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[嬉しいと言う言葉が聞こえると、安堵の雰囲気が漂った。
動いた唇は、丁度見えない位置にあったために気付くことは出来ず]
……貸して。
つけたげるよ。
[手をもたつかせる様子にテーピングが成された左手を伸べた]
……ん、そうだね。
思うがままに創ったものが評価されれば、嬉しい。
……もっとも、音楽なんてのは流行り廃りも激しいから、そこの所がままならないんだけど。
[冗談めかした口調で言いつつ、肩を竦め。
続いた言葉に、緑の瞳を一つ、瞬かせる]
ん、それは、そうかも知れない。
……勿論、それ故の辛さもあるけれど。
じゃがいもとドリアンを?
それはまた、凄いですね。
[武勇伝(?)に素直に感心し。ひとつ頷く。]
まあ失礼な。紳士だったら女の子にそういうことは絶対言っちゃいけません。
……でも、もしじゃがいもでスープ作ろうと思ってたのにドリアン持ってこられたら、私だったら困ってしまいますね。
ドリアンのスープなんて作ったことないですし。
[じゃがいもでドリアンのスープのようなものを作れるのがユーディットの凄いところだが、本人はそれには気付いていない。]
ええ、楽しいことは素敵なことです。
何かに夢中になれるってことは、もっと素敵なこと。
[更にエスカレートした提案には、苦笑を返した。]
調教なんて言葉、どこで覚えてくるんですか。
もっと女の子らしくしないと、男の子に嫌われちゃいますよ。
うん、行こうー
[オトフリートと一緒に、夕焼けの道を歩く。
ふと、両親と一緒に歩いた昔のことを思い出して、ぶんぶんと首を振った]
『もう、あの人たちのことは忘れたんだ…』
[つぶやいた声は、そばにいたオトフリートにも聞こえないくらいの小さな小さな声で。
程なく歩いていれば、宿屋にたどり着くだろう。]
あれ。
ユーディットに、ミリエッタ。
こんなところで井戸端会議?
[店の集う辺り、姦しい女性二人の姿を目に留めて歩みを向けた。
ころころと移ろう話題は混ざって聞こえて、何の話なのやら、焦点が掴めない]
[アーベルとカインを見送りながら。
頷いて、一度小瓶を鎖ごとユリアンに返す。テーピングに微かに指が触れた。
ユリアンの仕事柄、指をよく怪我するのは仕方の無いこと、とは分かっているが。やはり少し心配そうに。]
自衛団長が向かったのは村の中心にある酒場。
人が多く集まり、また11人の中には女将にとって大切な者達の名前も記されていたからだ。
取れる手段は知れている。
だが少しでも犠牲を減らしたいと思った。
大切な村人達。名前の記された11人も含めて。
それが何を自分に引き寄せるのかも知らずに。
―― 物語の扉は、人知れず開かれた。
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