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No,...No,father.
わたくしにはわかりません。
それでも、ベス…彼女は、違う気がするのです。
何でしょうか。
[i tell him with helpless 'vox'
どうしたら良いかわからない、というような感情も伝わっただろうか。]
そうか。
[短く返して、銀をまとった少女を見やる]
……さて、どうするか。
気絶している分には問題ないが。
また、同じ事を繰り返す可能性はある……。
だが、暴走の理由がわからん以上、今すぐどうこうするのは早計、か。
[綴られる言葉は淡々と、呟くように]
な、な、これは、な、
彼女が…ベアトリーチェですか…?!
[目を血の海から放せぬままに、
先ほどまで武器を握っていた少女の名前をあげる]
と、こんな事態だというのに、
さめた目の女性が二人。
なぜこんなに彼女たちは落ち着いているのだ?
という猜疑心。
エルザの言葉の意味がわからない。
わからない。わからないのだ、僕は。
イレーネの手を借りても、
腰が抜けたか、立ち上がれない…。]
[ギュンターの血に浸った武器を拾い集める。その靴も血に汚れてしまう]
…『武器を取って殺しあえ』
死んでなお、ギュンターはあたし達にそう言いたいのね…。
[拾い集めた武器をハンスに差し出す]
え、と、ベアトリ…
[イレーネの問いにも答えが返せない。
かたかたと、歯の根があわない。
散らばった武器をあつめなければ。
俺はこれを隠して、それで…。
思考は空回る。]
[こちらへ向けられた猜疑心には気付かず。
混乱していて答えてくれないハンスに、繰り返し問う]
ハン、ス、二階は、二階は?無事、なの?
[立ち上がれないらしいハンスを強くひっぱり]
[と、歌声を聴く。
―歌姫エルザの歌声が。
そう、此処は箱庭。闇、ではない。
一息入れた。]
そうだな。
彼女の事は分からない事だらけだ。
少し…考えさせてくれ…
[同時に、緊張が途切れ軽くくらりとする。
此処に着てから少しばかり、身体が鈍ったか。苦笑した。]
ええ。部屋に連れて行かなければいけませんね。
あ、運んで下さるのですか?
[ユリアンが少年を抱いて、部屋に連れて行ってくれるのを追いながら]
そうですね。あんな糸が操れるアーベルさんも。
あんな攻撃を受け止められる、オトフリートさんも。
どちらも慣れていなければできないでしょうね。
――
[最後の呟きは聞き取れなかったのだろう。問い返す彼に、何でもありませんと微笑んで。]
さあ、氷枕を作りましょう。あなたが熱を出したときも、やりましたね。
[smile]
でも、厄介ですね。アーベルさんと、オトフリートさん。
[and then, the 'vox' came from father.
それの後に、こえが神父様からわたくしに伝わる]
thanks,ありがとうございます、神父さま。
面白い、本ですか?
──書斎──
[手に取った本を読み進めながら、他の本棚へも歩き始めた。クレメンスが読む事の出来ない異文化圏の言語で書かれた本まである。]
「シキ」?
不思議な名前の本だね。
[時折、母国のルビが振られている事もあった。
一番奥まで辿りつくと、硝子ケースにいれられた本棚があった。また溜息。
ふと、視線をずらす。
先程の机に置かれていたもの、と同じような表紙の色をした本が、目線と同じ高さぐらいの場所に挟まれている。
クレメンスは何かに引き寄せられるようにその本をとった。]
[ベアトリーチェが纏う血の匂いに、軽く酔っていた事はまだ気付かない。
しかし頭にやけに何かが響く。]
ちぃ…
[舌打ち。]
……確かに、こいつに関してはわからん事が多いな。
[裏庭の首との関わり、今朝の血溜まりでの一件。
このどこかズレた箱庭の中でも、特に強い、特異性を感じさせる少女]
取りあえず、今日の所は様子見か。
[言葉の後に一つ、息を吐いて。
よろめく様子を見れば、口元には微かな笑み。
……言うまでもなく、幻魔としての、艶を帯びたものだが]
……鈍ったか?
[異常な光景だった。
青い髪の歌姫が歌を歌うのは、
月夜のさなか、血だまりの中。
彼女のきれいな靴がぴちゃんと血をはねさせて、
そのほっそりとした手には、血まみれの鎌。
銀髪の少女の繰り返しの問いには]
あ、あの、ぶじ、ぶじ、ぶじ、ぶじで、す!
でもここ、これは、この血は、人狼と、か、
ぼくは、しんじない、しんじない、
しんじない…
[腕をひっぱられたまま立ち上がれず、
血の海に足を投げ出すような姿勢になってしまう。]
[階下から響く絶叫。
今まで動かなかった身体が弾かれたように其方へと動く。
鼻に付くのは一層強い異臭。
視界に入るのは赤い血溜まり。]
あ、れ・・・は・・
[階段の手前で立ち止まり、問う声は誰に向けたものか。誰かに答えて欲しかった。]
…どちらかを、この力で殺そうか。
[自分でも驚く程に、するりと言葉が出た。
その事に些か、クレメンスは動揺する。]
…ああ、後で教えてあげよう。
[声に調和してくるような別の思考体の気配を感じた。]
───!?
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