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……まて。
たかちゃんはともかく、あきちゃんは待て。
[取りあえず、そこには突っ込みつつ。
でも、漫才は否定しなかった。
できなかった、というべきかも知れない]
[くすくす笑いにびくっと身を竦める。
傍目にもわかるほど、わたわたし始めた]
え、えっと、
俺、じゃなかった、
僕、変な事言いましたっ?
お前もさっき呼ばない、っつっといて、わざとらしく聡ちゃん言うなっつーの。
[何となくジト目で睨みつつ]
文字通り、桜の散るのを吹雪に準えた言葉だからな、桜吹雪ってのは。
呼び方くらいかわいくっていいじゃないですか!
[必死な目をした]
お花とか飾ってもかわいいと思いますけど!
お二人とも、似合いそうです!
[悪気はない]
[零れて墜ちる笑み声は舞い散る花弁に揺れて紛れて]
いいえ?
的を得ているな、と思って。
…翔くん、だったかしら。
[合ってる?と首を傾げて]
なんでそこで必死になるかなー。
[はあ、とため息をついて頭をがじがじ]
ついでに、花飾るんなら、似合いそうな美人が他にもいるだろーに。
わざわざ野郎につけたがるない。
それが普通だったら、
世の中の漫才の八割は存在しないことになるよ……。
[通常の音量でツッコミを入れざるを得ない]
ちゃんも付けも、馬鹿にしているか、
少なくとも、大人の男として見ていないと思う。
女の人に
[と言いながらその場にいる女性を見る]
つけても、確かにすっごく、すっっっっごく似合うと思います。
でも、男の人につけても似合いますよ!
きっとそこのちっちゃいこも似合います!
[力説]
花をもらって嫌がるのは花粉症の人間ぐらい…かな?
[飾るについてはとくに何も言わず]
別に漫才でもなんでもないのになー。日常だよ日常。
[あくまで自分がいるところはで]
自覚あんのかよっ!
[ならやめい、と突っ込みつつ]
……そこで力説するなというか。
……その物言いは……。
[最後の一行はさすがに酷いんじゃ、とか。
ふと思ったらしい]
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