情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[肩に手を置いたシャーロットが連行されて行く。彼女への票が一番多かったのだと。この場に居る者達が投票したのだと言う事が分かっていたので、やり場の無い感情を何処へぶつけて良いか分からずに、思わずしゃがみ込んだ。]
[シャーロットが連れて行かれて暫く経ち、明かりが消えて、またついた。
びくん!と身を震わせる。
喉から漏れるのは、海を渡る風の音だ。
耳をふさいで、しきりに首を振る。]
…おこっテる…ほえてル…きこえ………
[後は聞き取れぬ異国の言葉になり、酷く痙攣して机にしがみ付いた。]
─集会場─
[自警団員達が会議室に入ってきて、投票箱を逆にする。誰が投票したのかを、丁寧に書き記して、彼らは一斉にシャーロットを見た。
いやいやをするシャーロットの両側を固め、手錠をかけて銃を突きつけて、彼らは嘆き島へゆく。
残された容疑者達が夫々の反応を見せる中、突如、昨夜と同じように停電が起こり───再び、灯りがついた時には]
[イザベラの無残な]
[会議室の床に血が広がる。]
[光の戻った室内で倒れていたのはイザベラ。
カミーラと話そうとしていた彼女(教師だった筈だがこの村で学校へ通っていないネリーとは然程面識がない)はいま言葉無く床に血を広げている]
―海沿いの道―
[静けさを取り戻した夜の海。
そのとき、後ろの集会所から一際大きな叫び声が聞こえた。
複数人の、驚く声。
自警団を呼ぶ怒号も聞こえてくる]
まさか…また?
[ギルバートの顔が思い浮かんだ。
リックと顔を見合わせ、とっさに来た道を走って戻る。]
[老婆は目を瞑る。『その時』を予測していたように]
むかしむかしあのときは、この闇に怯えたものだった。
けれど今はもうこの婆に、恐れるべき何ものも残っちゃいない。
ただできるなら、この婆のかわりに誰の命も……
[シャーロットが連行される姿より、外へ行ってしまったリックとローズマリーに意識を奪われていた。
二人が無事でありますように。あの銀のナイフが二人を護ってくれますように。
それだけを祈っていた。
明かりが消え、再びついたとき、倒れていたのはローズマリーでもリックでもなくて、一瞬安堵した。
すぐに、自分を殴りたくなった]
[闇が落ちて光が戻り、老婆は自分の願いの1つが叶い、1つが失われたことを知る]
……頑張ったね。坊や。
ミッキー・イストー。友だちを守るため、よく勇気を出した。
胸を張りな。
例えおまえの選んだ友が人狼だったからといって、おまえは人間として間違った道を選んだわけじゃない。
[シャーロットがつれていかれるのを、ただ、見る。
姉を守るためなら。
家族を守るためなら。
サーカスの人たちにこんな事態を教えたくないから。
そして、停電が起きる。
カミーラの声がする。
彼女と話していたイザベラが。]
……シャーロット。
シャーロット。
……すまん。
すまん。
すまん。
俺が……。
[後は言葉にならなかった。連れていかれるシャーロットの後姿を、泣きながら見送った]
[停電。]
[血の、匂い。]
[吐きそうになりながら……心に、サーカスの男の面を刻む。石を握り締めた]
ハーヴェイって、そこの、そいつ。
そいつは、人間だ。安心していい。
いいが……狼は、見つからない。
[壁際に佇んでいた彼は、停電になってもそこまで慌てる事はなかったが、昨夜と同じように背筋の毛が逆立つような生温い空気を感じた。
点灯してすぐに目に入ったのは、赤い血の色だった。床を流れて広がる、その中心には先程までカミーラと意思疎通を図ろうとしていた、──]
…
[目を強く瞑って、また開いた。]
[くったりと机に突っ伏した。
ぼんやりと焦点の合わない瞳には、目の前の血の色は映っておらず。]
…あノひと おおかミ……。
[それでもたどたどしく、伝えようとする。]
[明るさに目が、慣れた。見たくはないが……倒れているのは]
……先生!
なんで……さっきまで。
[セシリアが駆け出そうとしていた。思わず、腕を掴む]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新