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[本体のみを、の言葉に一つ頷く。しかし内心気にかかるのは、今手元に居る九尾を封じたとして、久鷹から”あれ”を切り離せるのかどうか。何よりそれは出来ればしたくはない]
そうなる前に、仕掛けようと思う。
時間が経てば経つほど、切り離せる確率は下がるからね。
……ああ、そうだな。
ま、鵬谷の事は、霊亀に任せる。
俺が介入するよりは、その方がいいだろ。
……ところで、また一人運ばれてきたっぽいが。
[確実に増えている気配。
気の種別を辿れば、何となく、誰かはわかるのだが]
『護り』のアタシがどこまで出来るか分からないけれどね。
[浮かぶのは苦笑。空手の技術としては自身があれど、能力が関わってくるとどこまで噛み合わせることが出来るか微妙である]
ん、璃佳が、ね。
……マリーとぶつかっちまってさ。
こっぴどくやられた。
…ね、その後に久鷹が『飲まれ』ちまって。
マリーも、ほぼ戦意喪失だ。
今は力の使いすぎとショックから寝てるが…どうなるやら。
『護り』だからできる事もあるんじゃね?
[ごく軽い口調で言って。
続いた言葉に、そうか、と言いつつ大げさなため息一つ]
この状況であちらが、そして動ける朱雀と白虎がどう動くか……。
取りあえず、俺、外で事に備えとくわ。
[傷の手当てが完璧でないのに出ようとするのは、色々と居辛い物があるらしい]
―寮自室―
[気を失っているマリーをつれて帰り、本人のベッドへと寝かせる。眦からは再び透明な雫が流れており、この事態にどれだけの衝撃を受けたかが窺える]
アレは流石に、辛いよな。
マリィが一途に思っていただけ、ヒサタカクンがマリィを一途に思っていただけに…尚更だ。
[涙を拭い、そっと頭を撫でる。
優しく強いルームメイト。でも今は痛々しいまでの姿で]
ホント、よりによって。
一本気なだけに憑かれやすかったのかね。
[およそ本来のクラスメイトならありえない態度と言葉を思い出しながら、溜息と共に呟いた]
[『護り』だから出来ること。そう言われて小さく笑み、頷いた]
白虎……啓子は、少しきついかな。
喉がやられたりしてる。
多分、力も出しにくくなってんじゃないかな。
朱雀は……昨日随分やらかしたようだね?
[居辛そうな様子に、にや、と笑む]
で、「泣かせちまう」相手って誰かなー?
[先程までの神妙な様子から一変して、からかうような口振り]
白虎……五十嵐、またなんか無茶でもやらかしたんか……。
[その物言いはどうなのか。
というか、言われたくないと思います、絶対に]
朱雀っつーか、相馬先輩は俺の責任じゃねーぞ。
[素で受けてれば同じです。
ともあれ、そこまでは憮然とした面持ちで言ったものの。
一転した様子で投げかけられた言葉に、え、と間抜けな声が上がりました]
ちょ、ま……な、なんだよそれっ!?
[じりじり。
後退してます、逃げの姿勢です]
[目に見える傷は応急手当を。手近で用意できる救急セットでは出来ることはそう多くもなかったが]
えーと。
会長が麒麟で治癒できるんだっけか?
[道具を片付けつつ、自分の喉にも手を当てながら考える。
喋らずとも残っている鈍い痛み。このままだと普段の生活にも支障が出かねないという危機感がある]
頼みごと、もう一つ増やすか。
ああ、もう終わってからも殴れそうに無いや。
[至極残念そうに呟きながら、立ち上がる。
眠るマリーにそっとタオルケットを掛け。隣室との裏工作も済ませて。目立たないように外へと出た]
応龍…宝条君との戦いのが、まだ癒えてないんでしょ?
それに昨日も、マリー達との戦いの場所に居たし。
[つまりそれは久鷹豹変の場に居合わせたということ。幸貴自身の腕にある擦り傷に気付けば、何があったのかくらいは予測出来ることだろう]
諸悪の根源言われてる人がなに抜かしますか。
[吹っかけられて当たり前と言った風。逃げ体勢で後退する様子に、またにんまりと笑んで]
昨日不意に聞こえたんだけどなー。
「俺が堕ちたら泣かせちまう」ってね。
……なるほどねー。
[久鷹周辺の状況と、何が起きたかを大体察し。
諸悪の根源云々は否定すべくもないので何も言わなかった。
というか、追及が。追及が痛いわけです、はい]
て、それは……。
[止まった]
……関係、ねーだろ、別に!
[そして、ふてた]
とにかく、俺、一度家に戻るからっ!
そっちはそっちで、任せたっ!
[これ以上、追及を受けたら不利、と察したか。
逃げるようにというか、文字通り脱兎の勢いで、その場から逃亡しました]
あ、こら!
誰なのか教えてけよっ!!
[そんな義理ありませんて。脱兎で逃げられるとそのまま見送りの体勢。追いかけたって追いつけません、亀だし]
─ →屋上─
[ふわり、と。
屋上に舞い散る、紅の光の粒子。
『隔離の陣』との接点が開き、先ほど消えた姿が再び現れる]
……っつーか、俺、何を口走ってんだよっとに……。
[はあ、と。零れたのはため息。僅かながらに、焦りの響きもあったかも。
ともあれ、火気の高まりすぎたこの場にいつまでもいるのは影響が大きい、と判断して。
とはいえ、歩いて帰るのもなんなので、非常手段をとる事にした]
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