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[力を使い、翠の目は暗く闇を帯びる。
背をそり、羽根を生やす。]
[答えはしない。]
[ただ、微笑んで、呪文を唱える]
飛べ
[地面の石が、浮かび、窓へと飛んでゆく。
いつのまにか指先は噛み切られ、僅か赤い。]
理屈としては通っておるの。
< この場において、それ以上老竜に言及することは叶わない。
エーリッヒに視線を向けようとした刹那、再び硝子の割れる音。水の盾に防がれ、飛沫となって散り失せる >
――…、
< 闇に紛れ仄かな灯りの生む薄い影が蠢き、
靄の如くに猛る水竜――ナターリエに絡みつかんとする。
現状で闇と影の違いを察せるのは、対たるものか、影輝の力を宿した剣を持つもののみか >
―東殿/回廊―
[影輝の竜がショールを掴んで退くのを視界の端に、機鋼の仔竜の光る左ではなく右の腕を掴もうとした。
だがその前に光る腕が上がる]
――…!
[首筋までの侵食と幾何学模様に目を見張り、記憶に刻もうと伸ばした手が鈍る]
―廊下―
さぁてね。
[ティルとミリィにへらり、いつもの軽薄な笑み。]
ぶっちゃけおいさんのやることは大分終わったしなぁ。
あとはまぁ、荒事あったら癒しに回るし、顔出して手伝える事があれば手伝うくらいか。
[剣の情報は集め終わった。
奪う為の荒事には関与できない為。]
機鋼の!
話は後よ!
[エーリッヒから何事か叫ばれたが、ナターリエにそれに反応する余裕はない。
左手の盾で、相手の一撃をなんとか受け、右手に生み出すのは、丸ノコ]
……ダイヤモンドすら切ることの出来る水を、舐めてもらっては……。
[啖呵を切りながら、ダイヤモンドカッターの一撃を食らわそうとしたときに、窓の外から飛んでくるのは、多量の水の矢]
……くっ!
[瞬時にダイヤモンドカッターを解いて、そこに集まった水を、自分の周囲を包む泡の盾と変えて、それを防ぐ]
[呼応するような影に、羽根で闇を打つ。
闇は姿を変じ、蝙蝠に。]
[音を立てて、その窓めがけて飛んでゆくのを見る。]
こちらに、来たらどうですか――?
[口唇に笑みが浮かんだ。]
[ナターリエの前で、光は網のように展開して、攻撃の力が触れると、瞬時にその反属性、或いは等価の属性を造り出して中和していく]
オトフリート…さん、が?
[疑いの中にはあった人物、限界までの力を使い、焼き切れそうな意識の中で、その名を聞いた]
砂塵・蜘蛛網!
[馬の脚に絡みついた砂はすぐさま蜘蛛の巣のように広がり、その身体を覆おうと浸食を始める。絡みつけばその動きは鈍ることになろうか。
それを相手している間にも別方向から何やら攻撃が続いていて。それを防いでいたナターリエの言葉を聞く]
オトフリートじゃと!?
早く止めねば…!
[そう紡ぐ間にも続いて石がこちらへと飛んでくる]
ええい、次から次へt……。
[言いかけて、ハッとノーラへと視線を向けた]
止めよ、ノーラ殿!
[叶うなら、纏った砂がナターリエへと向かう影を抑えんとうねりを上げる]
だめ、だ、オトフリートさん。
[届くはずもない言葉を口に乗せる]
剣は、剣の力は、本当に、危険……
[うわごとのように、それは聞こえたか]
[ほとんどの竜は集っており、クレメンスの仕業でもない様子に眉が寄る]
オティーリエ…何を?
[けれど戦いの邪魔にはならぬように声は密やかに響く]
―廊下・表の流れよりいくらか前か―
なにそれって、視たままというか。
おっと。ティル?
[突然座り込んだティルに怪訝そうに。
もう一度手を頭にのせれば、琥珀の煌きはその手に集い、風竜の変調を癒そうと。
だが直接的な傷でない限り、痛み緩和の領域は自分ではなくアーベルあたりのもので。上手く治癒が届いたかは分からない。]
[泡の盾。左手に生んだ盾とは違い、全方向をカバーすることは出来るが、それに伴い、強度は弱い。
ましてや、「揺らすもの」の影響か『力ある剣』の影響か、力を強化したものの攻撃を受けきるには弱すぎた]
―――まずい、か!
[防いだと思った、次の瞬間には、その泡の盾を破り、ナターリエへと襲い掛かる水の矢。
致命傷だけは避けるように、自らの体を変容させようとしたとき―――光の幕がナターリエを包んだ]
……!?
[それは、攻撃の力が触れると、瞬時にその反属性、或いは等価の属性を造り出して中和していく]
この力……?
[動けない様子の機鋼の仔の前に出て、大地の竜の側に寄る]
お手伝いしましょう。
[青年の手が、添うように黒の腕輪へと伸びた。口元には笑み]
[心話は聞こえる。
矛先が変わったのかね、とは心話にも乗らない独り言。
どちらにせよ、自分はただ遠くから見据えるのみ。]
< 叫ばれる月闇の竜の名より、生命の竜の出現に与えられた癒しの力が疼くような感覚を覚え、其方に視線を走らせかけた。
されどそれより、うねる砂へと意識は奪われた >
……何を、
< 敢えて呟きを落とし、抑えかけられた影は方向を変え、砂の軌跡を辿る。
即ち、力を放った老竜自身、そして、その腕輪へと。
未だ揺らされしものとは言えず、己に親しい力を、剣は容易には跳ね除けられまいと。しかしほんの僅か闇に寄った力は、触れれば剣にとっては毒とも成り得るが >
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