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それじゃあ、お風呂に、行こうか…
[妹の様子が伝染したのか、それとも場の雰囲気にい辛さを感じたためかこの広間から今は離れたかったのもありそう提案した]
それじゃあ、行ってくるから。
[そう広間の皆には告げて、まだ少し他の会話も気になりはしていたけども、エーファと連れ立って広間を後にしようとするだろうか]
[クレムの不思議そうな顔には、眉尻を下げただけだった。
大事なものと言われて、それを確認する気分だったのかもしれない。手出しの話だけではなく、やはり兄と慕う人には似通う部分がある。同じ手を掛けなくてはいけなくても、大事なものは避けたい]
お話?
[不思議そうになるが、願われるならその通りにするだろう。>>391
予想通りの答えにはうんうんと頷いて]
褒めすぎなんかじゃないよ。
本当に似合っているもの。ねえ?
[クレムかヴィリーか、気づくならエルゼリートか。
自分だけでないと証明するように他の人を見て同意を求めた]
ゲルダさんは流石だね。
どうすればより魅力的になるのか知っているんだもの。
[本人は厨房の方だろうか。ちらりと窺ったりもしながら。
赤くなっているナータに悪戯っぽくクスリと笑った]
え…今度…
えぇ、楽しみにしていますね。
新しいレパートリーが増えればうちの者達も喜びます。
[今度、とさらりと言うゲルダ>>390に一瞬戸惑ったものの。
気にしすぎだと頭を振って、微笑み首を傾げた。
手順については咎めることはなく、こちらは皿を何枚か用意し始めつつゲルダの言を聞いて。]
そう、ですね。
…ギュンター様のことは、どなたが。
[発見したのか、とは続けられず語尾を濁した。
恐らく目覚めに聞いた叫びは発見者のものだろうけれど、男性らしいとしかわからなかった。
階下に来てすぐに自衛団員の通告を聞き発作がおきかけたから、広間の様子はちゃんと見ていなくて。
エーリッヒのことも気付かぬままだった。]
自分がしっかりしてないと、オレの場合色々と大変だからな…。
[ヴィリーから目を逸らしたついでに、オレは遠い目をした。
いやだってな、オレの周り何故か変なのが良く集まるんだもんよ…。
自分の身は自分で護るしかないんだ]
そう、殺そうと思うのは誰だって出来る。
オレらだって万能じゃないし、無敵でもない。
条件が悪ければ、負けることだってある。
だからな、選ばれし者じゃなくても、危険な奴はマークしといた方が良いと思うぜ。
[何だよ、さっきからリートの奴歯切れ悪いな。
……ああ、長らく一緒に暮らした相手だもんな、クレメンスは。
ま、俺だって殺したくねぇ奴は居る。
気持ちは分からんでもねぇ]
アイツ、良く解らねぇところは多かったが、今回は輪に掛けてだな。
ヴィリーも注意しといた方が良さそうだ。
あと、アーベルもだな。
コイツもさっきクレメンス達と詳しく言わずで通じ合ってた。
多分、何か知ってる。
[コイツも『場』の経験者とか?
あり得ねぇ話ではねぇよな]
そう今度。
…悪く考えるのは仕方の無いことだけどね。
僕は、生きたいからね。
[首筋がちりと痛むように感じたけれど、気にせずに笑う。
美味しいから安心してなんて、ブリジットに告げて。
何、味が問題なければいいんだ。とか真剣に言ってしまえる人間であった。
適当に味付けをして、最後にチーズを粉にしてかけるように、別に取る]
ん、いいかな。
[更に受けて味見してみたりして。一旦出来上がり、だと思われる。
お皿を用意してくれているのを見ては、ありがとうと礼を言って]
見つけたのはエーリッヒだよ。
僕は部屋の窓から見た。
[言いかけた言葉に、そう返す。ちょうど真下だったんだ、と]
─広間─
[ヴィリーから視線を逸らした先。
そこには丁度ライヒアルト>>398が居て]
ん?
おぅ、似合ってると思うぜ。
派手過ぎないのがナターリエに良く合ってるよな。
[言って、にこりと微笑んだけど、それで相手の意図に副えたかどうか。
すまんライヒアルト。
オレ、髪飾りにあんまり良い思い出無いからこのくらいしか言えねぇ…]
旅するのはやっぱり大変?
俺は、少ししか覚えてないから。
[記憶はあるけれど、そうした苦労のものは少ない。
楽しかった記憶以外は出来るだけ思いださないようにしているし。
まだまだ子供だったから父親が先回っていたのもあるだろう。
リエルの容姿が招く不幸も想像できそうでしきれない]
無敵じゃない。うん。そうだよね。
[神の敵。その表現を思い出して人に悟られない程度に眉を寄せた。何度となく滅されたものでもあると。文献から知っている]
誰であっても注意は怠らずにってところかな。
大丈夫。ちゃんと警戒しておくよ。
[歯切れの悪さから言ったわけではないけれど。
期せずしてその意味にもなった]
うん、行こう。
[こくり]
[フォルカーに頷いて]
[他の者には頭を下げて、広間から出て]
……ルカねぇ、
[浴室へ繋がる廊下の途中]
[手は姉が離そうとしなければ繋いだまま]
大丈夫、だから、ね。
[何に対しての言葉かは曖昧に]
[耳許でそっと囁いた**]
…そうですね、私も、生きたいです。
[笑顔で答える彼女>>403に、ぎこちない笑みを返した。
幼い頃から何度も死にかけたからこそ、病気で死ぬかもしれないとは思っていたけれど。
まさか人狼に殺されるか、もしかしたら人の手にかかるかもしれない覚悟など出来るわけはなく。
それはつまり、自分が生きる為に他人の命を天秤にかけることではあるのだけれど。
団長を見つけた人の名を告げ、自分も見たというゲルダに驚いたような視線を向けた後目を伏せた。]
ごめんなさい…
ゲルダさん、大丈夫ですか?
[自分は話を聞いただけで発作が起きかける程だった。
実際に亡骸を見た彼女の心境を思えば、聞くべきではなかったと後悔しながら謝り心配して彼女の表情を見た。**]
ヴィリーさん、アーベルさん、…クレム兄。
体格とか体力の意味でも注意しておきたい人達だな。
[女性だから弱いとかは限らないけれど。
ゼルギウスのご母堂みたいなのは規格外だと思うし。
判断として間違っていないはずだ]
俺もエーリのがあってこうだけど。
なんでこう、伝承を伝承でないと知る人が多いんだろう。
[教会関係者が3人集められた時点でもその傾向はあったとはいえ。
やりにくさを感じて小さく鼻を鳴らした]
[おとうと>>398が不思議に思うのも理解できた。
突然だったから当然のこと。
あに>>401の声が聞こえればこくと頷きおとうとを見る]
一緒に聞いてくれる?
そんなに長くは掛からないから。
[了承が得られれば少しだけ安堵したように表情が和らいだ。
――が、ライヒアルトが同意を求める様子に慌ててしまう。
エルゼリート>>404にまで似合っていると言われると
そわりと落ち着かぬ様子をみせた]
あ、ありがとうございます。
[はにかむ笑みを浮かべエルゼリートへと頭を下げる]
ええ、ゲルダさんの御蔭ね。
み、魅力的かどうかはわからない、けど……
[悪戯な笑みを見せるおとうとにはやっぱり敵わないと思った]
伊達に司祭してるわけじゃないんでね。
もうちょっと若ければぶん投げてたところだ。
[はっはっは、とヴィリーに笑って。]
その時は一発殴らせてもらうから問題ない。
[キリッと問題発言を言う。
この不良司祭…。**]
生きる為に、最善を尽くそうじゃないか。
僕はね、これ、二回目なんだ。
[そんな事を、ごく軽い調子で言って]
ん。
ああ、大丈夫だよ。
慣れるものじゃないけどね。僕が見たのは遠目だったから。
[少し苦笑混じりに答えた。
ブリジットの様子に、気を使わせてしまったかな、と困った顔。
ゼルギウスが厨房に入ってきたら、「作り終わったよ」とか声をかけて、とりあえずスープを運ぼうと、二人に提案するのだった**]
旅するのがっつーか……ほら、オレの場合は見た目が…。
って、ああそうか。
お前あの話聞いてねぇもんな…。
[浴室でヴィリーが言ったアレ。
説明するにも口にするのは何か嫌だった。
おぅ、思い出しただけで寒気が…。
そんな状態だったから、話すのを渋る気配は届いたと思う]
そう言うことになるかな。
誰がそうなのか、分からないけど、誰もが可能性がある。
お互いで気をつけてれば、何かしら引っ掛かるもんがあるだろ、きっと。
[違う場所に居たりしたら、それこそその場に居た奴にしか分からないからな。
自分でも警戒しとくにこしたことは無い]
そこが不思議なんだよなぁ…。
オレの場合はまぁ、自分が伝承の中に収められてる対象だから、違うってーのは分かってっけど。
[その辺考えると、やっぱ何かしら関わったことがあるんだとしか思えねぇんだけどな]
まぁでもよ。
爺喰って人狼<オレら>が居るってのは周りから見てもほぼ確定なんだし。
知ってようが知ってまいが同じじゃね?
[オレは気にし過ぎてもしょうがない、って雰囲気を載せて聲を紡いだ]
ほらね。
[クレムが頷くのは当然と言われてしまうだろうか。
エルゼリートの同意も得られて、得意そうにナータへ頷いた。
内心については知らないまま。それだけでも十分だったらしい。>>404]
……。
[ヴィリーの発言が聞こえると楽しそうな顔も一瞬引き締まった。>>402
クレムが特に大切にするもの。それは多分自分にとっても同じはず。冗談交じりであったが警戒心が起こるのは当然だろう。
兄のように受け流す度量はまだまだ無い。>>410]
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