したというわけではないですが
[だが孝博が嘘をつく必要などどこにもない
取り繕うことなどできることもないからこそ静かにぶれかけていた榛名の瞳を逃がさないように見つめながら]
大丈夫です。大丈夫です。
[なにが大丈夫ということもないのに言い聞かせるように]
[榛名に掛けられそうな言葉を見つける事が出来ず、ただ蓮実が落ち着かせるのを見守っていたが]
…後で、家まで送ってあげてくれ。
彼女のお母さんが、この騒ぎでさらに心配していると悪い。
[小さな声で囁いて、その場を離れる。
自身の朝食を忘れていたから、主人から受け取り、適当な席につく]
…こっちは、和気藹々だな。
ゆきおにーさん
[食事を食べにきたゆきおにーさんに、にこーっと笑う。]
うん。
りきっちゃんだから。
[よくわかんないけど。]
はるなちゃん、だいじょうぶそう?
[ちょっと声を落とすけど。]
[玲の手を引き立ち上がる手伝いをし、
背の高さからそのまま支えるような形になったのだが]
そう?
足ひねったみたいだね、救急箱とってくるよ。
[迷いもせずとりにいってきて]
気にしないで史人も榛名も、ボクの大切な友達で仲間なんだから。
助けるのも心配するのも当たり前なことなんだよ。
[苦笑を浮かべる様子には]
つらい…のはわかる…けど…史人まで……、
[言葉はそこで途切れ]
無理は…しないでね?
[じっとその顔を覗き込むように史人を見つめた]
[否定の言葉はもらえなかった。紛れも無い事実、なのだろう。
蓮実の顔を見つめたまま、ぼろぼろと涙が零れ始めた]
あ、やの……。
きの、う、ようす、みに、あい、に、いこう、と、おもった、の、に…。
もう、あえな、く……!
[伝承のことよりも何よりも、身近な者の死の事実が重く圧し掛かり。涙しながら両手で顔を覆った]
[榛名の様子が気にかかったが、蓮実が近づくのを見て任せる事に。
玲の件が榛名に当てはまるかどうかは分からないが、同郷の蓮実の方がいいだろうと。]
あらあら。利吉には勿体無いくらいの可愛い娘さんだわー。
[涼はそう思ってないだろうが。
大好きと言われれば、ほんの一瞬だけ間が空いたが、ありがとうと微笑んで返した。]
私も涼ちゃんが好きよ。本当に、妹みたいで。
[声にはほんの少しだけ、自覚のない懐かしさが混ざった。]
そうね、涼ちゃんが丹精込めて一生懸命絞れば、きっと飲んでくれるわー。
[無碍にするような奴じゃないよね?多分。とか思いながら言う。何気に酷い。]
あはは、うちの御主人の受け売りだからねー。
ええと、うん。
でも本当に大したことないと思うけど。
[もごもごと言っている間に琉璃はテキパキと動いて]
…ごめんなさい。
[ポツリと謝ったのは。
結局兄にも負担をかけてしまうだろうという予感があったから。
そしてまだそれを琉璃には言えなかったから]
[さゆりおねーさんに言われると照れる!とても照れる!]
でもりきっちゃんの方が、私にはもったいないよー!
[少し、ふっと空気が途切れた。でも、いいや。笑ってくれたから。]
おねーちゃんって呼びたくなっちゃうよ!
…いい?
[そのほうが、よろこぶかなーなんて、考える。わかんないけど。]
……飲む、りきっちゃん?
ご主人?
おねーさん、ご主人に、のまされたの?
[レモンを想像した。すっぱい!]
もどる?
そうだね…、
[しばし考えるような意識の後に]
かなわない願いっていうのは、
願うほどにむなしさとやるせなさが募り、
絶望と失意がたまっていく。
だから、そのうち願うこともやめてしまう。
[どこかさびしそうな様子の笑み]
でも、しかたのないことって、世の中、あるから、ね?
[裕樹の言葉には軽く頷きながら
ぼろぼろ涙を流す榛名の頭を撫でて]
私も七年ぶりに会おうと思っていましたが…
[結局は生きているうちに会えなかった…そう思う]
皆…辛いです。だから…泣いてください。思いっきり
…ね?
[ただそのおかげなのか。何かあったときほど冷静に。と躾けられているせいか。目の前の榛名のように泣けなかった]
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