情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
おてつだい、だもんね。
[本を読みながら、少女はそんな風に伝える。
思うと伝えるがおんなじで、ちょっと不思議な感じだった。]
はーい。
[気まずいのとか色々合って、オトフリートの意図に気づいたので返事したが]
ぁー。でも絵筆が盗まれたってことらしいですけど
[ため息をつくエーリッヒを見てやっぱり重要なのだろうとか思うが、重要さがいまいち実感もわかないとかで]
絵筆なんて他にもあるし、なんか他と違う特徴とか…ぁ、それに変わりのじゃ駄目なんすか?
「リディ、ちょっと、聞いたの?」
んー、なにを?
今本読んでるのー
「自分のじゃないでしょ、さっき言われてたやつでしょ。
で、絵筆が盗まれたんだって。」
絵筆?
絵筆なんてそこらにあるんじゃないの?
「違くて! 絵師様の!」
[そんなわけで情報収集はちょっと遅かった。]
僕の記憶が正しければ。
あの時、「逃げるな」と。
言った筈なんですが。
[妙に区切りつつ、変わらず笑顔で。
言外に「逃げたんだ?」と問いつつ]
採取に行って、肝心の絵筆盗まれてちゃ、元も子もないじゃないですか。
もし、長様をちゃんとできたら、
他の人のも集めないと。
そういえば、絵、描かないとなんだよね。
一緒にかく?
ひとりでかく?
隠れて描かないとばれちゃうよね。
代わりというか、つがいの一本は、俺の手元に残ってる。
[アーベルの問いに、視線をそちらへ向けながら答える。
弟の視線から逃げてるなんて、そんなことはない。きっとない]
でも、一本だけじゃ、だめなんだよ。
二本はつがいの一対、揃っていないとならないんだ。
だよな…そうだよな。不可抗力だよな
[気まずい思いをしたりとか全部それのせいだーとか内心八つ当たりしつつも、やっぱりそういう噂はあまり関わらないほうがいいな。と昨日からの連なりで思った。…とはいえ今思うことは後々忘れることなど多々ありつつも、ミハエルのいつもとは違う雰囲気にきょとん]
そう、おてつだい。
[言ってから、ぱち、と目を一度瞬いた。]
あら?あらあら?
近くに居なくても声が聞こえるのね。
素敵ね、すてきだわ。
[耳じゃなく頭に響く声が面白かったから、
ぎゅ、と、鞄を手で握り締めた。]
えふで、のおかげなのかしらね?
ね、あなた、ひみつのはんぶん、よね?
[区切りながらの問いかけに、視線はどこかを彷徨ったまま]
ああ、まあ、そうだけど。
絵の具が尽きてたからなあ。
どうしても、青色はすぐになくなっちまうし、気がついた時に補充しとかないとならないから。
[この辺り、嘘は言っていない。
空への願い、祈りを込める絵であるが故に。
背景には、空の青を使う事が多かった]
……というか、普通、盗まれるとか思わんって。
正直、そんな事を考えるやつがいた事自体、驚きなんだから。
そうね、かくれてかかないと、だわ。
見付かったら大変、だもの。
[聞こえる声に頷く。
幸い、誰かと話しているわけではないので
不審な動きは気がつかれなかった。]
いっしょに、かくかしら?
そろそろ「よる」だし、あなたが眠いならひとりでもだいじょうぶ。
まだ眠らないなら、いっしょに描きたいわ?
[絵をかくのは、ひとと一緒がたのしいから。
只それだけの理由だけれど。]
大変なことだねって言おうとしたんだけどさ。
[なんだかぼーっとしながら、思わず言葉がこぼれていた。]
ミリィせんせー、本当は絵師様狙い?
[まわりの人にちょっとずつ広がってゆくのは、仕方ない。
そのうち背びれ尾ひれがつきまくることは想像に難くないが、少女には知る由もないのだった。]
さっき、おぼれかけたときに、聞こえてたよ。
ふしぎだよね。
[それから、こくりと頷いた。
でも行動にあわせてはいないのだから、まだ良かった。]
うーんと、一緒に描く。
ねむくないよ、多分。
だいじょーぶ。
そんなもんなんですか
[視線から逃げてるとか思わず、もう一本ないと。というのに、絵師がいうからそうなのだろう。と思いつつ兄弟の会話の邪魔のならないように少し黙ってる]
[「遠慮」するエーリッヒには、大丈夫だとかなんだとか、
やはり真意を理解していない答えを返して、
弟に詰問を受けるさまを他人事として眺めていた。
途中、アーベルの言い訳(事実)に鋭い目を向けたりしながら]
……ああ、そうだ。
[ぽつと呟き、エーリッヒの背後に回ると手を伸ばす。
爪先立ちになったのは、仕方がない]
―広場―
[エルザに手を握られればほっとして。
彼女の指さす先を、ぼんやり見上げたりした]
[現れたアーベルにはお辞儀して。
頭上で交わされる会話は聞き流し気味にしながら、
袋のアトリに密かに話しかけていた]
色恋沙汰っておかしいね。
普段は堂々としてる薬師さまがとりみだしたり、あっというまに噂が広がったり、ふしぎ。
みんないつもとは変わっちゃうみたい…。
どうして目を逸らすんですか。
[そこはしっかり突っ込み]
はい、それは分かります。
で。
それを理由に、逃げたんですね?
[青の理由は知っているから、そこは肯定した上で。
今度ははっきり言った]
…まあ。
それは、僕も驚いたんだけど。
[最後の言葉に、漸く笑みは消えて。
普段のように呟いた]
へ、 ショック受け……
てるのかな?
[わからないで、友人に尋ねた。
少女はそれから彼女らと別れ、ミリィのところへ向かう。
丁度料理の申し出が聞こえて、]
ミリィせんせー、本命絵師様なのかぁ。
そっか、そりゃオトせんせーがミリィせんせーに悪いっていうよね。
[声に出ちゃったのは、多分ちょっとした問題だったのだろう。]
でも仲良しなのになぁ、オトせんせーとミリィせんせー。
あ、ミリィせんせー、本預かってまーす!
じゃあ、いっしょに。
何処で描く?
うちにくるかしら?ひとりだから。
だれにも、みられないわ。
[ふふ、と、どうしても笑みがこぼれる。
それでも何時も笑んでいる彼女だから、
大して変わらないのだけれど。]
[オトフリートの言葉には神妙に頷くと、
絵筆の話へ耳を傾ける]
[絵師の筆とはどのようなものかと、
興味津津といった表情になっていた、が]
なんだかその笑顔が怖いのだ…。
[ミハエルを見上げたとたん、
つい、そんな一言も漏れて]
いや、なんとなく。
[視線はやっぱり、彷徨ったまま]
……そこではっきり言うか、お前は……。
そういう所は、あれか。母さん譲りか。
[普段は穏やか、しかし、言うべき時には誰に対してもびしり、と意見していた母を思い出しつつ、こんな事を言って。
いつもの口調に戻った呟きに何か返そうとした矢先、後ろ向きに引っ張られるよな感覚と、微かな痛み]
って……。
なんだよ、一体……?
[訝るように呟きつつ、振り返った先には、薬師の姿]
[短い髪は抜き辛く、強く引くことになったが気にしない。
一本の金糸は手早くハンカチに包み、ポケットに仕舞い込む]
うん?
実験用だよ、実験。
[にやっと笑った。
その台詞は皆に聞こえても、先の話を知らなければ、
何の、かを意味するかは、そうそう理解出来ないだろう]
/*
ところで、ギュンターの絵って更新前に絶対かかなくても良いですよね?
このまま全員広場から離れないようなら、ふたりだけ広場から去るとバレバレですから、ギュンター発見が更新後直ぐされるようであれば回想のほうが良いですよね。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新