情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
[歌を口ずさみながら、僅かに埋まった花籠を携えて少女はルーサーの元へ。]
[ルーサー自らが育てたと聞けば、感心を示し、怪我をするといわれれば指を引っ込め、取り出される鋏の重なる音に、静かに瞳を閉じては摘まれた花を入れるために花籠を差し出す。]
さて。
花も摘み終った事ですし、アーヴァインさんのお部屋に向かいましょうか。
[ひとしきりウェンディの歌に耳を傾けた後、声をかける。]
さがさ、な、ければ。
[決意。]
[何を探そうと言うのか][それは]
[言の葉に乗ることは無く。]
[死臭に包まれた部屋から滑り出る]
成る程、ね。
[ 獣であるとは云え、其れは変わらぬらしい。
閉ざされつつも最近開かれたばかりの扉の近くに寄り意識を向ければ、獣の嗅覚は異質な臭いを捉える。微かに洩れる鉄銹の臭い。否、其れは若しかすると――。
古びた建物の特有の空気とも異なる其れは、決して平穏なものを想像させては呉れはしなかった。]
……開かずの扉。
[ 封印されていた其の理由は、何と無く知れたように思えた。そして其れは近々に破られるのではないかという、予感。]
[言葉に詰まって目を伏せれば、やはり、心配そうに名を呼ばれて。
やっぱり、優しい人だなあ、と思いつつも。
そうやって気遣われる事には。
裏返しの恐怖がついて回る。
勿論、それは自分の勝手な都合でしかないのだけれど]
えっと……平気、です、から。
[精一杯の笑顔を作って、顔を上げる。
薄紫の瞳に、不安を浮かべぬようにと念じつつ。
隠せているかはわからないけど]
[温室に来た時と同じようにウェンディの手を引き、アーヴァインの部屋へ。
花籠は、花と果物で満たされていた。]
―温室→アーヴァインの部屋―
[スープをすくう。口に運ぶ。
一口は呼び水となる。]
おいしいわ
[彼女に礼を言う。
それから、ナサニエルの言葉に、やっぱり優しい、と思った。]
良いのよ、わたしはどこでも。気を使う必要なんて無いわ?
あなたに危害を加えるなんて、するはずもないわ。
本当に、ありがとう。
でも…あなたが嫌でなければ、一緒に寝て欲しかったわ
[それは純粋に、そう思った。
ベッドは狭くないし]
ありがとうございます。
[こんな状況ではあれど、自分の作ったものを褒められれば素直に嬉しかった。相手の職など既に如何でも良かったこともある。
音楽室のほうから微かに聞こえていた音が止んだ、と思った。そういえばよく誰かが弾いているけれど、それが誰かは確かめたことはない。
だからというわけでもなかったけれど、広間の人々に退席の旨を告げて廊下へと出た]
―広間→廊下―
―アーヴァインの部屋前―
[アーヴァインの部屋の前までやってきた。
先程どこかへ姿を消したはずの行き倒れていた青年が佇んでいる。]
……おや?
彼はここにアーヴァインさんの遺体があることを知っていたのでしょうか。
[はて、と考え込み。]
[ 暫し其の扉を眺めていたものの、仮令解決策が此処に在ったとしても開かないのでは仕方が無い。
其の場から離れて階段の方へと向かえば、“神父”が金髪の少女を伴って上がっていくのが見えた。彼らの通った後に柔らかな香りが漂うのは、少女の手にしていた籠の中身の所為だろうか。旋律は何時の間にか消えていた。]
[ 解決策は確かに秘められているのかもしれない。
人間達にとって、此の“事件”を解決する為の手段は。
然し其れは同時に、血に塗れた惨劇を引き起こすもの。]
……一緒に?
一人で眠るのは不安だった…?
ごめん、俺そういう所疎いから…。
[彼女の意図は不安だけではなかったのかも知れないけれど。
そこまでは考えが至らずに]
[少女はルーサーと青年のやり取りを静かに見守りながら息を潜めている。]
[さらり――]
[花の香りが零れ…]
[かさり――]
[花籠が少女の衣服を掠める…]
―廊下―
[広間を出、前を見ると青年の姿が見えた。階段を上っていく2人の姿は丁度入れ違いになったらしく、見ることは出来なかった。小さく会釈をしながらふと、奥の部屋へと目を止める。
その部屋の中に何があるのかは彼女も聞かされてはいなかった]
如何かなさいました?
[目の前の青年に視線を戻し、尋ねる]
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [25] [26] [27] [28] [29] [30] [31] [32] [33] [34] [35] [36] [37] [38] [39] [40] [41] [42] [43] [44] [45] [46] [47] [48] [49] [50] [51] [52] [53] [54] [55] [56] [57] [58] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新