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それで、よければまた話を聞かせて貰いたいのだが。
ギュンター殿は今どうしていらっしゃるかな。邪魔になるならばまた日を改めるが。
[届け物のついでに屋敷にお邪魔して話を聞くことも、すっかり恒例のようではあるが。
相手側から許可が下りるまで、男が中へ踏み込もうとすることは決してなかった**]
5人目、少女 ベアトリーチェ がやってきました。
―自室―
[エントランスの方でなにやら物音や話し声がする。
階下からこちらへ、人が向かう音がする。]
――んぅーー………。
[惰眠を貪っていた意識が徐々に覚醒する。
唯一の肉親である祖父―ギュンターに知れれば、文句のひとつふたつ言われてしまうだろう。]
ねむい……。
[しぶしぶ、起き上がると、毛布を握りしめたまま自室の扉へと向かい。]
……さむい。
[ぎゅ、と毛布を抱き締めながらも、目の前の扉を開けた。]
…エリにーちゃ、誰か来たの?
[エーリッヒが、自室の前を通りかかる時に問いを口にした。**]
[少女の住民票は、こう書かれていた。]
――――――――――――
■名前:ベアトリーチェ・ウィスタリアス
■年齢:13
■職業:―――
■経歴:両親は本人が物心つく以前に他界。
母方の祖父宅に身を寄せている。
――――――――――――
6人目、鍛冶師 アーベル がやってきました。
―森―
[緑深き森も今は雪化粧し白く染まっている。
漆黒の外套を肩に掛けた男の手には細身の長剣。
両の手で構えた先に見据えるのは数ある木々の一本。
半歩踏み出せばサクと真新しく降り積もった雪が音を立てた。
ぐ、と握りしめた柄。
独特の構えをする男が動くと同時にその刃が風を斬る。
落ちてきたばかりの葉が、男の足元ではらりと二つに裂けていた]
上等。
[口の端をつり上げて男はニッと満足気な笑みを浮かべる。
露を払うかのようにもう一振りして鞘へと収めた]
[真新しい剣の切れ味を確かめる男の生業は鍛冶師。
剣術に関しては本分でなく我流と称しているが
見るものが見れば異国の流れを組んでいると知れる。
村役場に提出された書類には下のように記されている]
――――――――――――――――――――――――――――――
■名前:アーベル・ヘルツ Abel Hertz
■年齢:26歳
■職業:鍛冶師
■経歴:名のある刀鍛冶の家系で肩を傷めた父にかわり鍛冶場を
引き継いだ。刀剣の他、需要に応じて包丁や農具、狩猟具なども
手がけ、手入れも請け負う。
生まれも育ちも村。母は12年前に他界。現在は父と二人暮らし。
――――――――――――――――――――――――――――――
やっぱ、さみぃわ。
[外套の内側に腕を引っ込め身体を縮める。
竦めた肩が小さく震え、寒さを際立てるようにある。
吐き出す息は白く烟り鼻先の赤を紛らわせる]
頼まれた品、ご隠居さんに見て貰ってくるか。
[くるりと踵を返し男は村の方角に足を向ける。
サクサクと雪を踏み鳴らしながら
男はギュンターの住まう屋敷を目指した**]
―屋敷/エントランス―
む、気にせずとも良いのだが。
まあ、ここはお言葉に甘えるとしよう。
[言葉を受け、扉前からエントランスに足を踏み入れる。
上まできっちりと止めていた外套の釦を外し、荷物を持たぬ方の腕に抱えた]
ありがとう、お願いしよう。見たところ、帰ってきたばかりのようですまないが。
では失礼します!
[それから示された広間の方へ。
背筋は伸びたまま、やや足早に歩く様は修道士というより軍人か何かのようだった]
―屋敷/広間―
[広間に入ると先ず、教会からの品の包みを中央の机の上に乗せた。
外套は近くの椅子の背凭れにかけ、その椅子を引いて腰掛けて]
……ふぅ。
[そこで漸く、椅子に背を預ける形で少しだけ姿勢を崩した。
息を吐いて目を閉じて、他に人が来るまでは暫くそうしている**]
[ベアトリーチェとのやり取りの後、向かうのは家主が日中を良く過ごす書斎。
ドアをノックし、誰何の声に、エーリッヒです、と返して。
入れるように促されると、一歩、中へと踏み込んだ]
下にライヒさんがいらしてますよ。いつものお届け物だそうです。
あ、大丈夫ですよ、ちゃんと広間にお通ししてます。
……でないと、爺様行くまでずーっと雪ん中に突っ立っていかねないですからね、あの人。
[冗談めかした口調で言えば、苦笑染みた笑みが返される]
じゃ、俺はお茶の用意してから行きますね。
……あ、後でそことそこの図鑑、借りますね。
[壁を埋め尽くす書物の一画をひょい、ひょい、と指差して言った後。
一礼してから再び、一階へと足を向けた。**]
─ →屋敷/厨房 ─
[家主の書斎を辞した後、向かったのは厨房。
叔父の所に引き取られた後、料理好きな叔母に色々と教えてもらったこともあり、料理はそれなりにできる方だった]
……ふぅ。
っかし、冷えるな。
[先日、研究室に戻った際、土産として買い込んできた紅茶を用意しつつ、窓越しに外を見る。
雪に覆われた森、その奥を見透かすことはできそうにない]
んー、おはよぉ、なの。
[エーリッヒの挨拶>>28に、こくりと頷く。]
だって、さむい。
[ぎゅぅ、と毛布を握り締めて主張する。
頭へと伸ばされた手を受け入れると、軽く撫でられ。
撫でられる感覚が嬉しくて、にぱ、と笑みを浮かべた。
少女は撫でられるのは大好きなので、
もっと撫でてくれてもいい、と思っているのだが。
そうは問屋(祖父)が卸さないようだ。]
ほんと?
顔洗ってライヒにーちゃに挨拶するー。
[ライヒアルトが来ていると聞くと、こくり、と頷き。
自室に毛布を置いてから、
洗面所へ向かい手早く洗顔を済ませると広間へと向かった。]
─ 教会 ─
ライさーん、おるー?
[急流の奥に行く前にもう一箇所。
教会にもパン置いてこ思て、途中で寄ったんよ。
いつもやったらおるはずの人ん名前呼んでも、だーれも出て来ぃへん]
何や、出かけとぉか。
しゃーないなぁ、ギュンターさんとこ行ってからまた寄ろ。
[おらんなら延々おってもどうにもならへん。
後回しんして、ギュンターさんとこ行くことにしたわー]
―広間―
[広間に着くと、少しだけ姿勢を崩した人の姿>>26が見えて。
ととととと、とその人の元へと向かい、]
ライヒにーちゃ、おはよぉ!
[と、声をかけた。]
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