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[ミッキーが置いていった芋に気づくと律儀にたどたどしく礼を言うが、
それに手をつけることも忘れて、老婆の話をきいている。]
[コホンと席をすると、室内に入ってきた皆を見渡して]
さて、そろそろ始めなきゃね。
きっと、これが婆の最後の『狼狩り』になるだろう。
誰から始める。狼かどうか見分けて欲しい者、前に出な。
何故こんなことをするのかって、疑問を感じたものもいるだろう。
でもね、こんな方法しかないのさ。
古くから伝わるこれが『狼狩り』の祭事。
決められた人数の贄により、狼に制約を与える。
逃げ出さないこと、祭りが終わるまで、必ず贄から喰らうこと。
その代わり、人間たちが負けたら狼に自由を与えること。
そしてこの『狼狩り』の間、妖精たちは人の味方をし、狼の存在を密告すること。
そうさ、今回は婆がその巫女だ。
ただし妖精が力を貸してくれるのは、一日に一人ずつだよ。慎重に選ぶんだね。
[ローズマリーの言葉に答えて]
クラークは、人狼に襲われて、死んだ。人の間にまぎれ込んだ人狼を見分ける力を恐れられて。
…人狼たちは、クラークの仇なんだ。
[ナイフを拾い上げてローズマリーにそっと手渡す]
―会議室―
[ネリーの言葉には、確かにうなずける。だが、同時に思い出す言葉があった。]
人狼の襲撃から誰かを守る人が、一人。
なら……きっとその人は、見分ける人を守ると思います。
[小さく、呟いた。
子供の様子には気づかない。]
―台所―
[カラン、と小さな音がして、ナイフはローズマリーの靴を掠めた。
小さな瑕が出来る。ギルバートがナイフを拾い上げてくれる。
後ろでバタンと言う音がした。]
…そうよ。あの人は特別な能力を持っていた。
そして、そのせいであの人の奥様――リリィは居なくなった。
[ナイフ手の中でぎゅっと、ぎゅっと握り締める]
そう――人間にやられたのでなければ、良かった。
リリィはそれでは浮かばれない。
貴方は、それを…リックに伝えにきたのではないの?
[努めて冷静に、しかし震える声を抑えきれずにギルバートに囁く形になる。]
ここにいるのが、どうしてあいつじゃなくてオレなんだろう。
あいつなら、人ならざるものを見分ける力で、あんたやあの子を…リックを救えるのに。どうして役立たずのオレなんかが!
>>275
[見分けることが出来る人かという問いにはっきりと頷く。ただ、その後に彼を正視できずに俯いた]
……自信はない。
俺は何をやってもだめな男だから。
周囲にだって、だめなやつだと笑われてばかりさ。
今までに一度だって人狼というものを見たことはないしな。
[自嘲的に笑ってみせた後、大きな溜息をついて椅子に座りこんだ。彼の体重を受けて椅子がみしりと軋んだ]
だけどな。
俺の家は、これでも一応良家って呼ばれるやつなんだ。
人狼から村を守ったからだとそう言われてる。
少なくとも、先祖の活躍する英雄譚を子守唄に育ったんだ。
俺に出来なければ、他のやつらには出来るわけない。
お袋が遺した石がある。決して誰にも渡してはならないといわれたものだ。歌と一緒にな。
……おれは音痴だからその歌は省くが、まあ内容は「石の光る時、傍に狼あり」ってやつだ。下手に力をこめれば石は砕ける。祈りを捧げるのは一日に一度ってね。
―会議室―
そう、護ってくれる人が居たわね。
でも…二人?
[ハーヴェイへ、得心したように頷く。
戸惑って、デボラとミッキーを見比べた]
―会議室―
[ミッキーの言葉に振り返ったネリーに、少し不思議そうに見つめたが、
だが、ネリーから告げられた事までは考えていなかった。視線を床に落とす。]
いえ…そこまでは
投票処刑が始まる前までに人狼を探し出せればと思っていたから、それに、自警団が
[頼りになるだろうか?]
デボラお婆さん?
[と、滔々と流れるように語られる言葉に思わず顔をあげた。 贄?]
[中へ入って先ず、見知った顔が一人増えていることに驚いた。
少し遅れて、ミッキーが何を話しているのか、やっとその理解が追いつく。
ミッキーさんに、人狼がわかるのね?
よかった、これで無意味な処刑をしないですむのね?
だが言おうとした言葉は、デボラの声で生まれる場をなくした。]
・・・え?おばあちゃん・・・?
[うつむいて、自嘲するように笑う]
…怖いんだ。
[ポツリと言う。たくましい長身に不釣合いな、頼りない声]
どう伝えたらいいのか、オレには分からない。
あんたに打ち明けるのさえ、やっとだった。オレは怖いんだ。
―会議室―
[ネリーの呟きは、自分と同じことで。困惑したままに二人を見比べる。
ミッキーは、問いにうなずいて、そのまま俯いてしまった。
デボラは、カミーラに力のことを、そしてミッキーのことを話していた。]
一人、じゃないんですか?
二人ともが、見分ける力を持っているということでしょうか……?
でも……
[思い悩む。手を口に当てる。芋のにおいがした。]
なんだか、みんなが騒がしいな。
一度戻ろう。あまり不在のままだと妙に思われる。あとでまた話したほうがいい。
…動揺させてすまなかった。
[会議室に向かい歩き出す]
―台所―
[>>290リックの声に反射的に後ろを振り向いた。幸い、リックは今の会話を聞いては――居なかったようだ。会議室は騒ぎになっているようだった。
ギルバートのほうに向き直る。男が頼りない声を出すこういう場面――素面の男をここまで頼りなくさせてしまうのは、計り知れない恐怖。
頬に触れようとして手を引っ込めた。自分の声が震えるのも解っていたから。]
リックに、明日にでも伝えなくてはいけなくてはならないわね…
リリィの事も。
[クラークの笑顔が脳裏から消えない。
こみ上げる涙を飲み込み、努めて事務的な口調でギルバートに語りかけた。]
−会議室−
(うっ、家にジュース取りに行ったついでに夕ご飯食べてたらみんな来てる・・・)
こ、これ皆で飲んで。
[ぶどうジュースを差し出す]
私遅くなっちゃったから皆が話してた記録読みながら話聞いてるね・・・。
[上目遣いで様子を見ながら議事録のノートを持って隅の席へと座った。]
どうして、これが祭事なのですか。
これは、人狼による殺人事件です。
過去はどうであったかは知らないけれど。
デボラお婆さんは、
モーガンお爺さんが継がせないようにしたかったのは、もしかして、───この事なんですか?
[困惑のままに、二人に問いかける]
二人とも、本当に、見分ける力を持っているんですか?
どちらかが嘘をついているんでしょうか……?
自警団の人が言うのが本当ならば、一人しかいないはずですが……二人とも、本当に……?
[後ろを向いたまま、ローズマリーにハンカチを差し出す]
…心配しなくていい。宿のおばちゃんに洗ってもらったばっかりだ。
[ローズマリーは、気丈に振舞うけれど、強い女性ではない。クラークからそう聞いていたのに。
自分を責めた]
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