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あらあら。
二人とも、交渉上手なのね。
[食卓でリディとアーベルのトレードを見て笑っている]
[続いて聞こえてきたピアノの音に耳を澄ませる]
気が向いたら言って下さいね?
[どこか嬉しそうに笑って、リディの方を見て]
教会では節約が美徳ですから…食べ物を残すのはいけないことなんですよ。
でも、それでも食べられないものは無理、だと思いますけれど……。
[嫌いなものが並んだ時を思い出し、最後の言葉は溜息混じりで]
中々、大変なんですよね。残さないのも。
[最初は怪訝そうに眺められていたが、薪を割っている姿を見て自衛団員の監視は多少なりとも緩んだ。とはいっても逃げる気はないのでありがたみといえば、煩わしさが消えた程度であったわけだが、見ていたというのはそちらだけではなく]
む…
[軽く汗を拭い、休息するようにして、集会所まで足を向けてきた、雑魚ではない自衛団員を目に留める]
アーベルさんは教会にはよくいらっしゃるんですよ?
[助け舟、と言うわけではないけれどそう言って]
……あら?この音は?
[どこからとも泣く聞こえる音に耳を傾ける]
ええ、その時は。
[嬉しげなナターリエに、一つ頷いて。
聴こえて来る旋律に、耳を傾ける]
……ピアノ……だよな、これ。
[なんでここでこんな音が、と。小さく呟いて]
[響く旋律は、緋色の意識にも等しく響く。
柔らかな旋律。
引き寄せられるよな感覚は、それが月を思わせるから?]
……ダメだ……。
[引かれては、惹かれたら。
壊れてしまう、壊してしまう。
藍玉の零す光と、頭の芯の痛みが。
こう囁きながら、奥底で疼くモノを押さえ込もうとする]
[用がある相手であるが、それは向こうもあったのか。それとも単なる世間話か
歩いてくるギュンターを見て、手斧を置いて]
これはこれは自衛団長殿。傭兵なんぞになんのようで?
「…ふむ。大人しくしているようだな」
…ふん…仕方なくだ
[意図するつもりもなかったが、ギュンターに向ける言葉は自然と生来の重低音の声色は凄み帯びている]
[流れてくる旋律。
どこかぼんやりと、ふらふらと廊下を歩く]
Mondschein…
[静謐な音は月の光のように流れてくる]
……壊したく……ない……。
[それは、『アーベル』の最も強い願い。
でも]
……ここから……出たい……。
[多少、意味合いに違いはあれど。
それは、『アーベル』とヴィント、双方に共通する、強い、強い願い]
―二階・個室―
[男の視界にマテウスが薪割りをしている様子が見えた。やがて近づいてきた自衛団長の姿も。だが、その声は遠すぎて聞こえない]
[先に聞こえたコエが蘇る。
求めれば、と。
抗うな、と。
そう、言っていた、低いコエ]
……俺は……。
[迷う。
痛む。
優しい旋律は、緋色には心地よくも、辛い]
[音が、流れる川のように連なっていく。
久方振りだったせいか、指が滑り、奇妙に力が入って]
……った、
[跡切れる音、][月光は太陽に塗り替えられる]
[右腕の、掴まれた辺りから、ジンとした感覚。
あれくらいで、情けない。……身体を鍛えて来なかったから、仕方ないのかもしれないが]
[溜息が洩れた]
― 二階・個室 ―
……どんなときにもおなかは減るものねえ。
それが生きているって証しかしら。
[ふみふみと、なぜ腹が減るのかの歌を口ずさみながら、
こうこうと音を響かせ轆轤を回し、望む形に作り上げる]
……んふん、いい音。
[聞こえてきたピアノと薪割りの音による、
リズムのそぐわぬ協奏曲に、楽しげに首をかしげた。
鞄の中の手帖には、未だ手を触れぬまま、階下へ降りる]
― 二階・個室 → 一階・広間 ―
[旋律が途切れる。
月が、消えた。
……同時に、鎮まる疼き]
……ああ。
[零れたコエ。
そこには、安堵と、そして、落胆と。
絡み合う感情の響きが浮かんで]
ところでいつ頃解放してもらえるんだ?近々東のほうで小競り合いが小競り合いだけじゃすまなくなるって噂なんでな。いい儲け話を逃したくはない
「いったはずじゃ。全ての『人狼』が排除された、との確信を得るまでと」
ほぅ……ではそれはどうやってだい?
「………」
ぁあ?黙ってないでなんか言えや。そもそもなんでそんな容疑がかかったっていえんだ
「……いったところでお主のような男にはわかるまいな」
[旋律が途切れるのと同時に、一つ、瞬く。
どこかぼんやりとした蒼の瞳を、肩のカラスが心配そうに覗き込んで]
ん、何でもない……つい、ぼーっとしちまった。
[苦笑しつつ言って、そう、と濡羽色を撫でてやる]
[その後、幾度か会話を交わしていたが
ピアノの音が聞こえてきたのに、興が削がれたのか。今回の会話はこれまでとばかりにギュンターが離れていく。
それを追う気も起きずに、薪を縄で束ねようとしたが]
…ぁあ?
[会話に使っていた神経を他に回せたから気づけたのか。二階の視線を感じるあたりに目を向ける]
[その旋律は唐突に途切れた。
音が止むのと同時に、ピタリと足を止めた。
窓から差し込む光が目に入る]
…眩しい。
[くしくしと目を擦る。
呼びかけられた声にクルリと振り返って]
先生。おはようございます。
昨日はありがとうございました。
[今は大丈夫です、と小さく微笑み軽く頭を下げる]
だってベルにぃだし。
[ジト目に返す言葉は簡潔だった。ねぇ?と同意を求める先は彼の相棒の黒い鳥。
尤も、行動を共にしているからには意外も何もないかも知れないが。]
でも、嫌いでも食べれるならすごいと思いますよ。
ぼくには絶対無理。食べたふりして隠しちゃうかも。
よく、ってそんなに?
・・・・・・へぇ。
[ナターリエの言葉にまじまじとアーベルを見たところで、響く音にきょとんと瞬いた。]
そう?
よかったわー。あんまり心配させちゃだめよー。
[元気そうな様子に表情を緩ませ、彼女の頭をわしわしとなでた]
まあ、下でおいしいものでも食べましょ。
きっとまた誰かが何か作っていてくれてるに違いないわ!
やー。おいしいもの食べられるってとこだけは、お得よね。ここ。
[ふふふ、と笑う彼女の頭に、自分で作るという発想はないようだ]
[冷やすなりなんなりしようかと思ったが、大げさにすると、周りがうるさそうだ]
[鍵盤の蓋を閉めて、窓辺に寄ると、外に誰かの姿が見えた。よく見えないが、自衛団員だろう。
地と天とで煌めく陽のひかりが、目に痛い。
目を逸らした]
[窓も閉めて、部屋を後にした]
[男はピアノの奏でる曲を知らなかった。それでもその調べに感じるところはあったのか、しばし耳を傾けて、気づくと自衛団長は踵を返し、眼下から見上げる傭兵と目が合う]
交渉決裂って感じだな。
[周囲にいる自衛団員に聞こえるのも構わず、男はマテウスに声をかけた]
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