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女王の結界は、そう簡単には破れまいな。この地の妖精全ての力が、女王の力を強めているはず…いや、そうか…
[結界の源を支えているのが女王だけの力ではないのなら]
…力を弱めることは出来るかもしれんな。
[その具体的な方法までは、まだ思いついては居なかったが]
まあ、王の言葉でもしかしたら何か打開策が見つかるかもしれませんし……
見つからなければないで、なんとか逃げる手立てを考えるとしましょう。
[いろいろと考えながらも、今はまだなにも見えてはいなくて僅かに吐息をこぼし]
―南西・お花畑―
[心地よさそうな寝息を立てながら、頭の中もお花畑状態だった]
ん〜〜、そんなに食べられないよ〜…
[幸せそうな顔でごろごろと、服や体が汚れるのも気にしていなかった]
おおリッキー離すの手伝ってくれっ!
[後から来たリッキーに頼んだりしながら、おっさんが何か言うのにはべぇっと舌出してやった。]
知んね!んなの運が悪かっただけだろ―――ぎゃ!
[ゲンコが見えて身構えたのに、急に手ぇ離されたらいくらあたいでも飛べねぇっての!
なもんであたいは頭からの落下したわけだ。痛ぇって!!
気絶はしなかったけど、あたいは両手で頭抱えて蹲ったのさ。]
ったた……おっさん急に離すなよな!!
さーな。女王が何かしたんじゃね?
[女王がどうのこうのに関しては、あたいはあんまりやる気のない口調で答えてやったのさ。
ついでにおっさんが答えてくれた"大事な物"をちょっと見たけど、よく分らんので首をかしげた。]
ふーん、あたいにゃただの火に見えるけどな……ちち……。
[見上げてたらまた首が痛くなって、首の後ろを押さえたりして。]
秘宝が盗まれ、女王陛下が閉じ込められた、だと?
[ゼルギウスから事情を聞き、初めてその表情に険しい色が宿る]
犯人の見当はつかないのか?離宮に近づける者など限られているだろうに。
やっぱりカタナ、なんだ。
ゲルダお姉さん、ものしりさんだね。
[黒江からカタナだと肯定されるとゲルダににこにこと笑って。
怪我はないか、と言われるとこく、と頷いた。]
ケガはない、けど。
お空のあのキラキラ、きりたかったの?
[黒江の言葉に、首を傾げた。]
[ちなみに、ベッティの救援要求には「やだよ、めんどい」とか答えていたが]
あ……
[パッとイヴァンの手が離され、ベッティが頭から落 ちるの を見た
いや、こちらもあんな咄嗟では手なんて出せないって]
うん、まぁ なんだ
何かあったら役立つもんなわけだが、
――女王が何か?
なんだ。
それに、気になるのは、近くにいた奴ら、
…減ってねぇか?
[ここに来てから 小さな火炎の気配や
それこそ数多に感じて居た気配が
周りから 減って居る――そんな、気がして
ベッティとリディを見て 首を傾けた。
ベッティが頭を押さえるのには あえて気づかぬふり]
―森の中の道―
[マテウス>>356にそうなんです、とひとつ頷き。
友>>357にはそうかなあ、と首をかしげた]
犯人の見当がついているのかどうかまでは騎士団長も言ってませんでしたねえ……
もしかしたら見当がついてない可能性もありますよ。
まあ、女王がいてそれはありえないとは思いますけれど……
[うーん、と考え込み、離宮に近づくものが限られているのかどうかは解らなくて言葉を濁した]
もしくは、何か意味があって意図的に残された、とか?
まあどちらにせよ、王のお言葉を待つしかないですねえ。
他の人たちも、このことは知ってるんでしょうか……
[先ほどの騎士団長の様子を見れば、宴会場には寄ってなさそうだなあ、とこぼした]
―森の中の道―
女王に犯人が分かっているなら、なぜ騎士団長殿に伝えなかったのだろうな?
[ナタルの言葉には首を傾げ]
それにしても、よく俺が飛ばされなかったものだ。運が良かったと思うべきなのか…
[溜め息]
しっかし、女王さまねぇ
まあ、何かあったんだろうけど
[そう言いつつ、辺りを見回し]
人通りも、何か絶えてるしな
てか、私ら居残りか? えー、何で?
[不服そうに呟く
まあ、ベッティがこの話題に不貞腐れるだろうから、それ以上は追求する気はないわけだが]
そーだったんだ。
エーリくん、すごいねー。
[黒江には首をふるふる。時間を置いてくらっ。
やっぱり反射的にエーリッヒの毛を握りしめている]
えへー。
[ベアトリーチェに褒められたので、へらっと笑う。
斬るの切れないのという話は聞いているのかいないのか]
じょおうさまの、におい?
[エーリの言葉に、同じように空を仰ぎ見て。
黒江の言葉に、ようやく他の妖精たちの姿が見えなくなっていることに気付いた。]
ほんとだ。
みんな、どこいっちゃったんだろうね?
おうち帰ったの、かな。
…私も。
おうち、帰らなきゃ。
[どれほど時間が経ったのかわからないけれど、皆が帰ってしまうほどの時間までここにいたとなると仲間達がどれほど心配してるか、また怒っているかわからず。
早く帰らなきゃ、と思って立ち上がった。]
[おのれこの恨み足しとくからな!
とおっさんを睨んだけど、役立つ云々はよく分らんので首かしげるだけで終わっちまった。
頭とか首とかが相変わらず痛ぇんで、あっちこっち押さえたりしながら、おっさんの言葉には少し首を傾げた。]
さーな、あたいさっきまで人が居るトコにゃ居なかったから分かんね。
んでもそういやちょっと静かだな。宴会中なのに静かってねぇな。
[リッキーも近いこと言ってるし、そうなんだとは思うけどさ。]
んぁ、居残り?なんだそれ。
えーと、女王になんかあってあたいらが居残りなのか?
[3人寄ったらモン爺の知恵っていうんだっけ?
とにかくあたいは話を纏めてそんな事を言ったのさ。]
まあ、それはそれとして
ねぇ、イヴァンさん
[そう言って、イヴァンの意識がこっちに向くと同時、背後に跳ぶと]
逆さ吊りはベッティの自業自得として、落とすのは流石にやり過ぎだと思うんですがねぇ
あんまり調子ぶっこくと後ろからざくー、と逝っちゃいますよ♪
[抱きつき、耳元でそう囁くと、ぱっと身体を離した]
ってか、暑ッ。ホント火炎の方は、辺りがむわっとしていますね
[そう言って、パタパタ手で自分を扇ぐ]
―お花畑―
[一人寝転がりながら、見ている夢はいろいろと変わっているようで]
うん〜、ゲル大好きだよ〜…。
ずっと〜、一緒だといいね〜…
[ぎゅっと何かを抱きしめるような仕草、しばらくは幸せそうな寝顔でいた。
いくらかの時間がたってから、ぎゅっと自分の身を抱くように縮こまり。
里を追い出される前の夢を見ていた。]
―森の中の道―
[ナタルの言葉に頷いて]
そうだな、戻った方が良さそうだ。
妖精界の変事に、助けも出来ずはじき出されたとあっては、騎士の心得に反したと我が主の責めを受けかねん。
だから運が良かったのだろうさ。
[幸運かどうか、という話には、そんな結論をつけた]
まあ、騒動の元になっておいて言うのもなんですけど、ね。
[小さな呟きは友には聞こえないように。
女王は犯人が二人いるぐらいはわかっていても、幻で誤魔化されて誰がとははっきりとはわかってないだろう。
そうであれば騎士団長に告げていないはずがないのだから]
それでも、こんな状態になるとはねえ……
もっとあっさり逃げれたら良かったんですが、まあ贅沢はいえませんよね。
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