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あ…ミハエル君?
…大丈夫、かな。
[ゼルギウスの呼びかけに、ようやくミハエルが今まで黙っていたことに気付いたものの既に席を立ち出口へと向かうその背中は声をかけ辛い雰囲気で。
大人びて見えるものの自分よりも年若な少年を気遣ってあげられなかったことを申し訳なく思い眉を下げた。
追いかけようかと思ったものの、あの少年が年相応の甘えを見せることを厭う素振りを見せていたことを思えばしばらくそっとした方が良いかと思い、席に着いたままサンドイッチを口に運んだ。]
言わずとも分かっているとは思うが
イレーネの傍では吸うなよ、煙草。
あと、ミハエルの傍でも、な。
[ブリジットの言>>432に思わず念を押す。
何やら含みのある笑み顔>>435が見えて
青年はいやな予感に軽く柳眉を寄せた]
――…なんだよ。
[ぽつ、と返せば本を見せ付けられ
青年は知らず知らずのうちにその動きを目で追い]
読んで欲しいのか?
[意地の悪さが滲む表情が見えたから
問いに問いで返して視線を泳がせる]
[ちなみに。
ゲルダに渡した本と、今ちらつかせている本。
前者は、各種東西妖怪伝承を下敷きとした冒険紀行。
後者は異形の化け物の数多く出てくる伝奇ホラーであったとか。]
[ブリジットがライヒアルトに薦めている本を見ればゲルダの手に渡ったそれとは違うことが解って。
彼女の表情も見るに多分怖い本なんだろうなぁ、などと思いながらもくすくす笑って二人のやり取りを見た。]
―宿屋 食堂―
[席を立つミハエルに気づき、視線を送り]
無理してはだめよ。
[俯き気味のその背に、控えめに掛けた言葉は届いたかどうか。
小さく息を吐いて、前へと向き直った]
それなら、遠慮なく。
[ライヒアルトとユリアンそれぞれの言葉を受けて、籠をテーブルの上に置いた。
掛けられた布を取り、箱を一つ手に取る]
[掌サイズの箱の蓋を取ると、中にはさらに一回り小さなサイズの人形が収められている。
金の巻き毛に黒と銀のチェックのリボンとワンピースを身につける、円らな瞳の少女。
箱の内側にも布が貼られていて、それ自体が小さな小部屋のように見立てられ、傍には同じリボンをつけた黒猫がちょこんと控えている]
あまり派手ではなくて申し訳ないのだけど。
これなら、持ち運ぶのにも便利かと思って。
[別の箱の中にはバイオリンを持つ少年がいたり、綿で作られた白い子犬がいたり、それぞれに違う空間が作られていた。
シンプルなようでいて、細かな部分にまで配慮がなされていることは、見る人が見れば分かるだろうか]
……あら。
これは少し、タイミングが悪かったかしら。
[その中の一つから、赤い頭巾の女の子と間抜けな顔の狼が覗いた時には、そう苦笑を洩らしたが。
一通り見せた後は小箱を元のように仕舞って、相手の評価を待つ]
[本の種類が違う事に青年は未だ気づいていない。
クロエが笑っている要因が
自分とブリジットにあるとは知らず眸を瞬かせた。
視界の端ではカルメンとユリアンの商談が始まる。
カルメンの披露した人形に青年の眼差しは奪われた]
――…へぇ。見事なもんだな。
[男所帯ではこういった人形を目にする事は殆ど無く
意識することも無かったので其れは新鮮に映った。
タイミングが悪いと言った其れもチラと見えて]
ああ、御伽噺のアレか。
[子供に読み聞かせる事があった物語を思い出し
それから自衛団長の話が浮かび曖昧に笑う]
[カルメンが机の上に置いた籠は気になったが、商談ならば邪魔をしてはいけないかと思いそちらへは行かず。
サンドイッチをゆっくり食べベッティに美味しいと微笑み礼を言ったり、サンドイッチに挟まれていたハムだけ抜いて蒼鷹にあげたりしていた。
だがカルメンたちの会話やライヒアルトの感嘆が聞こえれば、どんななのかな、と気になってちょっと落ち着きがなく見えるだろうか。]
]
分かってるなら良いさ。
考え事しててうっかりは止めて呉れよ。
[ブリジットの返事>>443にゆると頷く]
そうそう、あの坊ちゃんだ。
未だ育ち盛りだからな。
[何だかニヤニヤされてる。
少しばかり調子が狂うのか青年は己がうなじを軽く撫で遣り]
――…やれやれ。
読ませて頂こうか、大作家殿。
[彼女の手を留める為に言葉を紡いだ]
―宿屋 食堂―
お褒め頂き光栄だわ。
[他方から掛かる声に視線をずらして、その主であるライヒアルトを見た]
そう、それ。
別のお話にすればよかったわね。
[そう言った時には、既にその箱の蓋は閉じられていたが。
それから視線はその奥、彼と話す女性が持つ本に何気なく向けられた]
気になるなら見せて貰ってきたら如何だ?
あちらさんは人形作家殿。
人形を作るのを生業にしてんだから
見せて貰って作品の感想、言ってみると良いさ。
[落ち着き無いクロエの意識が其方に向いてるのに気づけば
軽い口調でそういってチラとカルメンの方を見る]
愛でられる為の人形、だろ。
良ければ見せてやって呉れるかい?
[コトと首を傾げ話を振った]
如何致しまして。
もっと気の利いた台詞が言えればいいんだが。
[カルメンの返しにクツリと咽喉を鳴らし]
まぁ、気にする奴は居るかもしれねぇが……
物語の結末を思えば悪くはねぇんじゃねぇか?
めでたしめでたし、で終わるだろ、あの話。
チラとしか見えなかったんであれだが、
他のと比べても遜色のない出来に見えた。
其処は売り手の腕次第、だろうよ。
[なぁ、とユリアンに同意を求めてみせた]
[カルメンの手元にある赤い頭巾の女の子と間抜けな顔の狼>>441
御伽噺の結末を思えばその解釈は間違ってはいないのだが]
間抜けだと言いたいのかねぇ。
……ふ、間抜けな狼に喰われてみるか?
柔らかで甘い女の肉は好物だ。
[人には聞こえぬ聲は何処か意地の悪い響き。
揶揄るような人形と作り手に眼差しを向けるが
冗談半分といったところだろう]
勿論。
[ライヒアルトににこりと笑い、一度仕舞った小箱を一つ手に取る。
少し傾けて蓋を取れば、赤と青のコートを着た双子の姿がクロエにも見えるか。
中央の銀の鳥籠の中には瑠璃で作られた小鳥が一羽。
それは少し前に細工師夫婦に頼んだものだったか]
そういえば、その子は?
[中身を掲げたまま、ふと彼女の傍にいる蒼鷹に視線は移る]
そうなのだね
ライヒ君はそういう呼び方はしないのかい?
[思い出したように云う素振りと何時もの様子からしてライヒアルト自身が使う事は稀なようにも娘は感じて。]
ふふ…ライヒ君のクッキーは美味しくて好きなのだよ
子供たちが少し羨ましいな
[催促でも何でも事実は事実だと娘は語る。]
ン――――…一応は信用してもらえたのかな
[促された注意に、あくまでも自分は気をつけてる心算だと言い張るようで。周りから如何見られているかは娘の図り知る事ではなく、にんまりと微笑んでまかせたまえよ、と言いたげな表情を向けるのだった。]
本の虫とはこの事かい?
偶に本を買いに来てくれるものはジャンルは問わなかったようだし
ブリジットの描くお話は面白くて好きなのだよ、と僕は太鼓判を押しておくよ?
[そう云いながら、ブリジットがライヒアルトに本を勧める様子を嬉しそうに見詰めていた。]
あ…ライ兄読むんだ。
えっと…がんばって、ね。
[ブリジットが本を仕舞うのを止めるのを聞けば、以前興味本位で彼女のそれを読んだことがある自分は内容を思い出し苦笑いをした。
こんなことを言えばまた子供扱いされるのだろうが、怖いというかなんというか、名状しがたい内容でしばらく夜が怖かった程だったので。
とはいえ活字に慣れているライヒアルトならば気にはならないかもしれないが。
落ち着きの無い自分を見てライヒアルトから言われた言葉には、そんなに態度に出ていたかと慌てた。]
え、あ、わ、私そんなつもりじゃ…だ、だってお仕事中だったら邪魔しちゃ悪…
え、ぅ。
あの、お仕事の邪魔しちゃってごめんなさい。
ちょこっとだけ、見せてもらえるだけで良いから。
ライ兄も、ありがと。
[こちらが言う前にライヒアルトがカルメンに頼んでくれ、それを快諾されるのを見れば赤くなりながらもカルメンとライヒアルトに礼を言って。
カルメンがこちらに見せてくれるのを見れば、わぁ、と表情をほころばせた。]
いいえ、十分嬉しいわ。
そうね……
悪い狼は倒されて、食べられた人も戻ってきて。
[だが現実は、という掠めた思いは表に出すことはなく]
なら、期待させていただこうかしら。
[言って、ライヒアルトと同じくユリアンに視線を向けた]
ありがとう、カルメン。
[手間を掛けさせたな、と思ったが
其れは口に出さずにカルメンに感謝の言葉を向ける。
披露された人形のモチーフは直ぐに知れたが
ゆると目を細め眺めるのみで感想はクロエに任せるらしい。
ブリジットがおどけて言えば乾いた笑声が微かに漏れて]
皮肉って訳じゃねぇけどな。
修道院の方には余り入ってこねぇが
巷で人気があるってのは聞いてるぜ。
[ブリジットから差し出された本と受け取り表紙を見遣る。
ふと思い出したように腰の袋を漁り
慣れた手つきで相応の代価を彼女に差し出す]
―食堂宿屋―
[ゼルギウスの呼びかけ程度しか声も届いていない様子のミハエル>>421が出てゆくのはサンドイッチ片手に見送った。
もぐもぐと口を動かしていたから何も言わなかった]
これは吸い込まれそうな瞳だ。
黒猫とお揃いのリボンもいいね。
うん、こういうサイズのも結構好まれるんだよ。
派手じゃなくても見る人が見れば良さは分かるから、そこは勧める相手を選べばいいんだし。
[一つ一つを手に取らせてもらってとっくりと見る。
間が悪いといわれている作品も蓋閉じられる前に覗き込んで]
うーん。まあ今ここではそうだけど。
でも御伽噺を題材にしたのって街だと人気高いんだよ。
子供向けの絵本とかも広がってるから。
綺麗…
カルメンさんの子は、どの子も皆大事にされてて綺麗だね。
あ、この真ん中のはゼル兄達の子かな。
これも凄く綺麗。
[ゲルダのところで見る精巧な人形も、この箱の中に居る双子の人形も、愛らしかったり大人びていたりとさまざまな印象を受けるのだが。
どの人形を見ても大切に丁寧に手がけられているのは素人目にも伝わってくる。
さすがに銀細工や瑠璃の加工まではカルメンの範疇外だろうと思い、細工師夫婦に視線を向けて問いかけた。]
[そうして、しばし他の面々らと話をしたりしていたが、ゲルダたちが詰め所へと向かうと言い出すならば、共について行き団員達に程々に精神攻撃を与えることだろう**。]
[双子の人形と鳥篭を見てまず連想されたのは、今この場に集められた理由でもある伝承ではあるものの。
それは口には出さず、ただその人形と細工の素晴らしさだけを素直に言葉に出して。
蒼鷹についてカルメンから問われると、あぁ、と微笑んで蒼鷹の頭をなでた。]
あのね、私のお友達でベル兄の子なんだよ。
ベル兄が前に帰ってきたときに連れてきたんだって。
この子、すごく優しいんだ。
昨夜もずっと一緒にいてくれたんだよ。
[何やら言葉足らずな気もするものの、そんな説明をし。
ね?と蒼鷹に向かって首を傾げて笑えば答えるような一鳴きが返ってきた。]
うん、程々にして呉れると好いな
一度お店に戻ったら煙草、持ってくるからさ
[愛煙家である彼女の好きな銘柄を思い出しながら娘は幾つ居るのかとも訊ねることだろう。]
吸い過ぎには気をつけてほしいのだよ
結構きついの口にしてるみたいだから
[はにかむ様子に僅か笑みを向けるが、自衛団長ともどもそこそこな煙草好きである事は、何より売り手である娘の方がよく知っている事で。]
あんまりしねぇな。
昔は何度か呼んでみたんだがどうも慣れなくてな。
……ああ、また作ってくるから羨む事はないさ。
[ゲルダの言葉>>451にゆるく頷きを向ける。
そういった態度で何度も怪我してくる子を見てきた青年は
曖昧に笑って返事をうやむやにした]
本の虫ってのは否定しねぇが、な。
本を読むと世界が広がる気がして好きなんだ。
知らぬ事を知るのは楽しい。
へぇ、ゲルダがそういうなら期待させて貰うか。
[読むのが愉しみだと言わんばかりに頷き
手元の本へと眼差しを向ける]
―食堂宿屋―
遜色ないどころか、噂の品にだってしてみせるよ。
良い作品は良い人のところへ届けるのが俺の役目だ。
[ライヒアルトにニマリと笑い返す]
あの子は誰なのだろう
余り僕の記憶に無いのだよ…
[何処か様子の可笑しかったミハエルにそう想うのは、彼の身形が良い事と、年相応ではない口調が気になっていたから。クロエやライヒアルト達にそれとなく訊ねながら娘は不思議そうに訊ねる。尤も、こんな状況で平然としていられる訳は無いと想っているのもあって。]
ン…がんばってる風に見てもらえたのなら嬉しいよ
行って呉れて有難うね、クロエ…
[幼馴染にそう伝えて周りの話を聞き始める事にした。]
ん、あとこの本は読み終えたら直ぐに貸すから
読み終えたらまた本の内容のお話、しよ?
[幼馴染にそう持ちかけると、ユリアンとカルメンの商談が始まろうとしていた。>>441視線を向けると可愛らしい人形達が所せましと並んでいた。愛らしさにわあ、と感嘆し邪魔にならない程度に様子を覗っていた。]
可愛らしいのだね…やっぱり僕、カルメンさんの作品、好きだな
[そうして、狼と紅い頭巾の女の子のものも視界に収め。苦笑いを漏らすのに少し言葉を詰まらせてしまうけれど。]
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