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[近づく気配に、すい、と細くなる蒼。
周辺は、今はあらゆる意味で『自分の空間』。
何か事あればいくらでも対処できるから、と余裕は崩さず]
よう、散歩か?
[近づく気配にかける声は、軽く。
左手の、半分ほどになった包みと合わせても、妙に日常的なものを感じさせるやも知れず]
まあそんなところだね。
ここが一番「いつもの」の感覚でいられるところだから。
[地面に足をつけないのは警戒の為。
それでも相手の方が『有利』であるのは承知の上]
おくつろぎのところすまないね。
あなたならまだ話せるかと思ったものだから。
[チラリとその左手の包みを見て。
この状況ではまるで平和の象徴のようなそれに、揶揄うような笑みを零す]
大切な彼女からの贈りもの、かな?
[降り立たない様子に、くく、と笑う。
さすがに、こちらの糸の事は、わかっているようで。
それ故のやり難さと面白さのある相手ではあるのだが]
「いつもの」ね。それは同意だな。
妙な話だが、こういう場所は見慣れてる。
[軽く返して。
贈り物、という言葉にはまーな、と、さらり]
[そもそも、「不要品」の話が真実ならば、危うい立場なのは彼女とて一緒で。
それに「実験」が失敗したとなれば、使い捨てられるのは目に見えていた。
しかし尚も、彼女に感情のいろは窺えない。
まるで関心の無い様子だった。
深い緑の眼は、何処か、異なるものを見ている。]
この手の場所が一番落ち着くというのも寂しい話だけれどね?
[これだけ設備も環境も整っているのにと。
揶揄するのは相手か自分か]
それはそれは。
大切な「身内」がこの中にもいるということか。
[さらりと返されたのには、おやとばかりに片眉を上げて。
続けてその目が僅か真剣な色を帯びる]
戦いたくない、とは言わないよ。無駄だろうし。
けれど聞いておこうか。勝者の権利をどこまで求める。
[明確な答えなど期待はしていない。
彼がどのように反応してくるか、それが重要]
寂しいかねぇ?
……俺にとっちゃ、こっちが当たり前だしな。
[物心つくかつかないか、という頃に、着の身着のままとロザリオ一つで廃墟に放り出された身には、それ以前の記憶などはなく。
故に、特別思う所などはないようで]
ま、そうとも言う。
[『身内』、の話は否定はせず。
続けて投げられた問いに、蒼はやや、険しさを帯びる]
勝者の権利……栄誉とかって、アレか。
そも、それ自体に興味はないね。
俺は、この馬鹿げた『遊戯』をとっとと終わりにして、帰るだけだ。
[もう一つ、理由がない訳ではないが、それは語る必要もない、と口にはせず。
ただ、その思いを写すように、朱の紋様の上で糸が震えた]
僕にとっても、もはやそうだけれどね。
[過去に憶えているのは限られた空間だけで。
その記憶よりは廃墟区画での生活の方がよほど人間的で]
そうか。ありがとう。
この『遊戯』を馬鹿げてると言えるなら何よりだ。
[震える糸とその向こうに垣間見える色を静かに見て]
…前言撤回しておこうか。
できればあなたと戦うのは避けておきたいものだ。
その方が得になりそうだから。
[唇の端を上げて薄らと笑う。
そのまま距離を取るように後ろへと滑り]
だが僕にも目的はある。それが必要となれば厭いはしない。
その時は…お互い様にね。
これが馬鹿げてなかったら、なんだってんだよ。
[軽く言って、肩を竦める]
……そも、避けたいって言って、はいそーですか、と避けられるモンじゃねぇだろ?
それなりに手の内知ってる者同士、邪魔になりやすいのは、確かなんだしな。
[距離を開ける様子に、蒼を細めつつ。
行動を起こす事はしないが、張り巡らせた糸には、いつでも意思を伝えられるように]
それはそうだ。
[笑みを深くしつつ左手を引き上げた。
必要となれば糸を斬るか弾くかできるように]
邪魔をするならやるけれど…?
[露草色の瞳が僅かに赤みを帯びる。
自身の意志で能力を使う時の前兆]
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